現代美術とメディアアートの境目 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
岐阜は大垣市で開催されている「岐阜おおがきビエンナーレ2015 Cracks of Daily Life 日々の裂け目」を観てきました、今回は会場を市内のあちこちを使ったフィールドの展示からソフトピアジャパン・センターのホールを使った展示へと大きくスタイルを変えての展示でした。
会場には様々な作品が展示されていましたが、印象的なのはざっくりと言うと現代美術作品とメディアアート作品が混在する空間が設計されていた事ですかね。カテゴリーを分けて美術作品を考えるのもちょっと変かもしれませんが、なんとなく世間的にこの2つのジャンルは分けて言われる気がします。そしてこの2つのジャンルが同じ空間に置かれる事ってあまり無い気がするのですが、その混在した空間から見えてくるそれぞれの作品のコンセプトやテーマが面白いように思いました。
デジタルメディアデザインコースはデザインのコースではありますが、研究を通じて作品制作を行なっている部分もあって、デザインだけではなくアートとしてのメディア表現なども研究対象にしています、そういう意味でもいろいろな作品展を観ておくのは今後の制作や研究のヒントになる事も多々あり、教職員もそういった展覧会などには積極的に出かけ情報収集しています。
「岐阜おおがきビエンナーレ2015 Cracks of Daily Life 日々の裂け目」は今月23日(水)までとなっています、興味ある方は是非行ってみてください!