製図はインダストリアルデザインの分野ではなくてはならないスキルです。
本校のプロダクトデザインコースでは1年次生の後期から製図の授業が始まります。
まず最初はコップやティーポットといった普段見慣れた形状の製品を書き起します。アドバイスや手本を見ながらの作業でもなかなか上手にはいきません。
製図で重要な事は自分の書きたいカタチを狂い無く正確に相手に伝えるという事。
これが初めての人には至難の技で、矢印を忘れたり数値記入を誤ったりと思わぬところで間違いをしてしまいがち。デザイナーを目指すならまず製図の基本をしっかり習得して相手に自分のデザインをプレゼンしましょう。
そして、基礎を学んだみんなが次に学ぶのはモノのはかり方。
デザイナーには形を捉える能力が必要になります。モノの形を数値化して見る事で明確に大きさや距離感がつかめるようになります。
先生もあえて足がクロスした少し難しい形状をテーマにしました。みんな最初は話し合いながら四苦八苦でしたが、コツをつかめてきたのか後半はみんなスムーズに採寸出来ていましたね。
そして最後に自ら設計図をもとに立体物を作る課題が与えられます。
テーマは『バターナイフ』。
これもみなさん使った事があるモノですね。一見、バターをパンに塗るだけの簡単なナイフだと思いがちですが、ここからみんなの腕の見せ所です。
まずはアイデア、そしてデザインを図面に起こします。
みんなもう形を取るのにはなれましたね、黙々と図面ができあがっていきます。
みんな図面を引いた形状を木に起こし、削っています。
ここでいかに正確な図面を取ったかが、出来映えを左右します。
そして最後に完成したバターナイフを実際に使って見ましょう!
いい香りがしてきました。バターを塗ってみるならパンを、という事で後期最終授業はパンを頂きながらの好評会です。
使い心地はどうですか?個性に富んだバターナイフが出来ました。
自分で創ったバターナイフで食べるパンは格別ですね!
みんなこれで製図の重要性を理解出来たはず、これから生まれるアイデアには立体物になったときの形や説得力が備わっているでしょう。
最後にみんなのバターナイフを、、、。
これだけ個性豊かに出来ました。
この経験を糧に皆立派なデザイナーになる事でしょう!