STUDY展

1ヶ月も前の話になってしまいますが、先月の5日から10日にSTUDY展を開催いたしました。

卒展以外に学外で行うもっとも大きい展覧会で、プロダクトデザインコースは3年生と4年生が出品しました。

会場計画、案内状のデザイン、オープニングパーティーの企画等すべて学生主体で行う事で、展覧会開催の経験を作ります。

プロダクトデザインコースの他に、建築コース、インテリアコース、ジュエリーデザインコース、工芸コースも合同で行いましたが、プロダクトデザインコースはひと際個性的な作品が目立ちました。バイク、自転車、車、時計、椅子、照明器具、洗面台、おもちゃ、家電、、、などなど本当に多種多様で、あらためて、「プロダクト」という分野の幅広さを実感する展示でした。

中でも異彩をはなっていたのは、着物を使ったインスタレーションのような作品。プロダクトというと用途のあるものになりますが、彼の作品はアートのような作品で、見た人の心を動かす実験のようなものでした。
実は彼の作品こそSTUDY展らしい作品で、卒展と違って実験的な作品、試行錯誤のスタディーを発表できるのが、STUDY展の良さでもあります。
まだ完成度は高くなくても、なんらかの形で作品を発表する事により、先生方やご来場頂いた方々に作品を見て頂き、講評して頂いて、最終的に卒業制作に向けての糧にする事ができると思います。

まだ対象学年は未定ですが、来年もまた4月に開催します。対象になった学年の学生は、最大限にこのチャンスを活かしてほしいと思います。