産学共同プロジェクト(K&S&NZ)

こんにちは。

大学院生の中井です!

 

今回は株式会社梶川工作所様から産学共同プロジェクトとしてのご依頼で、

夏休みを使って巨大寿司チェアーの造形をさせてさせていただきました。IMG_2444

巨大な寿司の形をしたチェアーということから指示監督である下尾教授からの提案で、寿司の形に削り出した発泡スチロールにウレタン塗装をして仕上げることになりました。

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今回のプロジェクトでプロダクトデザインコースの学部生から有志を募ったところ、4年次生の天野くん、後藤くん、柏木くんが参加してくれました。

みんなで協力すればお手のものですね!

 

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梶川工作所の方も度々制作を手伝いに来てくださいました!

学部生たちとお互いに形を確認しつつ、一緒に作り上げていくことでモチベーションを高く保ったまま作業ができました!

梶川工作所の皆様、ありがとうございました!

 

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そしてこのチェアー、実は2つ作ったんです!

1つ目は私と学部生と下尾教授と梶川工作所の皆様とで1つを完成させましたが、2つ目は下尾教授1人で作ったんです!

早朝から夜中まで1人で削っては整え、削っては整え、、、

下尾教授には最初から最後まで色々と助けていただきました!

下尾教授、ありがとうございました!

 

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やっとの思いで完成した2つの巨大チェアーを梶川工作所の梶川様が塗装前にチェックしに来てくださいました。ここでは塗装前ということもあって、気になった細かい傷などを梶川さんと一緒に修正していきました。

 

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そしていよいよウレタン塗装です。

大阪から出張で来てくださった塗装業者様が手際良く準備をして、

いざ!ブッシャーーーー!!

斑もなくキレイにウレタン塗装をしていただきました。

私自身、ウレタン塗装を目の前で見るのは初めてでテンションが上がりました!

後から聞いた話しでは、ウレタン塗装はモノにもよるが塗装を吹いたところから、僅か5秒で固まってしまうんだそうです!

それは斑無くパパッと塗装しちゃうなんて、、、さすがです!

塗装業者様、ありがとうございました!

 

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こちらは、出来上がった巨大寿司チェアーの展示風景です。

2つの巨大寿司と大きな1枚のイラストレーションを展示しました。

————-<展示会情報>————-

UNKNOWN ASIA ART EXCHANGE OSAKA 2015

期間:2015年10月17日〜18日

会場:大阪市中央公会堂

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展示会はすでに終了しましたが、世界中のアーティストが参加していてとても楽しかったです!そして、私たちが制作した巨大寿司チェアーのブースを見ると、子どもたちが乗って楽しんでいる姿が!!よかったーー!!笑

 

さて、最後にタイトルの「K&S&NZ」についてですが、

企画、提案、運営をしてくださった梶川工作所様、

和風でクールなイラストレーションを描いてくださった佐野田さん、

巨大寿司チェアーを造形した名古屋造形大学の学生と下尾教授

の3つが協力して制作したことから

K=梶川工作所様

S=佐野田さん(名古屋造形大学OBのイラストレーター)

NZ=名古屋造形大学

「K&S&NZ」となりました。

 

今回このプロジェクトを通して改めて、ものづくりは誰かに使ってもらえてこそ、価値があるものだと感じました。

そしてなにより、一つの展示や一つのモノには色々な方の協力によって出来ているんだなと思いました。

ありがとうございました!!

 

P.S. 手伝ってくれた学部生のみんな本当にありがとう、お疲れ様でした!

 

プロダクトデザインコース 院生

中井

授業風景(造形表現/陶芸)

こんにちは。

 

今回も日常の授業風景をお届けします。

 

第3タームは1・2年次生合同で陶芸の授業を行なっています。

担当講師:下尾邦之先生、金澤秀晃先生

陶芸指導:渡辺さん(工房職員)

 

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まずは土に慣れるために手びねりでお椀作りに挑戦します。

薄すぎず、厚すぎず。コネコネ。。。

 

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翌週からは鋳込み成形で磁器のプランターを制作していきます。

 

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現在、素焼きをしたものの表面処理を行なっています。

最後に色を付けて本焼きしたら出来上がりです。

 

今はまだ真っ白なので、どんな色で出来上がるのかとても楽しみです。

木や土に毎日触れていて、大変だけどみんな楽しそうです。

 

研究室 宮地

授業風景(木工基礎/時計①)

こんにちは。

 

今回は2年次生の授業風景(木工基礎)をご紹介します。IMG_2409

 

担当講師:小林啓伯先生

現在は曲げ木を使って時計のデザイン・制作をしています。

 

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デザインスケッチ、三面図をかいたら、曲げ木の型を制作します。

 

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次に板を薄く削ります。

 

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そして現在、薄く削った木を熱湯で曲がりやすくして、型にあてて固定します。

 

来週、最後の制作に入り完成の予定です。

置き時計から掛け時計まで、どんな時計ができあがるか楽しみです。

 

研究室 宮地

Here come the future!

Back to the Future 2 でドクとマーティーが未来に降り立った2015年10月21日。

ほぼ30年間の時間を超えて私の前に現れたのは、プロダクトデザイナーの安積伸氏。
仕事の関係で名古屋を訪れることになった機会に名古屋造形大学に立ち寄ってくれました。幾つもの美術館でパーマネントコレクションにもなった沢山の作品を始め、多くの素晴らしいデザインを手掛けている安積君。 今回はプロダクトコースの学生を相手に興味深い貴重な話を聞かせてくれました。

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彼の作品とその開発にまつわる着眼や発想手法も面白く、それらを聴いた学生の皆さんが、何を感じてくれたのか…にも大変興味がありますが、私が…今は教育の現場にいる私が、安積君からの大切なメッセージとして受け止めたのは、若い世代に「志」を伝えることの大切さ。

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美術系大学では、テクニカルなスキルや知識としての手法、ロジカルな思考方法や経験としてのものづくりを伝える現場でもありますが、全ての背景にあるモチベーションの根源は自身の「志」の高さと「もがき続けることが出来る情熱」に尽きる。

安積君は若い頃に単身、異国の地で苦労し、自らの力でチャンスを広げてきた経験を持っている。
異国の地で向き合うのは、伝わらない言葉や異なる文化や生活もさることながら、「孤独」との戦いだと思う。 よしんば片言の英語が通じる友人が出来たとしても、心の機微が伝わる量は半分にも満たない。 現在の様な…身にまとわり付いて来るほどの通信手段の無かった80〜90年代初頭、単身で海外に暮らしていると…彼もまた、自分と向き合う時間に否応なく支配され…志と夢を増幅させ、成長した自分を想像しながら「もがく」以外にエネルギーを使う余裕など無くなってしまう経験をしたに違いないと思う。

そんな苦労をことさらに感じさせることもなく、むしろ淡々と上手くいくレールの上を走って来たかの様な彼の話を聴きながら、その大変だったであろう時間を想像していると、彼もまた「デザインが好きでたまらない人種」のひとりなのだと確信する。
デザインって、本当は自由で楽しいものなのだ…高みを目指して夢見る力と希望を伝えることが、今の私の仕事だと認識した。

どんな人にも様々な繋がりがありますが、この志の高さと…もがき苦しむ情熱を秘めた魅力的な人柄は30年前と少しも変わらない…まさにタイムマシンに乗ってやってきた…安積伸はその素晴らしい作品から滲み出る人柄そのままに、やっぱり素敵なデザイナーだった。

PD コース 金澤

芸術祭2015

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こんにちは。

 

昨日2015年の芸術祭が終わりました。

本日は片付け日で休講です。

 

昨夜の花火から一辺。。。

とっても静かな学校です。

 

今年も学生会のひとたちを筆頭に素晴らしい芸術祭でした。

卒業生にもいっぱい会えて嬉しかったです。

 

楽しさは写真からお届けします!!

 

研究室 宮地

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