まだまだ卒業制作写真撮影第二弾!!Dギャラリー大型作品

本日、Dギャラリーで撮影された大型作品の画像データが納品されました。今回のブログでは大型撮影の一部の作品を抜粋して紹介していきます。

前回のブログで紹介したものはスタジオにて撮影されたものがメインでしたが、まだブログで紹介出来ていない作品はまだ半分以上の数があります。

また、三分の一程度、5名は自分で撮影するため、画像はこちらでは紹介出来ませんので、お披露目は卒展となります。

さらに、あと20日ほど卒展までありますので、各学生今も必死に作品作りに励んでます。

いままで5年間見てきた感じでいうと、撮影から卒展までの期間に頑張った学生ほど良い展示になるという実感がありますが、

これはおそらく、撮影で作品の展示風景がリアルに想像出来ることによって、改善することが全て展示に生きてくるからだと思います。

具体的には実寸サイズの場合、目にふれやすい部分と、そうでない部分など、展示者視点の改良であったり、手で触れる部分の質感であったり。

また、見ただけでわからない部分をパネルなり、補足説明に注力したり。。。

写真で見るのと、実際に見るのと、手で触れること、この3つは来場者はもちろん、作者にとっても大きく違うわけです。

特に触れる部分はちょっとしたサーフェースの平滑であったり、ちょっとした差異も人間の触覚は驚くほど感じ取ることが出来ます。

特に工芸コースの作品などはそのあたりは達人ですから、プロダクトとしては参考になりますし、

卒展ではお隣に展示されますので、来場者からは質感の違いをハッキリ感じやすいわけです。

とにかく、写真と展示はまったく別物です。皆様も展示会場でその迫力をご堪能ください。

Dギャラリー卒業作品撮影風景。

皆が本当によく頑張りました。作品は心を込めていればいるほどオーラを発しているものです。

大型作品というのは見た目簡単そうでも、ひと加工、いや、ひと移動するだけで物凄く手間隙がかかります。

壊れるリスクも重量があったり大きいですから、作業も慎重にせねばならず精神的にもきついものです。


どうですか。この大きさ!舟渡くんの作品。

全て、布を切って、縫って、文字をシルクスクリーンで入れて、、、苦心の作。

その名も「自己快楽の公開」。コンセプト(日本語で「概念」)がどうした!といわんばかりの迫力。

単純に家具だ、ソファだ、ベッドだ、インテリアだ、と瞬間で理解出来るものだけがプロダクトではありません。

特に、来年プロのデザイナーとして社会に出ていく前の最後の卒業制作としては勢いのある素晴しい提案でしょう。

先日、ドイツ、ケルン国際家具見本市で大きな筒?のような家具が発表されましたが、負けず劣らずのスケール。

ミラノサローネなどでも一見家具??というような作品が増えていますが、既成の概念から離れているからこそ初めは奇異に見えるものです。

学長ブログでも紹介されましたが、実際に写真撮影でも皆が駆け寄り、

手で触れて、座ってみたり、くつろいでみたり、快楽にひたるのを「公開」見せびらかして、、、それを見ている人も楽しんでました。

また、それぞれのパーツは組み合わせていろいろな自己快楽のカタチが出来上がります。

プロダクトデザインの新しい可能性とは、案外こういうところにあるのではないでしょうか。

お次は福田君の作品。

その名も「Vegetarium」野菜を見た目も日々楽しみながら、同時に保存出来る野菜の為の冷蔵庫?のような保存庫です。

一番上の棚は長物用ですが、冷蔵機能は無い代わりに、床の部分に水分を含んだジェルによって生育することが出来ます。

また野菜はカタチに合わせて、長いものは縦にすることが保存に適しているため、極力野菜を美しく魅せる保つことを考慮しています。

二番目の棚はユニットでそれぞれ取り出すことが出来ます。野菜にとって最適な温度湿度を保ちながら、

なおかつそれぞれのユニットを野菜に合わせることで保存することが可能です。

一番下の棚は芋や根菜など地中にある野菜の為の保存庫。光に当たらないように保存出来ます。

立石君の作品「Sputnik」運搬風景。運ぶところもとっても人工衛星っぽいんです。

もちろん本来の使い方ではありませんが、運んでいるとみんなビックリしちゃいます。

と、卒業制作の写真撮影はこんなところで。

あと、卒展では、なんとなんと浦沢直樹さんによるトーク&ライブがあります。本学マンガコースの客員教授の浦沢先生。

よく学内では御見かけしますが、ライブ!?楽しみで仕方ありません。。。

僕の世代は「YAWARA」世代でしたし、マスターキートンとかパイナップルアーミーとか、、、

寝る間を惜しんで読んだものでしたが、その浦沢先生のトーク&ライブが無料で!

これは我が大学のイベントながら行くしかないですね。あ、事前に要予約ですので、ご注意ください。