芸祭を挟んで2週間ぶりの「ものづくりの法律」
いよいよ、著作権という法律の闇の奥深くまでどんどん潜り込んで来ました。
今週は、複製権だの、公衆送信権だの、譲渡権だの、著作財産権ということもあり、漢字だらけ、権だらけ、という時間。
さすがに、レポートに書き写すだけでも大変だろうというヤサシイ親心で、パワポの画面を予めレポートに印刷してあげる大サービス。
これで、
「安心して授業に集中してもらえるだろう!」
という親心が、
「これなら、書かなくてもいいや‥」
という子供の心に通じない諸刃の剣ではありましたが、一度やってみようという事で決行しました。
(データ作るの結構大変だったんだぞ(`Д´))
終わってみると、結構、みんなには好評でしたね。
おかげで、集中して先生の話を聞けました! (って、ホントかオイ…(-.-))
授業終了は12:30。
この1週間で気になった知財のニュースの報告レポートも書いてもらうので10分位早めに終了しているのですが、時間通りに帰れた事はありません。。。
熱心に、昼休みを使って、レポートを書いてくれる学生も少なくありません。
(と同時に、私のお昼休みが刻一刻と蒸発しています…)
そこは、待ちます。ご飯が食べられなくても、お昼休みが無くなっても、全員が提出するまで、待ちます。えー待ちますとも。。。
13:20からの3限は、4年生の「卒業制作」ですけど?
待ちます。えー待ちますとも。(>_<。)
ちなみに、全回の授業タイトルのベスト5
1位 オコ
2位 20人の家族 3人の他人
3位 パソコンにあたふたする先生を見ながら著作権を学ぼう
4位 ポッキーはオリジナルじゃない?!
5位 音楽流れる時間が一番楽しい
1位のオコ、には、ハマってしまった。
別に私が機嫌悪かった!とか、学生が怒っている!とか、ではありませんので。
言葉(SNS等への書込を含む)における著作性の説明として、創作性のない(オリジナルでない)ありふれた言葉は著作物とはなりません…という事を分かりやすく説明しようとして、
「例えば、おはよう!とか、バイバイ!などというのはありふれてますが、誰が最初に言ったかは知りませんが、怒りのレベルを表したオコだの、プンプン丸だの、何やら着火ファイヤーだの、何やらドリームだの、というのは、創作性があるかも知れませんね。」
と言ったチョイコメントを拾ったんだと思います。
それにしても、割と大きな記入欄の中に、小さい字で、
オコ
とだけ書かれていたのにはヤラレマシタ…
こういうセンス、私のツボです。
しばらく、ニヤケながら皆のレポートを採点することになりました。
こういう楽しみがあるから、休日が潰れてもやっていけるんですょ
学生に感謝です。
プロダクトデザインコース 下尾