こ〜よ〜み〜の〜う〜え〜で〜は〜

でぃせ〜んば〜〜

で〜も〜ハートはサバイバ〜〜

 

こんにちは。

あまちゃん見てません、4年中川です。

 

もう12月ですね。。

12月1日はカイロの日なんだとか。

モデル制作も始まりテラスでガシガシ作業〜

これからもっと寒くなるなか外での作業、、うぅ〜〜

そんな事言ってる場合ではないですね!

ガシガシガンバリマス

 

 

動画作成:小寺

 

※カイロの差し入れお待ちしております

メナード美術館で公開講座(最終回)

名古屋造形大学では、小牧市のメナード美術館とのコラボレーションで、一般の方が対象のEXTENSION PROGRAM 名古屋造形大学公開講座を毎年4回行っています。

ep

今年のテーマは、「創造と想像」

今年最後となる4回目は、私し下尾が担当する事となりました。産学連携を担う社会交流センター長として司会進行は担当してきましたが、講義となると話は別です。大学での授業とは訳が違います。

どこのどなたがお忍び(笑)で来られてるかも知れないし、音楽の著作権を仕切ってるJASRAC(ジャスラック:一般社団法人日本音楽著作権協会)の方が目と耳を光らせているかも知れない。。。

 

11月29日土曜日。

朝からの雨も上がり抜けるような青空のもとメナード美術館に到着。

〆切りギリギリに突貫工事で作ったポスターも、なんとかサマになっててひと安心。

最初は、司会進行と講義を一人二役でやるつもりでしたが、それは来られた方へ失礼ではないか?という気がしましたので、受付に来ている学務の伊藤課長に司会進行をお願いしました。伊藤課長は入学式や卒業式でそういうのを何度も経験されているのでお手のものです。あの渋い声で紹介されるとなかなか気分が良いですねぇ(^。^)

ポスターのび太

その代わり、受付は一緒に来ていた大学院生ののび太君こと中井俊樹君にお願いしました。のび太君ありがとう(笑)。

(のび太と呼ばれるのはあまり気に入ってない様ですがww)

 

さて、14時、いよいよ開始。

来られるのは近隣の方だけだと思っていましたが、豊田市など遠方からのお客様もいらっしゃって、また、私より年上の諸先輩方も多く、少なからずプレッシャーが隠せないままの講義の始まりです。

 

講義タイトルは、感動の「食べ方」と「摂り方」

日頃から学生に伝えていることを少しアレンジしてご紹介しました。

普段から私が学生に言っている「大学の短い在学中で結果を出そうなどと焦ってはいけない。本番は、卒業後の60〜70年という長丁場の舞台だから、卒業後に芽を出してくる質の良い種を学生時代に沢山植えときなさい」という事を伝え、その方法を教える内容です。

しかしながら、来られている方々は既に豊かな人生経験をお持ちの方が殆どですので、釈迦に説法状態であるのです。この満身創痍の覚悟で挑んだのですが、終わってみれば皆さんからお褒めの言葉を沢山いただく事となりました。

 

今回は、感動の要素として大きな役割を持った「音」については、実際に体感していただくために、いろいろと仕込んできました。

例えば、お涙シーンの鉄板である花嫁がご両親へ手紙を読むバックに流れる曲について。

ご存じ山口百恵さんの「秋桜」をワンフレーズ流しながら「おとうさん、おかあさん、今までワガママな娘でごめんなさい…」などと私がノリで言うと、それだけでウルッとした空気が流れ始めました。

その空気の中、今度は三波春夫さんの「チャンチキおけさ」を流します。まるで、コントのオチのようにどっと笑いが上がります。これは、歌や曲の善し悪しを言っているのではなく、グググッと込み上がる感情は「音」に大きく影響されるという事を理解して頂く為の実験ですのでご理解よろしくお願いします。当然、三波春夫さんの大ファンなら「チャンチキおけさ」を聴いて、生前のお元気な歌声を聴いて涙する方も沢山いると思いますが、それは、感動とは少し違う涙ですね。

 

講義は聴く側が主人公です。なので、今回は少し寄せていきました。(笑)

が、

「とても分かりやすかったし沢山の気付きをいただきました。ありがとうございました!」

と、帰り際に上品な初老の女性に言われました。

少しお話ししたのですが、ご主人の介護をされている大変な毎日の中でも、気付きと学びを大切にしながら前向きに過ごすことができます!と最高のお褒めの言葉をいただきました。…もう恐縮するばかりでした。

 

とりあえず大仕事が無事に終了し、あまりにも嬉しいコメントまで頂いたので、その晩は1人祝いをしようといろいろと買い込んで帰宅しました。

でも、四捨五入して還暦の身にとって徹夜明けの1日は辛すぎました。

お風呂から出た後の記憶がございません。(笑)

 

プロダクトデザイン:下尾