減災デザイン・プランニングコンペ2016 祝受賞

去る4/16(土)、芸術工学会が主催する減災デザイン・プランニングコンペ2016の本審査プレゼンテーションが神戸の「人と防災未来センター」にて行われました。

減災デザイン・プランニングコンペは本年で5回目となりましたが、実は3回目では名古屋造形大学のプロダクトデザインコースの学生が受賞しています。

今回は企業や海外からの応募も多い中、一次審査を通過し本審査への切符を手にした25名の中に名古屋造形大学プロダクトデザインコースの学生が5名も入りました。

 

審査結果は、プロダクトデザインコース3年の関谷祥子さんが優秀賞、同コース4年の加藤拓哉君が奨励賞、同じく4年の武藤ほなみさんが審査員賞、そして4年の山口祥吾君と廣瀬琴子さんが入賞を獲得しました。

 

おめでとう!

 

詳しくは、近日中に減災デザインプランニング・コンペのWEBサイト

http://www.gensai-design.com/GDPC/に掲載される予定です。

 

【受賞者コメント】

 

『優秀賞』「aqua paper」 関谷 祥子(提案no.2)

 

優秀賞をいただくことができ、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。
最初は「減災」という言葉もよくわからない状態から自分なりに答えを
導き出せたこと大きな収穫になりました。
モデル作りも試行錯誤しながら楽しむことができてよかったです。

この賞をいただけたのも協力してくださった先生方、友達、両親のおかげです。

ありがとうございました。

これからも自分の強みを探しながら活かしていけるように頑張っていきます!!

 

 

『奨励賞』「PdB」 加藤 拓哉(提案no.30)

連日の熊本地震で、改めて災害の恐ろしさを痛感しています。「減災デザイン」はとても重要な分野であり、今後、もっとメジャーになっていくべきだと思います。今回、自分自身もこのテーマと向き合うことができ、とても勉強になりました。私はこの度、賞をいただきましたが、作品としてはまだまだ不十分だと感じています。ブラッシュアップし、実際に機能するモノにしていくことがこれからの目標です。

 

 

『審査員賞』(佐藤優 選定)「Flowsiki」 武藤 ほなみ(提案no.13)

この度は審査員賞を頂けてとてもうれしく思っています。また、会場で様々な作品のプレゼンをみることができ、学ぶ点が多くありました。プロダクトだけではなくグラフィックや企画による減災の促進など様々な視点から課題にアプローチすることができると実感できました。今回の経験を次に生かしていきたいと思っています。

 

 

『入賞』「ECOCUP」山口 祥吾(提案no.7)

ECOCUPはインスタント食品の容器をたたんで捨てられる事により日常・被災時共にゴミ周りをスマートにする提案です。今回私の作品のコンセプトを評価していただいたことを自信に繋げ、さらにブラッシュアップしていきたいとおもいます。ありがとうございました。

 

 

『入賞』「tooth care」廣瀬 琴子 (提案no.44)

この度は賞をいただき誠に嬉しく感じています。どれも素晴らしい提案ばかりで、

勉強になりました。世の中にもっと減災グッズが普及していくことを願います。

 

 

以上の⒌名です。

 

 

詳しくは、近日中に減災デザインプランニング・コンペのWEBサイト

http://www.gensai-design.com/GDPC/に掲載される予定です。

 

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新入生研修2016〜1年次生感想〜

おはようございます!

本日は、4/9(土曜)新入生研修に参加した

プロダクトデザインコース1年次生のみなさんの

視察感想コメントを、一部抜粋して掲載します!

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木俣舞佳

私は、車のデザインには興味がなかったのですが、

トヨタ会館に展示されていた色々なデザインの車を観て、デザインそれぞれに個性があり、車のデザインを考えるのも楽しそうだなと思いました。

これから実習を重ねていき、自分が元々興味を持っていた分野のデザインだけでなく

車のデザインなど沢山の分野のデザインへと視野が広がっていくと良いなと思いました

 

久保ちひろ

トヨタといったら今の時代は車製造の大手企業というイメージだけしかなかった。
しかし、今回の研修で訪れた記念館はトヨタの紡績業をやっていた姿を、
見て、聞いて、触れて見学することができた。
特に、紡績機械や機織り機は瞬く間に進歩し、
糸や布の生産がどんどん容易になっていったのが感じられた。
緻密な研究によって今の糸・布が私たちの生活で密接に使われていると感じた。
もちろん、トヨタの車の歴史も見学した。
記念館には、車のボディから、車の小さな部品まで、たくさんの部品が展示されていて、
ひとつの車のメカニズムが明確に分かった。特に、実物大の車のモデルは色々な時代のものがあり、非常に興味をそそられた。
今回の研修を通じて、モノを作るといのは、何度も試作し、何度も失敗して、より良い製品が世に出回っていくんだと学んだ。わたしもこれからの大学生活で、そのようなプロセスを経て、これからの制作活動に繋げていきたい。

 

中島知哉

トヨタ産業技術記念館を見学してまず思ったことは、車を想像していたので最初に繊維産業についての展示がされていたことに少し驚きました。今までに見たことがない数の織機が展示されており、実演や丁寧な説明のおかげで時代ごとの仕組みの違いや工夫されているところもよく分かりました。

人力から水力、汽力、モーターと時代をすごく感じることができました。

金属加工コーナーでは、型に溶かした鉄を流し込むものだと思っていたので、

熱して圧力をかけて作る実演を見て驚き、貴重な体験ができたと思っています。
自動車館では、昔は自動車を作ることは不可能だと思われていたことを知り、

今、不可能だと思われていることも今後、実現できるのではないかと思いました。
物づくりは何でもゼロから始まるというこれから、いろいろな物を作っていくにあたっての大切な考え方も学ことができました。

さらに、何事もいくつもの積み重ねでできていること、難しいことに挑戦するという考え方をこれからの物づくりなどにいかしていきたいです。

 

長峰隆磨

TOYOTAといえば車というイメージしか無かったが、繊維機械からはじまったことを知りました。人力繊機は生産性や人手、経費など色々なことを考え、

品質の向上に何十年もかかったことに驚きました。
自動車館では、TOYOTAの車の歴史や仕組みを知ることができました。特に印象に残ったのは、外装のデザインだけでなく、内部のブレーキや速度変更などをする仕組みを知れたことです。ほかにも車体の塗装や組み立てもみることができました。
今回みたものは自分中でとても貴重な経験になりました。

このことを自分のアイデアにも参考にしていきたいです。

 

中山太平

今回の研修ではトヨタ産業技術記念館に行きました。以前からそこに行きたいと思っていたので今回行けてよかったと思います。

最初の方では織機に関する展示がしてありましたが、どの機械もただ展示してあるだけでなく、ちゃんと稼働するというところがすごいと思いました。
自動車の展示では時代ごとの最新技術やトヨタを代表する車が展示してあり自動車と時代の関わりをよく知ることができたと思います。また、自動車のデザインもその時代背景が表れていると感じました。

 

長谷川由真

今回はトヨタ産業技術記念館へ新入生研修で行きました。
記念館へ入り、まず驚いたの入り口にあった大きな機織り機の模型です。

名前にトヨタとつくため、車が主になる記念館だと思ったいたのでどうしてトヨタなのに機織り機があるのだろうと思いました。
しかし、中に入ってみると昔からある糸紡ぎの実演から現代の機械の実演まで揃っていてどう機械が発達していったのかが分かり、面白かったです。また実演が多くあり実際では早すぎて見ることの出来ない動きもゆっくりとしていて、とても見やすかったです。繊維記念館に豊田佐吉の理念も書かれており、これからモノ作りをしていく上で参考になりました。
自動車館では最初、自動車を作るというのがとてつもなく大変なことだったということが感じられました。中でもエンジンを作る、という作業は何度も何度も試行錯誤をして苦労して考えを練って作り出されたモノであると知り、今では考えられないほど難しいことであることが分かり、やはり簡単にモノを作ると言っても誰もしたことがないことをするのは想像を超える大変な努力と試行錯誤の連続であり、モノ作りの難しさと厳しさを教えられました。
私はモノ作りが好きでプロダクトデザインコースを選びました。いつかは誰も見たことがないモノを作りたいと思います。それはやはり昔のような努力や苦労がありますが、頑張りたいなと思いました。

 

羽根田愛理

小学校以来のトヨタ博物館でした。
中が前と少し変わっていたので驚きました。
糸車を復元して、それを使った糸紡ぎの実演は凄く面白かったです。
自動車館では、トヨタの歴史や車ができるまでの流れを学ぶことが出来ました。
エンジンの機能が進化していきだんだん良いものになっていく事に感動しました。

沢山の種類のエンジンが展示してありました。車のデザインも年代と共に色々変わっていく所が面白いなと思いました。楽しみながら、学べてよかったです。

 

濱田好見

トヨタ産業技術記念館では初めに繊維機会館を見ました。布が出来上がっていく行程を、

実演を交えて楽しく学び、ものづくりにおいての視野を広げることができました。
特に、タオルのソムリエだというスタッフの方に教えていただいた、縦糸と横糸のしくみや柔軟剤を使わずにタオルをふわふわにする方法はとても参考になりました。
次に自動車館へ行きましたが、車に詳しくない私は展示されている人の模型やミニチュアの車を見て楽しみました。一方で、体感出来る一部の機械などは触ってみたりしてなるほどと思える仕組みを学ぶことが出来ました。
この研修を通してものづくりの大切さや機械の発達技術を知り、さらにプロダクトのみんなともだいぶ打ち解けて話せるようになり、自分にとっても良い経験となりました。

 

彦坂知希

~自動車博物館へ行って~
紡績産業や自動車の成り立ちを見て、
感じて、触れることが出来ました。
モノの形を知ることができてとても有意義な時間となりました。
実際に自分の目で見るというのは楽しいですし
大切なことだと思います。ひとつひとつのパーツが組合わさって1つの車ができています。
車の中身が複雑になるにつれてボディも変わっていってます。
言われれば当たり前のことと自分から気づくことでは受ける印象もまた違いました。
これから何でもいろいろな方向から見ていき

創作活動をより素晴らしいものにしていきたいと思います。

 

三谷彩乃

豊田自動織機という言葉はきいたことあったけれど何かはしらなかったから今回行けてよかった。普段何気なく着ている服や使っているタオルが

どのようにできているかわかって面白かった。

明治や大正のすごく昔からあんなに複雑な仕組みの機会があったなんて驚いた。
綿を洗うところから綿を糸にして織っていくのを時代ごとにわかりやすく展示してあってすごいと思った。実演もわかりやすくておもしろかった。留学生のダビデとも話せてうれしかった。ドイツから来たということで留学に興味をもった。

 

矢頃雅大

今回は、授業が始まってまだ一週間もたたないうちに本物に触れる機会を得ることができました。トヨタのそもそもの成り立ちである繊維工場についてはほとんど知らなかったので、この機会にいろいろ知ることができました。実際に授業が始まってからまだ4日ほどしかたってないにもかかわらず、同じプロダクトの人とは話せてきていることには自分でもびっくりしています。

 

 

以上、PDコース1年次生の感想コメントでした。

みなさん研修お疲れさまです!

 

研究室 田中

新入生研修2016

2016年4月9日(土曜) 新入生研修が行われました。

お昼頃、名古屋別院に集合し

名古屋音楽大学と合同で参拝しました。

 

その後、各コースに分かれて散策です。

プロダクトデザインコースは

トヨタ産業技術博物館に行き、

産業の歴史について学ぶことができました。

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新入生のみなさん、これからの4年間

たくさん学んで充実した時間を過ごして下さいね!

 

研究室 田中