森田裕之登場 またも快挙!

登場シリーズ第2弾

今日は、プロダクトデザインコースの卒業生、森田君の活躍を御紹介します。
彼は、2014年3月に本コースを卒業し、イギリスに渡り、プロダクトデザイナー:安積伸氏(今年度の卒業制作展記念公開講座に御登壇頂きます!)の「a studio」でインターンシップを経験。

この時の卒業制作作品は、イタリア主催の国際コンペティション「A’DESIGN AWARD & COMPETITION」にてArts, Crafts and Ready-Made Design Category Silver prizeを獲得しています。(このコンペティションは世界最大の規模を誇り、カテゴリーは105項目、世界150カ国からの応募。2014年の応募総数は約12000件。審査員には50人のデザイナー、ディレクター、ジャーナリスト、専門家がおり、全員の評価と投票で賞が決定します)
【受賞作品】
http://www.adesignaward.com/design.php?ID=31494

 

そしてその後、スイスの美術系大学院に進学した経歴を持ちます。
今回は、その大学院での修了プロジェクトが、この度ジェームズダイソンアワードの国際トップ20プロジェクトの1つに選ばれました!!

以下、御本人の Facebook から引用。

電力供給がない環境でも使えるハンディ掃除機のデザインです。車の中や料理をした直後のキッチン周りなど、日々の生活環境を気軽に少しだけ綺麗に保てるようにとスタートしたプロジェクトです。充電や電気コードの煩わしさから解放する為に、電気モーターを補う手動の機構を開発し、低騒音で使える事を目指しました。
詳しいプロジェクトの詳細は以下のリンクをご覧ください。
https://jamesdysonaward.org/ja/projects/omit/ (是非、動画も御覧下さい)

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2015年に招聘講師で訪問してくれた安積伸氏と(向かって左から、森田裕之君、安積伸氏、筆者)

彼は現在帰国し、セルフプロダクトを進めながら次なるチャンスを狙っており、最近はアトリエにもよく顔を出してくれています。

せっかくの機会ですので、現在彼が取り組んでいる天然ゴムを使い、成型方法を学生達にも体験してもらいながら、素材から発想する彼のプロセスを紹介してもらいました。
デザインに対する彼の貪欲な取り組み姿勢と考え方は、後輩達にも感じて欲しいところ! 彼にも更に羽ばたいて欲しいですね!

PD 金澤