現在、プロダクト3年生はシヤチハタ株式会社様と『NZU meets Syachihata』と題した産学共同を行っています。
プロジェクト名
『名古屋造形大学・シヤチハタ産学協同プロダクトデザインプロジェクト (NZU meets Syachihata)』
内容
・シヤチハタ様の文具商品の現行ラインナップに対して、創造性に満ちた新たなコンセプトデザインを提示する。
最終目標
・学生が実際の商品企画を体験し、使う人がたのしくコミュニケーションできる文房具を考え、モノづくりを現実的なレベルで展開しコンセプトをカタチにしていく事を学ぶ。
・シヤチハタ様に対してモデル・パネル等を制作しプレゼンテーションを行い、評価をいただく。
本学にて『NZU meets Syachihata』の中間報告会を行いました。
シヤチハタ株式会社様からは営業企画部部長である清水孝洋様をお招きして、学生一人一人が現在考えているプランに対しての率直なご意見を頂戴しました。
中には模型を作ってプレゼンを行う学生もいました。
川村君は実際に風呂敷を持ってプレゼンを行いました。
実物があることによって商品の形状などが伝わりやすかったです。
中間報告会では厳しめに評価する、とおっしゃっていた清水さん。
実際に職場で商品開発に携わっていらっしゃるため、現実的に商品化させた時を想定したコメントには、全員提案した案を一度見直す必要性を感じさせられたのではないでしょうか。
今回の発表の中で、デザイン性且つ商品化といった観点から最も良い評価を受けたのは水田くんでした。
彼のデザインした六角形の印鑑は、組み合わせることにり蜂の巣の形になるといったコンセプトでした。
デザイン的にも面白みがあり、画期的なものだったと感じさせられました。
最後に清水さんから実際に企画から商品化につながり、今では大ヒット商品として売り出されている“ケズリキャップ”のデザインを描いて頂きました。
ケズリキャップ http://www.shachihata.co.jp/catalog/new_item/kezuri_cap/
みんな熱心に見入っていましたね。
また商品化にまつわるエピソードもお話し頂きました。
今回の中間報告会は皆さんにとって自身の案を考え直す良い機会となったのではないでしょうか。
来月行われる最終報告会を楽しみにしています。