プロダクトコースの3年生はジョージナカシマのコノイドチェアーを制作しました。
作業風景を紹介します。
まずは3面図をトレースしました。座面の高さや角度、仕口の細かい寸法を確認した上で作業にはいりました。

木取り作業 板が厚いので、焦げがないように少しづつ板をスライド丸鋸でカット。

グラインダー作業 座面の削る作業は実際に座りながら座り心地を確認しながらの作業。

南京鉋の作業 面に鉋を一定に当てながら、美しい曲線を形つくる。

座面の仕上げ鉋 刃を立てずに傷つけないように優しく削る。

旋盤作業 綺麗に削るために刃の動かすスピードと、刃を木に当てる力加減をイメージしながら作業をし、8本のスポークが同じ形状になるように努力した。

ノミ加工 削りすぎないように、そして、面が滑らかになるように、力を加減しながらの作業。

仕上げ作業 商品になるレベルを目指して紙ヤスリで削り。始めは180番からスタートして800番まで仕上げ、きめ細かい表面に仕上げた。

穴開け作業 正確な角度を維持するために一人が指示を出し、相方がハンドドリルで全体重をかけ、慎重に穴を開ける。

背もたれのカーブ制作 直定規を曲げ、身体に馴染むカーブを探して墨付けをした。

仕口加工作業 組み立て時に支障が出ないように、寸法に気をつけて確認しながらノミで削る作業を少しずつくりかえした。

組む