1〜3年生 合同プレゼンテーション

こんにちは。このブログの中では、はじめまして!

PD2年の松浦です。

 

1/23、今期の授業を締めくくる1〜3年生の合同プレゼンテーションが行われました。

 

1年生は近藤印刷様との産学協同プロジェクト、

2年生は新しいチェスデザインの提案、

3年生は新しいケトルデザインの提案、

それぞれのプレゼンテーションを行いました。

 

 

トップバッターは私たち2年のなかでも「ヤバい」と噂の1年生のプレゼンです。

 

1年生は後期で松浦紙器製作所様と近藤印刷様、2社との産学連携プロジェクトを行い、今回のプレゼンではUV印刷などの実績がある近藤印刷様へ向けた提案についてのプレゼンを見せてくれました。

(その制作過程はこのブログ内でも度々紹介されていましたので、是非合わせてご覧ください!)

 

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プレゼンを見た感想は…いい意味で「ヤバい」!

出来てきた作品はもちろん、スライドもプレゼンも上手い!次に回ってくる自分のプレゼンなんて忘れて思わず見入ってしまいました…

 

休憩時間に聞こえるのは、やはり「ヤバい」の声。

先輩のはずなのに私自身学ぶところがたくさんありました。ありがとうございました!

 

 

 

 

2年生のプレゼンは置いておいて…

 

 

最後は私たちの先輩、3年生のプレゼンです!

 

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積層造形の考え方を活用した新たなモデル制作法で仕上げたケトルについてのプレゼンです。

薄いMDF(中密度繊維板:Medium Density Fiberboard)をたくさん重ねてつくるという、積層造形。この新しい造形メソッドに、先輩方はかなり苦戦された様子でした。

しかしそこはさすが先輩!プレゼンにはいつもの落ち着きと安定感がありました。とくにスライドの美しさはピカイチ!

今回も多くのことを学ばせてもらいました、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

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さて、ここで間に挟まれた私たち2年生のプレゼンについてです。

私たちは後期で知育玩具についての授業を行い、2つの作品を制作しました。まずは個人制作で子ども向けの玩具をつくり、そして次に作ったのが今回のプレゼンで紹介したグループワークでのチェスデザインです。

初めてのグループワーク、それぞれ役割を決め、個人制作とはまた違った難しさと楽しさがありました。きっとどの班も多かれ少なかれそれ、そう感じたと思います。

 

しかし共通して言えるのは、全5グループ、どれもかなり完成度が高かったということです!

 

 

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個人制作では到達できない仕上

がりに、私なんかは全て出来上がったときに思わず胸がじん、とするほど感動しました。(横にあるのが私たちの班の作品です!)

 

いままで私はたくさんの課題をこなしていく中でどうしても満足するものが出来ないことが多々ありました。課題が増えれば増えるほどそうなっていき、完璧に「終わった」といえるものよりも無理矢理に「終わらせた」というものばかりだったのです。

それが今回のグループワークで、本当に自信をもって、胸を張って「どうだ!」といえるも
のがわたしのなかでほとんど初めて作ることが出来ました。

 

この経験は自分ひとりでは絶対に出来ないものでした。班のメンバーには心から感謝しています。

 

プレゼンもひとりでやるのとはまた違った緊張感があり、手が震えるほど緊張してしまいましたが、他学年の方々、そして先生方にも作品についてお褒めの言葉をいただき、とてもうれしかったです。

 

 

今回のプレゼンテーションでは1年、2年、3年生が何をしてきて、そこから何を学べたのかを知ることで、見学した一人一人がそれらを吸収し、これからの制作に活かしていく良い機会になったと思います。

 

たくさんの学んだことを活かして、「終わらせた」ではなく、「終わった!!!」と胸を張って言える作品を作っていけるように、これからより一層精進していきたいと思います。

 

長文失礼しました。ありがとうございました!!!

 

PD2年 松浦

商品化?(°▽°)

プロダクトコース1年後期の産学連携 第二弾

「株式会社近藤印刷様への商品開発提案」

 

思えば、昨年の11月10日にスクールバスでお仕事中の会社にお邪魔して、透明フィルム+UV印刷、その他諸々のノウハウを惜しげもなくご提供頂きました。

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[これって、プロダクトの課題? 二次元ちゃうの?]

未知のテクノロジー御対面のワクワク感と共に、バシバシ発してた課題への不審オーラは記憶に新しい(笑)

・・・

工場見学後に、会議室でMTG。

目の前に並んだ、普段から見慣れたハズの素材…

 

PP200ミクロン_ナチュラル、PP300ミクロン_高透明、500ミクロンスーパーライン、硬質塩ビ500ミクロン、PET300ミクロン、軟質塩ビ300塩ビ梨地、・・・

 

「クリアファイルの材料」としか意識もしなかった素材が、こんなにも種類があって、それぞれの特性を活かされた形で世の中に出ている事を学びながら、、、、

 

少しずつ、少しずつ、

 

「これをプロダクトデザインの素材として使ってやろう!」というチャレンジャーの目つきに変わって行きましたね?

 

(^-^) ←ワタシ

・・・

 

でも、大学に戻っての何週間かは、

考えては没、描いては書き直し、作っては駄目、作り直しては駄目、 この繰り返し。。。。

 

 

(…作業と不安の年末年始)

 

 

年を明けて最初の授業が、企業の方々をお呼びしてのプレゼンテーションの日。

本日、1月19日の月曜日です。

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前半が終了した休憩時、近藤社長さんが仰いました。

「先生、、私…感動してます。」

「ごめんなさい。ホントはあまり期待していませんでした。でも、本当に皆さんのアイデアは面白いし完成度も高いし、ビックリしてます!」

(^^;)…←ワタシ

 

実は、指導担当の私も、この度の彼らの仕事はすばらしいと思いました。

プレゼンひとり5分+質疑応答5分、カンペ不可、マイク不可、その他モロモロ…

プレゼンテーションだけとっても、全員が完璧にルールを守り、しかも、本気で自分の作品をアピールしてました。

成績とか評価とか、そんな考えは飛んでいたと思います。そんなことより、自分のデザイン、考えを全力で企業の方々に伝えよう、認めて貰おう、というプロ意識とも思えるような意気込みがヒシヒシと伝わってきました。

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もしかしたら、この中から商品化されるデザインが生まれるかも知れません。

 

 

 

プロダクトデザインを学ぶ面白さや楽しさは沢山あります。

中でも、自分がデザインした「もの」が世の中に出て、沢山の人たちが使ってくれて、分かってくれて、笑顔になってもらえる。

その「醍醐味」を体感して欲しいと思っています。

 

 

おそらく、さほど遠い未来ではないでしょう。(^ ^)

 

 

プロダクトデザインコース

下尾

制作協力:株式会社近藤印刷様(http://www.noah-digital.co.jp/

 

 

 

 

 

 

青木先生ありがとうございました☆

2015年1月7日(水)

この日は非常勤講師として29年間ご指導いただいた青木雄作先生最後の授業でした。

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青木先生には名古屋芸術短期大学時代からずっとプロダクトデザインの基礎を教えていただきました。

 

かく言う私も在学時代から大変お世話になり、ご迷惑をかけ、卒業してからもまたいろいろとお世話になってばかりです。ごめんなさい。

 

授業後には在学生からのサプライズで花束などを贈呈しました。

先生の涙を見れるかと思いましたが、いつも通りの素敵なおヒゲ笑顔で最後にお話をいただきました。

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あとで聞いたら必死に涙を堪えていたそうです。

 

最後はおきまり、ハイチーズ!!

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青木先生、本当にありがとうございました☆

大好きでーす!!

 

研究室 宮地

2015年が皆様にとって安寧の年であります様に・・・

本年もよろしくお願い申し上げます。

15年賀状

 

本来であれば、手放しに新年の御挨拶と抱負などを述べさせて頂くべきところですが…ほんの数日前、私達の大切な…大切な仲間のお父様の訃報が届きました。
こういう場でのコメントとして書くべきかどうか随分迷いましたが…学生の年齢で親を亡くすという…言葉に出来ないほどの悲しみを思うと、どうしても…おめでとうございます、と書くことが出来ません。
早過ぎます。

新年を迎え、気持ち新たに希望や目標に向かって歩き始める時ですが、心静かに自分を見つめ直すこの機会に、改めて「命」や「家族」の尊さや儚さ、有り難さについて考えてみては如何でしょうか?
今年の1文字は「和」です。 「和して同ぜず」を信条に、成すべき事と大切な人達との関係について真摯に向き合いたいと思います。

数年前、私の父も他界しましたが…生前、神戸と岡崎の物理的な距離を隔てていた父子の関係は、今では精神的な近さ故に、いつでも一緒にいることが出来る様になった気がします。
一日も早く、彼女にも安寧の時間が訪れることを願って止みません。

本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

プロダクトデザイン 金澤

羊

by shade 29. Dec. 2014 ⒸH.Kanazawa