今日はオープンキャンパス。そして、初の試みのプロダクトコース3年生展の最終日。沢山の将来の後輩たちで賑わう中、展示会場でプレゼンテーションと合評を行いました。13時20分。先輩のプレゼンテーションから学びたい!という事で集まった1年生全員と、オーキャンのお客様の前で、前期最終の公式プレゼンテーションが始まりました。しかも、辛口の先生方が8名も参加頂きましたので、学生達の緊張感は計り知れません。トップバッターの石◯君、モデルを説明する手がカタカタと震えてたよね?( ̄▽ ̄) (気持わかるよw)あっという間の3時間ずっと立ちっぱなしのプレゼンでしたが、内容が充実していて本当に時間の感覚がありませんでした。作品そのものの他にプレゼンテーションのスキル的にも、昨年よりかなりレベルアップしてるし、全員がそれぞれ妥協せずに頑張って作りあげたぞオーラが眩しいほどに輝いていました。よしよし (こころの声)先生方からの貴重なコメントを真摯に受け止め、今後の成長の糧にしてほしいと思います。3年生諸君へ合評が終わった後、作品の前で記念写真を撮り合ったり騒いだりしている君達を見ながら、先生達からは沢山のお褒めのお言葉を頂きましたよ。よく頑張りましたね。この勢いで、後期も飛躍していきましょう。コース代表 下尾
Author: PD
8月初めてのオープンキャンパス
台風の接近が少し心配な天候ですが、お陰様でプロダクトデザインのキーホルダー作りは大盛況。 スタッフの手が足らずてんてこ舞いです。
それでも、オーキャンを仕切ってくれている一年生もさすがに3回目で、すっかり手慣れた様子。 各持ち場を分担して、手際良くさばいてくれています。
中には、前回のオーキャンに来て下さった方が再び訪ねて下さる方も…。
レーザ加工機「HARUKA」ちゃん。前回、前々回は機嫌が悪くスムーズに動いてくれませんでしたが、今回は機嫌がよく、しっかりと働いてくれます。この調子で今日が終わればいいなと思います。
前回に続き、クレイモデル担当の先生が作って下さった見本の「86」モデルも展示しています。
中根 高木
3年次生展
前期最終プレゼンテーション
プロダクトデザインコースでは何度もプレゼンテーションを行います。
自分の考えや情報を伝えることはとても難しく、練習を重ねることで社会に出ても通用するプレゼンテーションを修得することを目的とします。
さて今回は1年次生の様子をお伝えします。
<3限目>
* キーワードフォルム *
まず1年次生が言語イメージスケール(日本カラーデザイン研究所開発)の中から各自好きなキーワードを選び、それにあうデザイン作品を作ります。(やすらかな、メカニックな、等)
授業最終日、作品キーワードを知らない3年次生に作品を渡し、直感でキーワードを選んでもらいます。
ドッキドキの1年生♡
自分の思った通りのキーワードへ置いてもらえるか不安な顔で見つめています。
<結果>
<正解>
周囲1マス分の誤差が多く見られました。
このことから1年次生は自分以外の人との感覚の違いを感じつつ、自分の作品をよりキーワードへ近づける為にどうしたら良いかを考え、今後の作品へ生かします。
<4限目>
*プレゼンテーション*
前期行った実技授業の中で各自2つ課題を選び、プレゼンテーションを行います。
1人ずつ発表を行い、教員からの講評を受けます。
今回は3年次生との合同授業の為、先輩からのアドバイスや厳しい指摘を受け、後期に向けて反省・改善を行います。
3年次生は聞く側にたち、どうしたらもっとわかりやすく伝えられるかを考え、自分自身がプレゼンテーションを行う際の改善要素を考えます。
プレゼンテーションとは伝達者が聴衆へ自分の考えを理解・納得させることが目的です。
より簡潔に、明確でわかりやすくしゃべれるよう今後もプロダクトデザインコースでは年間を通してどんどんプレゼンテーションを行って行きます。
目指せプレゼンマスター!!
研究室 宮地
コンセプトイメージ展
オープンキャンパス みんなありがと〜^o^
今日は雨の中たくさんの人が来てくれました!
ありがとうございました\(^o^)/
レーザーカッターによるキーホルダー作りどうでしたか?
今年は1年生が中心となって運営を行っています。
歳も近いので気軽に話しかけてください♩
ユニークな先輩が待ってます♩
名刺も私たちがイラストを描いてプレゼントしています。
1枚1枚違うので楽しんでもらえたらなと思ってます!
・・・ところで、造形の芝生にたくさんのキノコが生えています(∵)
ぜひ造形に来たら足下をよく見て歩いてみて下さい。
素敵なキノコに出会えますよ!
次回のオープンキャンパスは8月8日です!
ぜひプロダクトデザインコースに足を運んでみて下さい(^o^)
1年 関谷・加藤
公開授業 クレイ(粘土)で車を作ろう!
今回、初めての試みとして、実際に単位を与える授業をオーキャンに合わせ振り替え、来場される皆さんに実際の授業を御覧頂ける「公開授業」を開設しました。
課題では、インダストリアルクレイと呼ばれる熱可塑性の粘土で自動車のスケール(縮尺)モデルを作ります。
指導頂く外部先生はトヨタ自動車のベテラン・クレイモデラー!
見本として作って頂いたモデルは見ているだけでワクワクする様なクオリティーです。
授業風景は・・・どうです? 楽しそうでしょ!
クレイの特性を知りながら、3次元形状を再現するのは至難の業。
図面を見ながら、基本となる断面をドラッグ(掃引)するゲージ(型板)を作り、縮尺された格子の刻まれた床面で正確な位置を確認しながら、慎重に基本面を作っていきます。
シャープなラインとスムースな面形状を作るのはベテランのモデラーでもトレーニングが必要な職人的な作業です。
学生の皆さんも悪銭苦闘しながら、様々な素材の扱いを身に付けていきます。
実際に授業を経験した学生の話も聞いてみましょう!
こんにちは、PDコース2年の中澤です。
PDコースでは、紙の上に描いて形を決めるだけでなく、実際に立体にしてみてデザインを検討します。その立体にする手法の一つとして、粘土を使ってのモデル作成(クレイモデル)を練習しています。
いまはトヨタのFJクルーザーという車を12分の1の大きさで制作しています。みんな機械ではないので(笑)、一発で正確に粘土を削ることは難しいです。しかし、クレイの利点は削りすぎてもすぐに粘土を盛って修正できること、簡単に元通りになります!
写真ではまだおおまかな形を作っているところですが、これから細かいところに手を加えていき、FJクルーザー(の模型)が完成するというわけです。
クレイモデルに限らず、自分の手のかけたものが仕上がっていく過程は、気持ちのいいことですね。
オープンキャンパス 夏の陣
台風一過、絶好の外出日和。
7月度のオーキャンが始まりました。 プロダクトデザインコースでは、先月も好評だったオリジナルキーホルダー作りを体験頂けるブースを用意して皆さんの来場をお待ちしています。
早速、キーホルダー作りに参加して下さった学生の方と「ハイチーズ!」
ブログに載せる承諾も頂けましたので、ご紹介します。
ニッケン学園の藤井さんと吉本さんです。
お二人の作品は、動物をモチーフにした可愛いイラスト…レーザー加工機での作業が完了するまでに少し時間が掛かりますので、出来上がりについては、また後ほど!
今日と明日の2日間、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
金澤
卒業制作に向けて
7月4日 金曜日
梅雨もピークに入り、私の髪の毛が湿気でふくれあがるなか、プロダクト4年次生の卒業制作へ向けて初めてのコース内プレゼンテーションを行いました。
今回のプレゼンテーションは7月15日から開催される「コンセプトイメージ展」を目標に卒業制作の方向性を発表します。
4年間で何度も行ってきたプレゼンテーションも、卒業制作となると一段と緊張感がありとても良い雰囲気でした。
プロダクトデザインコースでは今年から卒業制作にコース内共通のコンセプトを1つ設けることにしました。
一発目の今年は「ナニコレ」です。
展示を観にいらした方々に「ナニコレ!!\(≧∀≦)ノ” ♪♪」と感じて頂けるようなデザインを目指し、コースとしての展示にも一体感を出すのが狙いです!!
プレゼンテーション授業の一環として見学に来ていた3年次生からは厳しいコメントが続出!!
最後に非常勤講師の先生方から総評を頂きました。
「夏休みが山です。」
「君たちのお尻にはもう火がついています。」
「今まで学んできたことを出し惜しみすることなく全力で取り組んでください。」
などなど。
4年次生の目にも火がついたことでしょう。
就職活動に卒業制作と4年次生は本当にあっというまです。
卒業展示会まであと約7ヶ月、私も心を鬼にして学生のお尻をたたいて行きたいと思います。
頑張れ4年生!!
研究室 宮地
守・破・離(ものづくりの法律の授業にて…)
「真似をするのはいいことだ!」
「ものづくりの法律」の授業では、真似をすることの危険性と真似を許すことで失う価値について考え、これに対抗する知識を身に付けることが目的ですが、今日は「真似をするのはいいことだ?!」とインパクトのある命題からスタート!
今回は、コポキャラ株式会社の代表である藤原聖仁さんを講師に招き、「デザイナーによる未来のための知財マネジメント」というテーマで講演頂きました。
「真似することは・・・」には、一瞬、戸惑いや驚きを感じた学生も多かったのではないかと思います。
表題の「守・破・離」も藤原先生が教えて下さった大切なテーマのひとつ。
型を守り、型を破り、型から離れていくというプロセス…既存のものに学び、工夫を加え、新しいスタイルを確立する。 落語家の新弟子が師匠から口移しに落語を学び、自分のスタイルを模索し、独自の芸風で大看板になっていく…そんなプロセスをイメージしました。
正しく真似をすることで、1.基本を知り 2.自分の欠点を知り 3.引き出しを増やすことができる…私たちクリエーターを目指す人間にとって、この3つの効能は何よりも手に入れたい…まさに「三種の神器」じゃあ〜りませんか!
藤原先生は、学生が学んでおくべきものとして「技術(テクニック)」「センス(インプット)」「人間力(コミュニケーション)」の3つを挙げられました。
このセンスを磨く上で大切なことは「既存のもの」をしっかり知ること、自分の中にしっかり取り込むことだと受け止めました。 そして知的財産や権利に関する意識や知識もまた、新しい時代に私達が自分達の仕事の価値を下げない為にとても大切な武器となることを判りやすく伝えて下さいました。
これから世界も舞台に活躍を夢見るクリエーターにとって大切なのは、何を守り何を伝えていくのかをしっかり自分の意志で決めていく力。 それを援護射撃してくれるのが正しい法律の知識。
知財の話題を通して藤原先生が教えて下さったのは「クリエーターの自律」という大きなテーマだった様に私には思えました。
最後に印象に残った言葉は「何もしないという一番のリスク」…これはもうクリエーターのみならず、人としての生き方にも通じる気持ちの在り方だと感じました。
がっつり関西弁の藤原先生とは、講演の後、研究室で昼食を御一緒させて頂きながら、ざっくばらんに楽しい時間を共有させて頂きました…関西人の私にとっては至福の時で御座いました、はい。(^ ^)v
・・・皆さんは今「守・破・離」のどの段階にいますか?
金澤