卒展看板PD

ところで卒展会場のプロダクトデザインコースの部屋の前にある「PD」の2文字。これ、実は今回の卒業制作で余った木材でできています。

下から20センチくらい「塗り残し」がありますね。

作ってくれた立石君いわく「作品としてはこれで完全、そして今後を期待させてくれるもの。」

という卒展の作品と生徒を意味しているそうです。この看板がある部屋にて、皆さんのお越しをお待ちしています。

明日、ついに最終日。皆様、是非、午後五時までにお越しを。

卒展JIDA講評会、明日は最終日!!

今日は土曜日、明日で最終日になります。

明日は5時までで搬出になります。

毎日のように数多くの来場者に観に来ていただき感謝です。

また、他大学含めて、卒展は観てまわって間違いないです。アイデアの宝庫。

そんな卒展をJIDA中部の方たちはまわって講評し、優秀者は表彰するという素晴らしい企画を何十年もやってきてます。

今日はそのJIDA中部の方による講評会でした。

造形のプロダクトとして、今回全体的に気をつけたことをひとつあげるなら、モノではなくコトであること。

トランスポーテーションでも、いきなりクルマを考えるのではなく、そのモノを含む全体を包括するコトを分析します。

そうすると、簡単にこれはクルマだとか、照明だ!とか割り切れないモノがいっぱい出来てきます。

今日のトップバッターは岡野くん。岡野くんも、散々、これはアートなの?デザインなの?と言われ続けて1年間。

やはりJIDAの方からも同様の質問。生々しくドロドロした部分もデザインです、という答えがあっているかは分かりませんが、、、

でも、自分の現したい世界を具体的に見せる、体感させようとする努力は誰よりも強かったと言えます。

観ての通り、多くの自画像が壁面に描かれて、来場者との一体感が感じられる作品になりました。

個人的に、いや、多くの人が、これはプロダクトなのか?でも、それでも、それでも、それでも、それはそこにあるし、何かがありそう。

意味があるだけがプロダクトなのか?シンプルや機能的であることだけがデザインなのか?

意味がないこと、生っぽいことにも震災以後意味があるのではないか、そう問いかける作品になりました。

つぎは展示室に戻って、プレゼン。全員分はありませんが、写真がブレてないものを紹介していきます。

鈴木さん?いや僕がプレゼン。。。。なんかさくさくプレゼンできちゃうなぁ〜と思いましたが、これで二回目!?プレゼンは自分でしましょうねぇ。。。

おつぎは立石くん。いやーすごいですね。会場全体からみんなプレゼン聞いてます。こんなかんじ。

一般の来場者の方たちも興味津々。他コースの同級生も興味津々。後輩たちも興味津々。

よ〜く見てみたのですが、おっ!立石君がしゃべってるじゃん!って、なぜか部屋にいる人全員ちょ〜見てました。。。ちょっとこれは緊張しますね。

プレゼンは、とっても良かったですけど、、基本的にモノがしっかり出来ているだけに、もうすこし要点に絞ってもよかったような気もします。

って、ついつい、立石くんが1年生のときのLGコンペ銀賞受賞で六本木ミッドタウンでのプレゼンを思い出しました。

ずいぶん話せるようになったものですw とにかく、緊張気味でしたが、プレゼンではなくモノで勝負する立石くんらしいプレゼンでした。

つぎは松田さん。デザインセンス溢れる作品。

落ち着いてます。クールです。

デザインもクールです。やはりデザイナーなら誰しも分かる見せ方の良さ。パッケージ、展開図、Tシャツの流れ。

文字もありますが、パッと見て分かるのは大事です。こちらもモノではなくコト。店頭からギフトになって、ハンガーになって、コト全体がデザインされているのが素晴らしい。

単にTシャツのグラフィックだけでもなく、コミュニケーションだけでもなく、パッケージだけでもなく、、、全てデザインする。展示もデザインされているからこその説得力。

来年から晴れてデザイナーですが、ジャンルにとらわれない素晴らしい仕事をしてくれると思います。

おつぎは黒木くん。

短期間で完成度をあげて頑張りましたが、あともう一歩頑張るともっともっと良くなったとおもいます。

おつぎは毎度おなじみ舟渡くん。作品の中の下の方に女の子が。快楽ですねぇ。え?プレゼン中?

こちらの方たちもプレゼン聞いてません。。。不思議なのは舟渡くんの作品に入っちゃうと快楽すぎて軽くトリップしちゃいます。

みんなハッピーになれる、御託はいいからさ、入ってみてよ、楽しいから。そんな快楽空間。

でもでも、、、こうなるまでには多額の借金?ではありませんがお金もかかりましたし、ものすごい汗と涙の作品なんです。

人が理解出来るレベルではなく、人が楽しめるレベル、というのはプロダクトにおいては最高レベル。そう簡単ではありません。

プロダクト4年卒業制作担当の非常勤の先生方の、厳しいご指導、プロダクトデザインとしての完成度を上げなければ成し得ない作品。

おつぎは上野くん。プレゼン大成功!プロジェクションに合わせて見事に説明。三菱自動車様やトヨタ自動車様などクルマ関係のデザイナーの方たちにも好評でした。

やはり、プレゼンは見せ方、流れ。

面倒でも音や映像、動画、五感をフルに使うこと、事前にしっかり流れをつくっておくことが大事ですね。

おつぎは松野さん。

本が三色になり分かりやすくなりました。戸谷先生のアドバイスは大きかったですね。

プレゼンもいい感じ?自慢のポートフォリオも完璧です!実はプロダクトのポートフォリオ、今年はみんな頑張りました。

こっそりポートフォリオがありますので、ご覧になりたいときは学生に話しかけてみてください。

おつぎは服部くん。

スパイダーチェア。実際に座って体感出来る実寸実物。角に展示になりましたが存在感はピカイチ。目立ちます。

影の出方もいいですね。毎日のようにサンダーを掛けてアルミ板で怪我しないように、努力を思い出します。

本当によく頑張りました。

おつぎは小中さん。この女の子は素晴らしいプレゼンをしてくれました。JIDAの方に「いくらでやとったの?」と冗談を言われるくらい。笑

こちらも、子供のオモチャなんだから、子供にも大人にも分からないと、と厳しい指導をして下さった非常勤の先生方に感謝ですね。

この女の子も何も説明していないのに、どんどん遊んでいます。

いいですね。こちらも楽しめるレベルまで出来ているのでしょうか。

見ているみんな笑顔。こんなふうなモノが出来たらと、想像するのと、実際に楽しめるかは別物。それだけに説得力あります。

来年からはオモチャのデザイナーとして活躍してくれることでしょう。

おつぎは福田くん。実は細かいところまで作り込まれています。

今年のいいところはみんな妥協が無い。しっかり出来た作品が多いこと。だって裏のプラの曲げだけで、、、、、○万円!すごいこだわってます。ほんと。

展示も綺麗にできました。いい作品です。

でも、関係ないんですけど、、ほんとにそんなに野菜好きなのかな??そこだけこんどちゃんと確かめてみたいですね。

最後にプロダクトではなく、工芸の塩野谷さん。是非JIDAに評価いただきたいということで飛び入りプレゼン。こういうの大事です。

ちなみにいままでず〜っとJIDAの受賞者は工芸が必ず一人。そして毎年工芸はレベルが高いと言われ続けてきていました。

今年はプロダクトも頑張りましたが、今年の工芸も負けていません。めちゃレベル高し。

こちら。実物を是非見てください。すごいです。

いわゆる家具の中身に使われる部材の良さを生かした作品。

今の家具って大体表面に木の皮を貼ってあるわけですが、その中の部材だけでつくってます。

これが塩野谷さんの作品だと大理石のような美しい文様が出て綺麗なんです。

素晴らしいですね。工芸コース。

ということで全員プレゼンして受賞者を決定。いままでプレゼンしてきた19名の中から2名(優秀賞、最優秀賞)を選びます。ドキドキ。

まずはJIDA優秀賞は舟渡くんの自己快楽の公開。

そして、最優秀JIDA賞は松田さんのTHINK。

さすがはJIDAの皆さん、プロダクト4年生も納得の受賞者で満面の笑顔。総評では各JIDAメンバーから他のもよかった、受賞はしなかったけどよかったよ、と有り難いお言葉の数々。午後1時からはじまって、4時まで3時間あまり熱心なアドバイスで学生達も感謝感激でした。ありがとうございました。

おしまい。

といいたいところですが、立石くんが何か展示が変わってます。

舟渡くんも。

来場者からも「毎日なんか違うね」とか「ん?またなんか変わった?」と言われてますが、

プロダクトコースの展示は毎日ベストを探していますw

卒展ラストスパート!あと2日!

今日のトップバッターは上野くん。

トランスポーテーションを考えて考え抜いての提案。

以前のブログで紹介しましたが、白い車体はなんとプロジェクションする為だったんです。

モックアップ、模型ってなんなんだろうって意外と考えないものですが、しっかりと見せ方、説明の仕方を考えてあります。

バイクの見えない部分を映像で見せて、なおかつ新しい見せ方を提案しています。

初めての挑戦で実は簡単ではなかったわけですが、なんとか出来上がってきました。

車体は塗装しなくてもいろんな表情を疑似体験できます。ある種デジタルメディアとしてのプロダクト提案。

ときに領域を越えるというのは、デザインする上では当たり前のことなのかもしれません。

もちろん、プロジェクションするからといってもディテールまで精巧に仕上げてあります。

おつぎは黒木くん。

「しずく」の形状を型抜きして必死に頑張ったかいがありました。

ウォータクラウンの一瞬の美しさをいかに感じ取ってもらえるか、なかなか綺麗に仕上がりました。