3年生がイスを作りました。

少し前の話題になってしまいますが、3年生の授業でイスを造りました。
プロダクトデザインコースは、名古屋造形大学の数あるコースの中でも、一番多種多様な素材に触れるコースではないでしょうか。今回は椅子造りを通して、木という素材に触れました。
 数人のグループに分かれて作業をし、グループごとに発表をしました。
このグループ作業というのは、2年生まではあまりなかったのですが、3年生になって、2つの授業で取り入れられています。


 グループでの作業は、友達の意外な一面を発見したり、お互いに学び合う事ができる良さがありますが、一方で、意見が食い違ったりしてやりにくい場面もあると思います。でも、社会に出て仕事としてデザインをする場合は、1人で作業をする事はほとんどありません。そこには必ず依頼人やエンドユーザーがいるし、設計、企画、技術、、、いろいろな役割の人が関わって、1つのプロダクトが完成します。その中で、いかに相手の意向をくみとりながら、自分のデザイン主旨を通していくかという事が、デザイナーの仕事の重要な部分を占めると思います。良いデザイナーは良いネゴシエーターであり、コーディネーターであり、ファシリテーターであると思います。(横文字ばっかりですみません、、、)
 その意味で、グループワークは是非、力を入れて取り組んで下さいね。

ちなみに、この鏡付きスツールは、私ぐらいの女性をターゲットユーザーにしてデザインしてくれた椅子です。しっかりリサーチもしてくれて、とっても可愛い椅子を造ってくれました。ありがとね〜。

本当に個性豊かな椅子がたくさんできました!小林先生、ご指導ありがとうございました。