瀬底島を後に、今帰仁の道の駅へ。
道の駅には、beach rock villageの方々がお迎えにきてくれました。
全員が乗れるようにレンタカーを手配して頂き、ジープチェロキー!!2台、ワゴン1台、レンタカー2台、、、
みんなで便乗して山道悪路走行でビーチロックビレッジを目指します。
女性陣はなぜかこの絵の書かれたラブワゴン?風のワゴンに全員乗車。
今帰仁の山に入ると、、、もうそこは見た事も無いジャングル!おとぎ話の世界!
もものけ姫が傘にしていたような直径1メーターはありそうな巨大な葉っぱが群生していたり、
2メーター以上ありそうなシダ!があったり、映画アバターを現実にしたような自然が溢れていました。
ちなみにクワズイモと言われるもものけ姫の傘みたいな植物は毒性が強く、樹液にふれると肌がタダレたり、
猫や犬が食べると死に至るほどらしいです。写真の小判のような紋様のある木に触れるとお金持ちになるというジンクスがあるとか。。。触るの忘れてました。。。。
ヴィレッジに到着すると代表のAKIさんからビーチロックヴィレッジの紹介、オリエンテーション。
なんと、、、信じがたいことに、土地の開墾、開拓、建物から、道、歩道、水道、電気、、、ほとんど全て手作り。
水は毎日2トンあまりを汲んで運んでくるそうな。また衣食住のツール、道具も出来る限り手作り。
すべてファクトリーと呼ばれる工房(写真)で作製しているそうです。
もちろん、この工房も全て手作り。ストローベイルハウスと呼ばれるものですが、ワラを漆喰でかためて出来ています。穴ぼこがあちこちあいて窓になっています。
内部は、なんとなくカッパドキア風。土壁。ほんっとにただの土。でも気化熱?放射冷却?で少し自然のクーラーが効いてる感じでした。また半地下構造となっていて、建物の大きさの割に室内空間が広い。ワラに、土で、相当防音効果も高く、内部での工作作業の騒音も出にくい、非常に合理的な造りでした。見た目も最高にカッコイイ。。。。
照明や机、階段や窓、デザインも含め材料から全て手作り、ハンドメイド、ワンオフ。ボランティア。
ん〜、、ボランティアって書いたけど、そんな生半可なボランティアじゃない。。。。
触れるもの、使うモノ、全て作者の意図、ぬくもりが感じられます。
そういったことがモノを大事にしたり、工夫して大切に使う、また次に使う人の為に改善されることに繋がる。。。
道具が徐々に完成されていく、生き物のように輪廻があるプロダクトたち。
ファクトリーの隣は簡易キッチンサイト。朝食などで御世話になりました。
お皿も自分のものは自分で。洗剤は環境に配慮したもの。
キッチンの横にはCHICKEN’s HOUSE。モンゴルのパオ?みたいな構造ですが、こちらも全て手作り。
ファクトリーの反対側にはテントサイト。一泊690円。
中には、テントにゴキブリが居た人も。。。。
がしかし、相棒(二人で1テント)が手で優しく捕まえて外に。(笑)
今になって思うのはこの時点で、まだまだ序の口。これからすごいことに。
ただ、このとき、みんなは「こんなとこで三日大丈夫か?」って感じでした。
とにかく、参加者全員、どんどん自然の世界にはまっていきます。。。
ビーチロックビレッジ到着後最初の夕食。沖縄蕎麦体験の人たちは蕎麦作り。
麺から手作りでソーキ蕎麦をつくりました。
麺をひたすらこねる、こねる、こねる、、、。これがなかなか耳たぶのような柔らかさにならないんです。2人1組でこねたんですが、すぐに腕が痛くなってしまう。そんな中、1人手慣れた様子で生地を丸める学生が、、、。それは4年生の陶芸専攻の男の子!そう、普段の製作で土を練る事に慣れているので、まったく同じ要領でとっても上手に練っていました。
耳たぶになった人も、ならなかった人も、みんななんとか生地をのばし、切って、とっても美味しいソーキ蕎麦が出来ました