NOYES Showroom見学

プロダクトデザインコースでは本年度、株式会社NOYESと産学共同デザインプロジェクトを行っており、先日の6/26日にプロジェクトスタートとなりました!

株式会社NOYESは名古屋を代表するソファーメーカーであり、その製品はどれもこだわりとユーザーへの愛情で満ちています。まだプロジェクトの全容をお知らせすることは出来ませんが、びっくりするような展開がこの先待っています!

今回のshowroom見学では多くの学生が持っている”ソファーって?”といった疑問を百聞は一見に如かずと言うようにまずは見て、触って、体験してソファーに対する疑問質問を解決する見学会として提案されました。

入店!外観からもNOYESらしさが出ていて自然と胸も高鳴ります。

入ってすぐ目を引くのはやはりソファーたち。部屋を想定した配置は自然と座ってみたくなります。

中庭からは心地よい水音が聞こえ、自然なスタイルでソファーを体感出来ます。

中庭の奥にはソファー工房、職人さんが作業中です。

見学をしているとNOYES看板犬のcherryがお出迎え、学生に興味津々でみんな自然と笑みがこぼれます。

今回は見学だけかと思いきや、わざわざ社員さんからの説明を頂きました!それぞれのソファーの良さや特徴を聞き、体感出来る。いっぱい情報を蓄えてデザインに生かして行きましょう!

落ち着いた雰囲気に皆さんリラックスしすぎてますね(笑)

ショールームにはソファーの生地見本が随所に展示されています。自分のお気に入りの色を見つけてソファーをコーディネートする楽しみがありますね。

ここからイメージを膨らませてデザインにつなげていきましょう。いろんなひらめきがアイデアの呼び水となります、今回の見学会だけでなく日常に潜むちょっとした事を記録して次につなげる事が大切です。若くて勢いのある学生だからできるアイデアを出して期待に応えていきましょう!

今週末はオープンキャンパス

6月23日(土)・24日(日) は、今年度 1回目のオープンキャンパスです。

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プロダクトデザインコースでは、教員による進学相談や作品展示、学生と職員によるマーカースケッチ体験を行います。

この看板が目印!

みなさま、お楽しみに! 会場でお待ちしております。

NZU meets Syachihata 中間報告会

現在、プロダクト3年生はシヤチハタ株式会社様と『NZU meets Syachihata』と題した産学共同を行っています。

プロジェクト名
『名古屋造形大学・シヤチハタ産学協同プロダクトデザインプロジェクト (NZU meets Syachihata)』

内容
・シヤチハタ様の文具商品の現行ラインナップに対して、創造性に満ちた新たなコンセプトデザインを提示する。

最終目標
・学生が実際の商品企画を体験し、使う人がたのしくコミュニケーションできる文房具を考え、モノづくりを現実的なレベルで展開しコンセプトをカタチにしていく事を学ぶ。
・シヤチハタ様に対してモデル・パネル等を制作しプレゼンテーションを行い、評価をいただく。

本学にて『NZU meets Syachihata』の中間報告会を行いました。
シヤチハタ株式会社様からは営業企画部部長である清水孝洋様をお招きして、学生一人一人が現在考えているプランに対しての率直なご意見を頂戴しました。

学生一人一人が各々発表しやすいかたちで報告を行いました。

中には模型を作ってプレゼンを行う学生もいました。

川村君は実際に風呂敷を持ってプレゼンを行いました。

実物があることによって商品の形状などが伝わりやすかったです。

中間報告会では厳しめに評価する、とおっしゃっていた清水さん。

実際に職場で商品開発に携わっていらっしゃるため、現実的に商品化させた時を想定したコメントには、全員提案した案を一度見直す必要性を感じさせられたのではないでしょうか。

今回の発表の中で、デザイン性且つ商品化といった観点から最も良い評価を受けたのは水田くんでした。

彼のデザインした六角形の印鑑は、組み合わせることにり蜂の巣の形になるといったコンセプトでした。

デザイン的にも面白みがあり、画期的なものだったと感じさせられました。

最後に清水さんから実際に企画から商品化につながり、今では大ヒット商品として売り出されている“ケズリキャップ”のデザインを描いて頂きました。

ケズリキャップ http://www.shachihata.co.jp/catalog/new_item/kezuri_cap/

みんな熱心に見入っていましたね。

また商品化にまつわるエピソードもお話し頂きました。

今回の中間報告会は皆さんにとって自身の案を考え直す良い機会となったのではないでしょうか。

来月行われる最終報告会を楽しみにしています。

プロダクトデザイン特別演習ークレイモデル

プロダクトデザイン、特に車などのモビリティ開発には無くてはならない存在のクレイモデル。

デザイン業界ではポピュラーな造形方法ですが、一般には粘土細工くらいの認知度しかありません。

この実技ではモデリングの基礎となる面の作り方から複雑な自動車のモデリングまでを行います。

彼ら彼女らが一生懸命削っている茶色い粘土はインダストリアルクレイといってごく一般的な油粘土とは違い、常温ではかなり硬く硬化します。指では到底変形させることはできません。そこでヘラや専用の治具を使ってクレイを削ります。皆、母体の周りにクレイのかすがいっぱい出ていますね。

女性陣もがんばっています。というか男性陣よりきれいに出来てきてる?!、負けるな男たち!!!

カタチを起こすことはデザインに必要不可欠。立体をとらえるために一番の近道は自分で作ってみることです。この実技課題クレイモデル実習では体で実感し、手で覚えることで物のカタチを理解でき、説得力のあるデザインが生み出せるようになります。

彼らがどんな車を作っているか気になりませんか、、、。最終形態のモデルを今日、先生にお持ち頂きましたー。

奥が生徒製作中のクレイモデル。そして手前が完成したクレイモデルに実車同様の塗装をしたモデル。

車を知っている方ならご存知でしょう。この春発売されたばかりのFT-86です!

プロダクトデザインコースでは実際に企業の方をお招きして指導を頂くことが多々あります。このクレイモデル実習もトヨタ自動車から現役のモデラーを講師にお招きし、事細かに指導を頂いております。

これを目標にガンガン自分の腕を磨いて欲しいですね!

プロダクトデザイン特別演習ー木工

プロダクトデザインコースではコンセプトワークやプレゼンテーションといったデザイナー育成内容だけではなく実技として素材体験をカリキュラムに多く取り入れ、実際にモノを自分たちで作ることから学んでいます。

工房レクチャー風景、ここには木材加工に特化した工作機械がそろっています。バンドソー、ボール盤、フライス盤、サンダー、研磨機、パネルソー、etc,,,,,多すぎて書ききれませんが40種類以上の工作機械があります。

工房作業は危険を伴います。木材とはいえ飛んでくる破片は刃のように鋭く、それを削る機械は言うまでもありません。だからこそしっかりと使い方のレクチャーを受け、自分の技量を超えた作業をしないよう学びます。木工室のボス、榊原先生の鋭い眼光に生徒たちも熱心に指導を受けます。

さあ、実際に材料を使っての制作に入ります。

多くの生徒が、木材を使ってスツールを作ることが初めてだと思います。はじめは生徒も何をどうすればいいのか分からないと焦りがありましたが、次第に図面を書く表情も様になってきました。

皆、自分の手でモノを作る楽しさに時間を忘れて没頭しているようでした。

木工と言えば”かんな”、この作業は外せません。

かんなは使うのに熟練の技が必要です。皆さんはじめてのかんなはいかがだったでしょう?

なれない手つきで一生懸命かけました。さてその成果は、、、、、、

これはグループごとの結果です、皆さん苦労の跡が結果に現れていますね。

こうしてプロダクトコースでは毎回授業として素材に触れ、実際に製品を作ることが出来る人材を育成します。彼ら彼女らもスツールが完成すればもう立派なプロダクトデザイナーです。

卒業制作コース内発表

卒業制作の第1回コース内発表を行いました。

プロダクトデザインコースの卒業制作は、4月から1年間かけて制作します。

何度かプレゼンをし、軌道修正をしていくのですが、今回はその第一回目。

卒制のテーマ、コンセプト、アイデアスケッチの発表をしました。

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今年は他学年担当の先生や 1〜3年生も聴講し、緊張感のある3時間となりました。

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1人3分のプレゼン後、先生方から講評・アドバイスを頂きます。中には厳しい意見も…

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7月に行われる『コンセプトイメージ展』では、スケッチやモデルを展示します。

4年生の皆さん、お疲れさまでした。先生方からのアドバイスを参考にして、制作に取り組んでください。