卒展記念講演『浦沢直樹 with 和久井光司バンドのトーク&ライヴ「表現欲」』

卒展二日目が終了。

初日はオープニングセレモニー、二日目の今日はマンガコースの浦沢先生による”表現欲”トーク&ライブでした。

正直なところ、マンガ家の方のトークはまだしも、ライブ??と思うところもあったのですが、

実際は、最高にロックな素晴らしいトーク&ライブでした。

人間の表と裏とでも言うのでしょうか。誰しも、音楽を聴きながら仕事をしたりすると思います。

デザイナーの場合はスケッチを描きながらラジオを聞いたり、マンガ家の浦沢先生の場合はラジオやギター。

人間の脳も右脳と左脳がありますが、仕事の合間にしてしまうことって実は物凄く関係がある。

その表と裏の裏の部分を裏ではなく、表にしてしまおう、ポジティブにライブにしちゃおう、いやいやもう繋げてマンガでライブしちゃおう、

そういう実験的な要素と、ロックしなきゃいかんよ!と卒業するクリエイターに向けた強烈なメッセージに思えました。

マンガ家としての世界的に有名な浦沢さんの半分はロックだったわけですが、それもマンガ同様、中途半端じゃなくプロでした。

和久井光司バンドの音楽のイメージに合わせて即興でマンガを描いてしまう、、、

ほんとに夢のような、しかし普通なら緊張で震えてペンも持てないほどの大ホールステージでの現実。

これからは人前でスケッチを描くのが恥ずかしいとか、デザイナーだから趣味の音楽は遊びですよ、なんて冗談でも言えなくなりました。ハイ。

ま、そう書くと天は二物をとかいう話になっちゃいそうですが、

そうではなくて、そういう遊びというか本職以外がいかに大切か、どれだけ大切に出来るかに気づくことが大事なんですね。

卒展会場スナップ(子供さん編)

卒展会場に子供連れの方がいらっしゃいました。(もちろん撮影許可いただきました)

まっさきに向かった先は、、、、鈴木さんのBASEY!!

BASEYはサッカーボール状に六角形と五角形のベースを組み合わせることで空間を作れるユニット家具の提案。

それぞれのユニットには水場であったり、照明であったり、椅子であったり、窓であったり、インテリア家具の様々な機能がひとつひとつのユニットに分割されています。

ユーザーが創り出したい空間に合わせてベースを選び、組み合わせることで使いやすい空間が’出来上がります。

会場では子供用の水場として組み合わせた例。天井には水タンクとなりつつ、太陽光を水面が反射し、美しく室内を照らします。

見事に鈴木さんの狙いどおりです。。。

まずは天井の水を透かしたトップライトに喜んでいただきました。

椅子もちゃんと分かるのか喜んで座っていただけました。

棚も機能的?なのか活用されてます。

小中さんの作品も子供に大人気!

子供さんも楽しめる卒展です。

卒展はじまりました!

卒展オープニングセレモニーではプロダクトの舟渡くんと立石くんが選ばれました。

前日の搬入日に展示会場からロビーに運びセッティング。

舟渡くんの作品は分割してロビーを囲み、立石くんの作品はアンプもセットして音を出せるよう完璧にセッティングしました。

セッティング完了の様子。

そして本番の名古屋造形大学卒展オープニングセレモニーを迎えました。

ついにテープカット。卒展が始まりました。

ロビーをたくさんの人が埋め尽くしますが、立石くんのSputnikはちゃんと空いた空間に浮かんでいました。写真のように頭上に全てあるので、視界の妨げになりません。

インテリア家具が室内を圧迫しない為には非常に重要な要素。それなのに、照明、スピーカー、棚、、、家具として機能性も持っています。

来賓挨拶ではプロダクト客員教授の内田先生も御挨拶。卒業制作の指導でも大変お世話になりました。

ちなみにロビーの奥の作品は岡野くん。セレモニー会場をプロダクトの作品が囲みました。

今回のオープニングでは学長が作品配置を指示されていました。お忙しい中、短時間で学生の意見を尊重しながらの配置。感謝です。

オープニングセレモニーでは立石、舟渡両名の紹介も。

選ばれたことも有り難いことですが、それ以上に展示室とはひと味もふた味も違うロビーの展示場所に設置出来たことは両名には大きな収穫でしょう。