産学協同 シヤチハタ×NZU

前期タームも大詰め。
各講義ではプレゼンラッシュが始まります。
そんな中、プロダクトデザインコース3年次生も同様に春から行われてきた産学協同授業のプレゼンテーションが行われました。

ここはシヤチハタ株式会社本社。

約4ヶ月にわたる成果をここで発表します。皆緊張している面持ちでしたが、企業の方の前でプレゼン出来る絶好の機会を逃す訳にはいきません。

今回、彼らは文具をテーマに各々の作品を発表します、優秀かつ、今の市場に見合った物であれば商品化も検討され、発売の可能性も秘めています。

プレゼン開始。3年生ともなれば皆慣れたもの、伝えるという事に関しては手を抜きません。

質疑応答ではアイデアの根源やデザインの経緯をさらに深く質問されている場面や、コストなど生産に関わる具体的な質問も飛び出しでいます。
学生も知っているつもりでは粗を見抜かれてしまうのでしっかりとしたリサーチ、デザインの完成度アップが今後の課題ですね。

この中から商品化、または商品にアイデアが取り入れられる学生はいるのでしょうか。
皆さん十人十色、様々なアイデアが並びプレゼンテーションは好評のうちに終了しました。

コンセプトイメージ展を終えて

先週5日でコンセプトイメージ展が無事に終わりました。
たくさんのご来場ありがとうございました。

今回の展示を通して多くの方から貴重な意見を頂く事ができ、卒業制作に対し見つめ直す機会になったかと思います。
1人1人の意見/感想をまとめたので、是非ご覧下さい。

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●川村

皆様、コンセプトイメージ展はいかがでしたでしょうか?
『大人からのデスク』の川村 英之です。
私は学習机から卒業したユーザーをターゲットとした『大人からのデスク』を卒業制作のテーマとしました。
「作業の違い」や「使用する物」に着目して社会人や大学生からののデスクを提案します。
コンセプトイメージ展では具体的な形になっておらず伝わりにくい面もあったかと思います。
これからは、頂いたご意見ご感想やリサーチ結果をもとに徐々に形にしていき、9月の中間発表では「これでいきます!作り出します!」と自信を持って言えるような準備をしていきたいと考えております。
また、これからも叱咤激励、アドバイスなど頂けたら幸いです。
2月の卒業制作展では4年間の集大成として自信を持って展示できるように頑張るので、皆様よろしくお願い致します。

●栗谷本

卒業制作を進める上で重要な通過点の一つである「コンセプトイメージ展」が終わった。
展示期間中はコース内外の様々な来訪者と対話し、これからの方向性を探る事ができた。
来訪者との対話の中で気づかされたいくつかの要素を上手に吸収しつつ、自分が最初に決めた「軸」となる考え方に上手く溶込ませていきたい。

●小林

1年間取り組む卒業制作の最初のチェックポイントであるコンセプトイメージ展。
自分のやりたいイメージをなんとか表現し乗り切って一息..といきたいですが、講評で得た意見などを取り入れ最後まで気を抜かずに頑張っていきたいです。

●田沼

コンセプトイメージ展では、これからの卒展へと制作していく第一歩として、非常に頭を使いました。
全てが手探りで、一歩前進したかと思うと、それがすべて悪く思えてきたりと悩みながらのものでした。
まだまだ納得のいくものではないので、卒展までに自分の納得いくものにしていきたいです。

●中井

コンセプトイメージ展で1番感じた事は相手への配慮が足りなかった事です。
コンセプトイメージ展なので、パネルを読む方に明確にコンセプトやイメージを伝えなくては行けないはずなのに、
パネルが自分の自己満足で終わってしまっていました。
これから先、物を作るにあたっても、自分の自己満足で終わらず、相手への配慮を考えながら進めて行きたいと思います。

●中間

コンセプトイメージ展へのご来場、ありがとうございました。
長い期間悩みに悩み、まだ完全なコンセプトが決まらないまま今回のコンセプトイメージ展を迎えてしまいました。
モックの制作まで出来なかったことはとても反省しています。
しかし今回の展示を通し、たくさんのアドバイス/意見を頂く事ができました。
今後の制作に活かし、自分の考えを具現化し納得のいく卒業制作ができるよう進めていきます。

●長谷川

やりたい事はなんとなく決まっているのですが、いざ取り組んでみると、色んな問題にぶち当たります。
当たり前ですが、自分のイメージしていたものにはできないような気がしてきました。
この展示が終わり、今まで言われた意見を考え直しながら中間発表に向けてさらに良いものになるよう頑張ります。

●福岡

お忙しい中、ご来場ありがとうございました。
たくさんの方々から貴重なアドバイス・感想を頂き、今後の目標や課題がより明確になりました。
私は浴育をテーマに卒業制作に取り組んでいますが、もう一度コンセプトを見直し、きちんと現状の問題を解決するデザインができるよう頑張ります。

●水田

今回のコンセプト展で僕は、人に伝える事の難しさを感じました。
自分では解っている各部品などの用語、それが相手には伝わらない解ってもらえない。そういう点で自分には解説力の無さが強く感じられました。
今後この反省をいかし、シンプルかつ解りやすく改良していきます。

●森田

今回のイメージ展では何も知らない人へ概要を伝えようと思った。
しかしイメージさせるのではなく理解させようとする見せ方にした為、思いやりのないやり方だったと思う。また、各要素の掘り下げが浅いとも感じた。
最適な言葉選びを持って短的に伝えられるよう改善する必要がある。

●梁瀬

ぼくは今回のコンセプトイメージ展を通して意見を頂ける事へのありがたみを改めて感じました。
来場された方々に自分の作品への意見を多く頂きましたが、どれも多角的な視点ばかりで
自分の中だけでは導きだすことができないものばかりでした。
今回の経験を活かし、今後は自分のアイディアを積極的に人に見てもらい、話し合った上で
よりより作品へと繋げていければいいと思います。

●渡辺

今回のコンセプト展は、計画通りにコンセプトや方向性が決まらず試作を制作することができませんでした。
かなりぎりぎりになって考えたコンセプトなので裏付けとしての調査がしっかりできていなかったりと
かなり突っ込まれることが多いと感じました。展示会を行い、さまざまな人に意見をもらうことで、
自分では気づかなかった視点やアドバイスを頂くことができたので良かったと思います。
今後は頂いたアドバイスをもとに、コンセプトの変更も考えながら進めてきたいと思います。

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来場者の皆さん、他学年ご担当の先生や後期からご指導いただく先生方から、本当にたくさんの意見を頂きました。
他の学生に対する意見の中でも、自分の作品に繋がる新たなヒントに気がつくこともあったのではないでしょうか。
4年生の皆さん、貴重な意見を参考にして、夏休み中さらに詰めていきましょう。休み明けの中間プレゼンを楽しみにしています!