プロダクトデザイン特別演習ー木工

プロダクトデザインコースではコンセプトワークやプレゼンテーションといったデザイナー育成内容だけではなく実技として素材体験をカリキュラムに多く取り入れ、実際にモノを自分たちで作ることから学んでいます。

工房レクチャー風景、ここには木材加工に特化した工作機械がそろっています。バンドソー、ボール盤、フライス盤、サンダー、研磨機、パネルソー、etc,,,,,多すぎて書ききれませんが40種類以上の工作機械があります。

工房作業は危険を伴います。木材とはいえ飛んでくる破片は刃のように鋭く、それを削る機械は言うまでもありません。だからこそしっかりと使い方のレクチャーを受け、自分の技量を超えた作業をしないよう学びます。木工室のボス、榊原先生の鋭い眼光に生徒たちも熱心に指導を受けます。

さあ、実際に材料を使っての制作に入ります。

多くの生徒が、木材を使ってスツールを作ることが初めてだと思います。はじめは生徒も何をどうすればいいのか分からないと焦りがありましたが、次第に図面を書く表情も様になってきました。

皆、自分の手でモノを作る楽しさに時間を忘れて没頭しているようでした。

木工と言えば”かんな”、この作業は外せません。

かんなは使うのに熟練の技が必要です。皆さんはじめてのかんなはいかがだったでしょう?

なれない手つきで一生懸命かけました。さてその成果は、、、、、、

これはグループごとの結果です、皆さん苦労の跡が結果に現れていますね。

こうしてプロダクトコースでは毎回授業として素材に触れ、実際に製品を作ることが出来る人材を育成します。彼ら彼女らもスツールが完成すればもう立派なプロダクトデザイナーです。