スタディー展始まりました!!

5/17〜5/22(10:00〜18:00 最終日は17:00まで)
名古屋市民ギャラリー矢田第2-7展示室にて第22回デザインスタディー展が開催されます。

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これは名古屋造形大学の建築・インテリアデザインコース、プロダクトデザインコース、ジュエリーデザインコースの学生が学年の枠を超え、課題の中で作り上げてきた作品を一同に介し、広く皆さんに見て頂く展覧会です。

プロダクトデザインコースからは・・・

2年生は「繋がるプランター」

3年生は「繋がるプランター」「曲げ木技法を使った時計」「減災コンペ」

4年生は「水栓とソープディッシュ」「積層造形によるケトル」「減災コンペ」

と盛りだくさんの作品を御覧頂けます。

場所は、大曽根イオンドーム店のお向かいですので、買い物がてら是非覗いて御覧下さい。

PD 金澤

産学共同プロジェクト(プリ・テック株式会社様)

 

プロダクトデザインコースでは2年次生の前期からプリ・テック株式会社様ご協力のもと「EcoDiss」を使用したデザインを授業で行なっています。

(http://www.pritech.co.jp/sangaku/)

 

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内田邦博客員教授監修のもと、前期に中間プレゼンテーション、最終プレゼンテーションと行い、優秀作品を選び会社で表彰式を行ないます。

 

その後、優秀作品は実際に「EcoDiss」で制作していただき、企業展でプリ・テック株式会社様のブースに展示していただきます。

 

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学生のデザインと「EcoDiss」の良さを最大限に出すために、ご担当の加藤様と学生が何度も打ち合わせをして、構造など細部まで詰めていきます。

学生の提出や連絡が遅れて、ご迷惑をお掛けすることも少々。

いつも本当にありがとうございます。

 

毎回楽しいデザインが出てきます。

次回もどんなものが出て来るか楽しみです。

 

研究室 宮地

卒業制作展作品紹介 その3

無事に幕を閉じた卒展。
悲喜こもごも…というか一喜一憂というか、沢山の来場者の皆さんに様々なコメントを頂き、最後のとても大切な学びの機会にした学生も多かったことと思います。
作品の紹介も今回が最後。 残りを一気に参りましょう!

 

須田 梨紗子

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Labiosは、身につけるカタチの口紅です。表情が出る口元は、あなたを映します。だからこそ美しい唇は、あなたを魅力的に見せるのです。ファッションの一部でもあるアクセサリーと口紅を融合する事により、気軽にいつでも持ち運ぶ事ができ、どんな瞬間も完璧で魅力的な女性でいることができます。その日のスタイルや気分に合わせてLabios(唇)を変えてみませんか?(須田 梨紗子)

 

後藤 将司

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私の卒業制作は「人と地域が繋がるモビリティ」というテーマを掲げ、観光地に向けたパーソナルモビリティを提案しました。

私の提案するVreehicleは日本の観光地に馴染みのある人力車をモチーフとし、様々な日本の観光地へ導入できるようなモビリティとしてデザインしました。

主な機能として

○自動運転技術を利用した観光巡り

○風を感じながら景色を見る事のできるシート

○SNSと連携し、思い出をお土産として共有する機能

人力車よりも気軽に、Vreehicleで観光巡りをしてみませんか?   (後藤 将司)

 

柏木 亮大

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N.A.R.V『New Amphibious Rescue Vehicle』=新水陸両用救助車

温暖化による異常気象で各地で大きな災害が発生している状況下にある今日、一般の救助車では走行することが困難な環境(水害・土砂災害)において迅速な人命救助を目的とした水陸両用救助車の提案。(柏木 亮大)

 

加治 志生吏

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私はサプライズをコンセプトに、動く収納棚を制作しました。

真ん中を軸に回転させる事で、魅せると隠すの機能を兼ね備えました。寄木細工のような模様が回転しながら移り変わることから、「ハコ」の意味をこめて「万華筐」と名付けました。私はデザインはエンターテイメントであると考えています。日々の生活に必ずしも必要とは言えないが、それがあることにより嬉しさ、楽しさ、美しさ、驚きを演出すること。集大成として、そんな卒業制作を目指しました。(加治 志生吏)

 

石谷 菜月

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でぃーぷ~深海をテーマにした雑貨たち~

潜水艦のお弁当箱とラブカの化粧ポーチとジュウモンジダコの巾着です。

毎日使うためにただ可愛いだけでなく、ちょっとした便利さをプラスしました。

(石谷 菜月)

 

天野 皓

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木材の柔らかさを追求した椅子。

木材のもつ暖かさ柔らかさのイメージを座った時に体感できる椅子。(天野 皓)

 

如何だったでしょうか?

どうなることかと気を揉んだ序盤戦のツケが回り、後半はドタバタのフィニッシュを力業でねじ伏せた学生もいましたが、私も出来るだけ美術館に足を運び、彼ら彼女達が一生懸命に来場者と話す姿を見ていると、自分達なりにデザインに向き合ってきた4年間は、充実したものであったと感じることができました。

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会場では、制作風景を編集したビデオを流していたのですが、ビデオの最後に今年のテーマ「デザインって何だ?」という問に対し、自分達の考えをフリップ1枚にまとめた画像がテンポ良く続きます。 彼らの明るい笑顔やおどけた姿を見る度に、彼らの未来が明るいものであることを願わずにいられません。

PD 金澤

 

授業風景(木工基礎/椅子)

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こんにちは。

今回は2年次生の授業風景をご紹介します。

担当講師:小林啓伯先生

 

2年次生全員で「J39 シェーカーチェア」というを名作椅子を自分たちなりに理解し1脚制作してみました。

 

まず、部材表を元にそれぞれがパーツを作っていきます。

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各自が切ったり削ったものがそろった時、1つのものができあがります。

 

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脚の<貫>を木工旋盤で削ります。

1本1本手作りなので、同じ太さにするのが至難の技です。

 

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同じ丸棒でも4本の脚は角材を鉋で削って、面を残す事で手触りを変えています。

 

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作業はまだまだ続きます。

今度は背板を曲げ木を型に固定して作ります。

 

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パーツがすべてそろったら組みあげます。

カタチがみえると俄然テンションがあがりますね!

もうすぐもうすぐ。

 

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そして、最後に座面を編み完成です。

 

制作工程をかなり“さくっ”と書いてしまいましたが、完成までには週1回の授業で5回分ほどかかっています。

もちろん授業外もずっと作業を続けたからこそスケジュール通りに完成できたと思います。それぞれが役割を果たしできた1脚はとても座り心地も良くかっこいいものになりました。この椅子は今年の5月に矢田ギャラリーにて開催する「STUDY展」にも展示します。会場でこの椅子を見かけたら座り心地はもちろん、脚や貫にまで注目してみてくだい。

 

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研究室 宮地

後期終了の雪

こんにちは。

 

本日、名古屋造形大学は雪が積もっています。

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昨日(19日)で後期の通常授業は終了し、来週は定期試験があります。

そんな小休憩気分な本日、大学が白い世界に変わりました。

 

さて、昨年お伝えした3年次生課題のソープディッシュが焼き上がりました☆

こちらもキレイな白色がでました。

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この作品は5月に矢田ギャラリーで開催する「STUDY展」に展示します。

ソープディッシュは本来の課題である「水回りのデザイン」の一部です。

会場では「だからこのカタチなのか!」など、発見してみてください。

 

本年度もあと少しですが、2月の卒業展示会などまだまだイベントをご紹介していきますので楽しみにしていてください。

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 題「大学へ続く足跡」

 

研究室 宮地

授業風景(水回りのデザイン)

こんにちは。

 

今回は3年次生の授業風景をご紹介します。

 

担当講師:鈴木光太先生

陶芸指導:渡辺さん(工房職員)

 

現在、鈴木先生の授業で水回りのデザインをしている3年次生は、陶芸室で課題の1つであるソープディッシュを制作中です。

 

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各自いろいろな素材の原型からとった石膏型に磁器を流し込み、周りに層ができたら余分を出して型から外し、乾燥させてバリをとりスポンジなどで面を整えます。

 

本日は素焼きしたものに釉薬を塗る作業です。

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素焼きの表面をキレイにして、釉薬を漉して不純物を取り除き、いざ!

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ドボン!

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ドボン!

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ドボン!!

 

二度付け不可な一発勝負の為、みんなヒヤヒヤしながら次々とダイブさせていきます。

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<釉薬が乾くまで器をキープする際、体も不自然な体制で固まってしまう加藤君>

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<他の人の作業を見て「おお〜」と言っている学生たち>

自分の番までドキドキです。

 

さあ次回は本焼きしたものをご紹介できます。

写真では釉薬を塗った器はすべてグレーですが、焼くと奇麗な白になります。

 

ご紹介できるのは来年になってからです。

どうぞお楽しみに〜。

 

研究室 宮地

授業風景(木工基礎/時計②)

こんにちは。

 

今回は以前(2015/10/26)お伝えした2年次生の完成作品をご紹介します。

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担当講師:小林啓伯先生

前回曲げ木を型にあてて、時計のフレームを制作していました。

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フレームが固定できたら文字盤と接着し、面を処理します。

 

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最後に時計用のパッケージも作って完成です!!

 

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初めての曲げ木制作とは思えないほどのクオリティです!

ステキすぎる!!やっぱり木はいいですね〜!!

フレームの固定に苦戦していたと思っていたらあっと言う間に完成していました。

というのも授業後も先生に頼んで残って作業を続けたり、授業以外に時間をみつけてはコツコツと作業をした結果だと思います。

 

現在は2年次生は椅子を制作中です。

今後はその様子をお届けしていきます。

 

研究室 宮地

NZU☆1日体験入学

こんにちは。

 

本日は1日体験入学で高校生とワークショップを行いました。

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名古屋造形大学の日常を体験してもらおうということで、

プロダクトデザインコースではアクリルや木を使ってオリジナルクロックを作ります。

 

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まずはやっぱり自己紹介☆

在学生(3年次生)4名と高校生のみなさん3名でゆったりとスタートしました。

 

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おしゃべりしながら、和気あいあいと進むと思っていましたが、

制作に入るとみなさん黙々と手を動かしていました。

やっぱり作ることが好きなんですね。

 

 

と思っていたらもう制限時間になりました。

最後はプレゼンテーションで締めくくりです。

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短い時間でしたが、プレゼンテーションもしっかりしていて普段のプロダクトデザインコースの授業さながらでした。

 

来年もオープンキャンパスなどでプロダクトデザインコースを知っていただける機会はまだまだあります。

 

少しでも興味のある方はぜひお越し下さい。

お待ちしております。

 

研究室 宮地

1台、欲しい〜(´。`)

今日は、デザイン棟の前の道には高級車がズラリ!

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現在2年次生の授業では、自動車部品メーカーの住友理工様と一緒に産学連携課題に取り組んでいます。 同社が開発された新素材の用途開発ですが、今回はテーマを「インターフェース」とし、クルマに搭載可能なデバイスのデザインにチャレンジします。

2年次生ですので、自家用車はもちろん、学生達の半分は未だ免許証を持っていない状況ですので、先ずは現状把握の為に装備の充実した色々なメーカーのクルマに実際に触れ、操作系、視認系についての考え方の違いや優位性を知ることにしました。

前から、BMWの5シリーズ、プリウスのPHEV、LEXUSのGS、日産のSKYLINE、比較対象にトヨタのFielder と BMWの3シリーズの6台を並べ、徹底比較。
ナビの目的地設定の手順比較や文字入力の各社のポリシー、ステアリングホイールの手元スイッチの考え方や、空調、音響、シートメモリー、リモコンキーの使い勝手など、様々な部分にあるインターフェースを手掛かりに「使いやすさ」や「見やすさ」のポイントや質感の表現を体験しました。

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その後のラップアップで、直感操作の観点から学生達の1番人気だったのは、LEXUSのGS!視認画面は遠焦点、操作系は手元に置いた遠隔操作のレイアウトですが、マウスをそのままクルマに持ち込んだ様な概念や、画面のボタン表示位置に呼応して手元のジョグレバーにクリック感が出てくるなどの、節度感やフィードバック技術が素晴らしい…と評価。

ベンチマーク評価は自動車メーカーでは珍しいことではありませんが、皆さん休み時間も惜しんで返却ギリギリまで触りまくりのリサーチになりました。

(700万以上するクルマに座る機会なんて、大人でもそうそう無いですよね…壮観な景色に思わず興奮してしまいました…試乗してみたいなぁ〜(@_@) あっ、よだれが…)

 

若者のクルマ離れ…が囁かれ久しいですが、実際に触れてみると結構エキサイトしていた様で、クルマに魅力を感じた学生も多かったのでは無いかと思います。

さあ、現状のレベルが何となく分かってきたところで、来週からは新素材を応用した各自のアイデアに落とし込んでいきます。
今回は短期決戦で臨みますが、自動車メーカーにいた私にとっても、アウトプットが非常に楽しみな課題です。
皆さん、頑張って!!

PD 金澤

授業風景(造形表現/陶芸)

こんにちは。

 

今回も日常の授業風景をお届けします。

 

第3タームは1・2年次生合同で陶芸の授業を行なっています。

担当講師:下尾邦之先生、金澤秀晃先生

陶芸指導:渡辺さん(工房職員)

 

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まずは土に慣れるために手びねりでお椀作りに挑戦します。

薄すぎず、厚すぎず。コネコネ。。。

 

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翌週からは鋳込み成形で磁器のプランターを制作していきます。

 

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現在、素焼きをしたものの表面処理を行なっています。

最後に色を付けて本焼きしたら出来上がりです。

 

今はまだ真っ白なので、どんな色で出来上がるのかとても楽しみです。

木や土に毎日触れていて、大変だけどみんな楽しそうです。

 

研究室 宮地