PD環境改善プロジェクト3日目工房・テラス編2

連日の作業に学生、お手伝いの先生方も疲労が見えてきましたが、全体では半分を過ぎました!

本日も前日に引き続き工房・テラスの作業となります。

アトリエ同様床の汚れをはがしていきます。ですが、アトリエのような剥がれる汚れではなくこれは強力。FRP樹脂やシリコン樹脂など立体造形で使用するものの残骸で、ちょっとやそっとでははがれてくれません。腰をいれてガリッガリッと剥がしていきます。

こちらは新工房(加工室)NC切削機や3Dプリンター、レーザーカッターが並びます。

所変わってここは木工室。なにやら大量の木材が加工されています。

加工していた木材が運び込まれてきます。

大量に並ぶ木材。ただの材料ではなく、これがテラスの新しいアイテムに変貌します。

加工した木材を今度は組み立てていきます。なにが出来上がるのでしょうか。

設計して下さった青木先生も張り切って指示をしています。

と今日はここまで。

明日はいよいよ最終日!PD史上初の大規模プロジェクトもいよいよ佳境です!

PD環境改善プロジェクト2日目工房・テラス編

2日目となる今日も夏の日差しがまぶしい陽気。

アトリエ編では各学年の努力により、きれいな環境を取り戻しました。

今回は工房・テラス編。先生の号令とともに作業開始です。

まずは前日同様不要物の撤去からスタート。

テラスは物も多く、なかなかはかどりません。猛暑の中の屋外作業、皆さん水分補給を忘れずに!

ロープに苦戦。なんでしょうかこのロープ、、、片付けをすると不思議な物がたくさん出てきます。

ようやく広々してきました。この調子でどんどん行きましょう!

テラスの外がすごい事になってます。意外と分からないですが収納されているとなおさら計り知れません。

物を全部出したら水とブラシで汚れを洗い流します。面積が広いので高圧洗浄機も出動!戸谷先生お貸し頂き有り難う御座います。

同時に外の不要品処理も進行、これだけの量は収集所に運ぶだけでも一苦労。

本日はここまで。

範囲が大きいだけに一日では終わりませんでした、残る日数はあと2日。使いやすい作業環境を目指して残りを片付けましょう。

PD環境改善プロジェクト1日目アトリエ編

ジリジリとした日差しが照りつける中、名古屋造形大学では夏期休暇を迎えました。

先週までの試験期間を終えた学生が花の夏休みと浮かれるさなかにプロダクトデザインコースでは大規模なコース環境整備を行います。

過去に学年単位での大掃除は行って来ましたが、今回はPD全体。工房、アトリエ、研究室、作業室、準備室すべてが対象です。

まずはミーティング、各箇所の現状と今後のプランをざっくり検討。使っていないもの使う予定の物、必要な物等分別をしっかりつけて整理整頓していきます。

机の上にあるのは各アトリエ、工房、作業室の模型。これらからレイアウトの検討を行っていきます。

まずは完全清掃アトリエ編!

まずは不要な物を撤去・処分、ここはモッタイナイではなく潔く捨てます。

プロダクトでは様々な素材を使って作品を制作しますが、それから出る端材は結構なもの。ちょっと片付けを怠るとすぐに一角がゴミだらけ、きれいさっぱり処分して快適な作業環境を目指しましょう。

ある程度ゴミ出しをしたら今度は床清掃です。

こびり付いた接着剤、樹脂をシンナーや時にはサンダーを使って完全にはがします。普段の掃除では箒とモップどまりでしたが今回はそれでは終わりません。長年蓄積した苦労の跡をリフレッシュします。

皆で行えば作業もスムーズですね、順調にクリーンアップされて行きます。

最終的にはここまできれいになりました、皆さんお疲れ様です!

1年次前期終了プレゼンテーション

プロダクトデザインコースではこの7月の終わりに各授業が終了します。
前期授業の集大成としてプレゼンテーションが行われました。

入学から4ヶ月が過ぎた彼ら彼女らはどのように進化したでしょうか、悩み多き年頃、皆一様に苦戦を強いられておりました、緊張と不安が入り乱れる中ついにこの日がやってきました。

プレゼン内容は前期タームで行った課題の報告、発表。

どれでも何個でもOKの中、各自思い思いの作品をプレゼンしました。

最初のプレゼンではありましたが、皆さんスムーズで聞きやすいことに驚きました。

作品をどう相手に伝えるかがデザイナーとしての重要な能力です。

デザイナーとしての素質は十分備えていますね、プレゼンも回数が命!。

場数を踏んで他人を引き込むような話術を身につけましょう。

産学協同 シヤチハタ×NZU

前期タームも大詰め。
各講義ではプレゼンラッシュが始まります。
そんな中、プロダクトデザインコース3年次生も同様に春から行われてきた産学協同授業のプレゼンテーションが行われました。

ここはシヤチハタ株式会社本社。

約4ヶ月にわたる成果をここで発表します。皆緊張している面持ちでしたが、企業の方の前でプレゼン出来る絶好の機会を逃す訳にはいきません。

今回、彼らは文具をテーマに各々の作品を発表します、優秀かつ、今の市場に見合った物であれば商品化も検討され、発売の可能性も秘めています。

プレゼン開始。3年生ともなれば皆慣れたもの、伝えるという事に関しては手を抜きません。

質疑応答ではアイデアの根源やデザインの経緯をさらに深く質問されている場面や、コストなど生産に関わる具体的な質問も飛び出しでいます。
学生も知っているつもりでは粗を見抜かれてしまうのでしっかりとしたリサーチ、デザインの完成度アップが今後の課題ですね。

この中から商品化、または商品にアイデアが取り入れられる学生はいるのでしょうか。
皆さん十人十色、様々なアイデアが並びプレゼンテーションは好評のうちに終了しました。

コンセプトイメージ展を終えて

先週5日でコンセプトイメージ展が無事に終わりました。
たくさんのご来場ありがとうございました。

今回の展示を通して多くの方から貴重な意見を頂く事ができ、卒業制作に対し見つめ直す機会になったかと思います。
1人1人の意見/感想をまとめたので、是非ご覧下さい。

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●川村

皆様、コンセプトイメージ展はいかがでしたでしょうか?
『大人からのデスク』の川村 英之です。
私は学習机から卒業したユーザーをターゲットとした『大人からのデスク』を卒業制作のテーマとしました。
「作業の違い」や「使用する物」に着目して社会人や大学生からののデスクを提案します。
コンセプトイメージ展では具体的な形になっておらず伝わりにくい面もあったかと思います。
これからは、頂いたご意見ご感想やリサーチ結果をもとに徐々に形にしていき、9月の中間発表では「これでいきます!作り出します!」と自信を持って言えるような準備をしていきたいと考えております。
また、これからも叱咤激励、アドバイスなど頂けたら幸いです。
2月の卒業制作展では4年間の集大成として自信を持って展示できるように頑張るので、皆様よろしくお願い致します。

●栗谷本

卒業制作を進める上で重要な通過点の一つである「コンセプトイメージ展」が終わった。
展示期間中はコース内外の様々な来訪者と対話し、これからの方向性を探る事ができた。
来訪者との対話の中で気づかされたいくつかの要素を上手に吸収しつつ、自分が最初に決めた「軸」となる考え方に上手く溶込ませていきたい。

●小林

1年間取り組む卒業制作の最初のチェックポイントであるコンセプトイメージ展。
自分のやりたいイメージをなんとか表現し乗り切って一息..といきたいですが、講評で得た意見などを取り入れ最後まで気を抜かずに頑張っていきたいです。

●田沼

コンセプトイメージ展では、これからの卒展へと制作していく第一歩として、非常に頭を使いました。
全てが手探りで、一歩前進したかと思うと、それがすべて悪く思えてきたりと悩みながらのものでした。
まだまだ納得のいくものではないので、卒展までに自分の納得いくものにしていきたいです。

●中井

コンセプトイメージ展で1番感じた事は相手への配慮が足りなかった事です。
コンセプトイメージ展なので、パネルを読む方に明確にコンセプトやイメージを伝えなくては行けないはずなのに、
パネルが自分の自己満足で終わってしまっていました。
これから先、物を作るにあたっても、自分の自己満足で終わらず、相手への配慮を考えながら進めて行きたいと思います。

●中間

コンセプトイメージ展へのご来場、ありがとうございました。
長い期間悩みに悩み、まだ完全なコンセプトが決まらないまま今回のコンセプトイメージ展を迎えてしまいました。
モックの制作まで出来なかったことはとても反省しています。
しかし今回の展示を通し、たくさんのアドバイス/意見を頂く事ができました。
今後の制作に活かし、自分の考えを具現化し納得のいく卒業制作ができるよう進めていきます。

●長谷川

やりたい事はなんとなく決まっているのですが、いざ取り組んでみると、色んな問題にぶち当たります。
当たり前ですが、自分のイメージしていたものにはできないような気がしてきました。
この展示が終わり、今まで言われた意見を考え直しながら中間発表に向けてさらに良いものになるよう頑張ります。

●福岡

お忙しい中、ご来場ありがとうございました。
たくさんの方々から貴重なアドバイス・感想を頂き、今後の目標や課題がより明確になりました。
私は浴育をテーマに卒業制作に取り組んでいますが、もう一度コンセプトを見直し、きちんと現状の問題を解決するデザインができるよう頑張ります。

●水田

今回のコンセプト展で僕は、人に伝える事の難しさを感じました。
自分では解っている各部品などの用語、それが相手には伝わらない解ってもらえない。そういう点で自分には解説力の無さが強く感じられました。
今後この反省をいかし、シンプルかつ解りやすく改良していきます。

●森田

今回のイメージ展では何も知らない人へ概要を伝えようと思った。
しかしイメージさせるのではなく理解させようとする見せ方にした為、思いやりのないやり方だったと思う。また、各要素の掘り下げが浅いとも感じた。
最適な言葉選びを持って短的に伝えられるよう改善する必要がある。

●梁瀬

ぼくは今回のコンセプトイメージ展を通して意見を頂ける事へのありがたみを改めて感じました。
来場された方々に自分の作品への意見を多く頂きましたが、どれも多角的な視点ばかりで
自分の中だけでは導きだすことができないものばかりでした。
今回の経験を活かし、今後は自分のアイディアを積極的に人に見てもらい、話し合った上で
よりより作品へと繋げていければいいと思います。

●渡辺

今回のコンセプト展は、計画通りにコンセプトや方向性が決まらず試作を制作することができませんでした。
かなりぎりぎりになって考えたコンセプトなので裏付けとしての調査がしっかりできていなかったりと
かなり突っ込まれることが多いと感じました。展示会を行い、さまざまな人に意見をもらうことで、
自分では気づかなかった視点やアドバイスを頂くことができたので良かったと思います。
今後は頂いたアドバイスをもとに、コンセプトの変更も考えながら進めてきたいと思います。

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来場者の皆さん、他学年ご担当の先生や後期からご指導いただく先生方から、本当にたくさんの意見を頂きました。
他の学生に対する意見の中でも、自分の作品に繋がる新たなヒントに気がつくこともあったのではないでしょうか。
4年生の皆さん、貴重な意見を参考にして、夏休み中さらに詰めていきましょう。休み明けの中間プレゼンを楽しみにしています!

PD4 Concept Image Exhibition 2013

本日28日はコンセプトイメージ展の搬入日でした。
コンセプトイメージ展は、卒業制作の方針を示す大切な場です。

脚立を借りてきて展示パネルの取り付け作業。皆で協力してギャラリーを完成させていきます。



4時間の搬入作業の末、コンセプトイメージ展のギャラリーも無事完成しました。
N君、K君、お疲れの様です。

コンセプトイメージ展 7月1日よりD1ギャラリーにて開催です。
是非お立ち寄りください。

2年授業「Keyword Form」

今年から専任として来られた下尾先生による2年生の授業「Keyword Form」

SOFTとHARDの縦軸とCOOLとWARMの横軸で区切られたイメージスケール[(c)株式会社 日本カラーデザイン研究所]というマップに言葉がレイアウトされた「言語イメージスケール」を活用しています。
自分が選んだ言葉を造形にするのですが、そのプロセスを感覚で行うのではなく、ステップを追ったメカニズムで学びます。

そして審判の日。


4年生全員に話し合いながら自分が作ったモデルをそのチャート上にレイアウトしてもらうのですが、自分の言葉の上にちゃんと置いてもらえるとは限りません。自分の感覚と他人の感覚が違うのは当然ですが、それでもより大勢の人が自分の感覚の近くに置いてもらえる為には?という造形のヒントが4年生の会話に潜んでいるのです。だからドキドキしながらも真剣に学ぶ瞬間です。


モデルは材料も作り方も皆それぞれですが、仕上げにうるさい先生なので、いい加減な出来では提出できません。みんな納得いくまで何度も作り直すから大変でしたが、とても得る物が多い授業でした。

オープンキャンパスに展示されていますので、皆さんの感覚でレイアウトしてみてください。
作った学生があなたの横でドキドキの学びの時間を過ごしています。

4年生卒業制作コース内発表

6月20日(木)4年生の卒業制作第一回目のコース内発表を行いました。

プロダクトコースの卒業制作は、何度かプレゼンをし、軌道修正をしていき、1年間かけ進めて行きます。
今まで学んだことを生かし、4年間の集大成になる作品を制作します。
 
 

今回はその第一回目のコース内発表
卒業制作のテーマ、コンセプト、アイディアスケッチ発表をしました。
 

プロジェクターを使い自分の作品の発表をします。
 

先生やクラスメートの前で発表します。
何回もプレゼンしてても、やっぱり緊張します。
 

他の生徒の発表もいい刺激になります。
生徒どうしがお互いに切磋琢磨できるといいですね!
 

他の生徒の発表を聞いてコメントシートに記入します。
クラスメートの意見もこれからのいい参考にもなります!

自分の発表後に、先生から講評やアドバイスを頂きます。
中には辛口な意見も…
 
 
 
 
 
 
7月には『コンセプトイメージ展』が行われます。
そこでは、スケッチやモデルを展示します。

4年生の皆さんお疲れさまでした。
先生方からのアドバイスなど参考にして、制作に取り組んで下さい。

6月オープンキャンパス

6月15・16日 2103年度初回のオープンキャンパスが開催されました。

今年のプロダクトデザインコースオープンキャンパスではキーホルダー制作を通じて、ものづくりの楽しさを知ってもらう企画を行いました。

レーザー加工機を用いたアクリル製のキーホルダー制作を目玉に、ワークショップ形式で、皆さん思い思いのイラストを仕上げていました。

手書きのスケッチをスキャンしてデータ化・画像加工後にレーザー加工機による加工実演。

簡単な作業で実際の物が出来上がる姿を体験出来る今回のワークショップは大変好評で、次回(7月)も実施予定です!

思うのは皆さん絵が上手!さすが美大志望の現役高校生、おしゃれなイラストをすらすらと書き上げていきます。

自分の描いたイラストが彫刻されていく様に興味津々といった様子、こういった特殊な機械を使いこなす事でデザインの幅も広がります。

人気過ぎて大渋滞。お手伝いしてくれた学部生がぱきぱきと仕事してくれて助かります。

教員相談も欠かせません。入試や授業内容についての疑問点をこのオープンキャンパスで解消してもらおうと、先生方も熱心にお答えします!

名古屋造形大学ではこういったワークショップをたくさん行っております。

志望コース・ジャンルが違っても大歓迎!みなさんお誘い合わせの上、是非お越し下さい!!

次回、7月13・14日のオープンキャンパスでお会いしましょう。