住友理工様との産学共同プロジェクト

プロダクトデザインコースでは、様々な企業の御協力を得て数々の実践的な課題に取り組んでいます。
今回は、小牧に製作所を持つ住友理工株式会社様とのコラボレーションです。

住友理工様は自動車部品メーカーとしてゴム素材を中心に事業を展開しておられ、昨年10月に「東海ゴム工業株式会社」から社名変更されました。

本学との関係では、ここ数年「新しい技術の用途開発」という課題を頂き、2年生を中心に取り組んできました。
今回は、2年生・3年生の合同クラスのメンバーで、新たな課題に挑戦します。

中身については、これからのお楽しみ…ということで、先ずは住友理工様のスタッフさんを本学にお招きし、課題の御説明を頂きました。

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一方、学生からは、課題に先立ち実施した住友理工様に関する企業調査内容、企業イメージ、社名変更したことによるイメージの変化、企業のキャッチフレーズなどを発表し、住友理工さんを交えディスカッション。 社名変更の当初の狙いや対外的に訴求したいポイントなども伺うことができ「住友理工」という会社をより深く理解することができました。
また、未来のクルマ社会をテーマにブレストした内容についても発表を行い、新しいビジネスチャンスのヒントを共有しました。

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これからの展開が楽しみな課題ですが、成功した暁には…ここ数回は80万人以上が来場する…とあるショー会場で学生達の作品が展開される…夢の様な舞台が待っています。

また展開が有り次第、お話出来る範囲で紹介していきます!

PD かなざわ

授業風景(クレイモデリング)

こんにちは。

 

今回は2年次生の授業風景(クレイモデリング)をご紹介します。

担当講師は外部堅次先生です。

 

実際の企業デザイン部門で行っている課題を制作し、モデル造形手法・要領の修得及び造形に必要な治工具・材料(素材)の理解することを目的とします。

 

クレイが柔らかいうちにくっつけたり、けずったり手は大忙しです。

だんだんと車の形に見えてくるので、学生もだんだんとやる気上がってきますね。

 

最終の出来上がりが楽しみです。

 

研究室 宮地

 

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授業風景(描写表現)

こんにちは。

 

今回は日常の授業風景(描写表現)をご紹介します。

 

1年次生 描写表現(基礎)

講師:金澤秀晃先生

 

コピックなどを使用してスケッチの基礎を学びます。

立方体から始まり、金澤先生からどんどん複雑な図形を配られてみんな真剣です。

立体系にみせれるかな?

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2年次生 描写表現(展開)

講師:安倍 武利先生

 

1年次生より、より高度なレンダリング技法を学びます。

立体感だけではなく質感の違いも描きます。

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学生は日々何かを学んで成長していますね。

素晴らしい!!

 

研究室 宮地

エッグドロップ

新入生vs2年生の先輩でエッグドロップ対抗戦をやりました!_IGP2566

エッグドロップとは卵を5m上から落として割れない装置をケント紙で作るという課題なんですが

今回は卵を2つにして

ハンデとして

①2年生は個人で作るのに対して1年生は2人でグループを組む

②2年生はA3ケント紙1枚、1年生はA2ケント紙1枚

というルールをもうけて対戦しました!

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1年生は切羽詰まって作っていましたが

2年生の先輩達はさささっと作っていてすごかったです!

 

いざ、落とすことになりました

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中々難しくてかなり苦戦しましたが

わたしと鈴木君が組んだ装置(下の写真)が2個とも卵が割れませんでした!

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次回1年生は個人戦があるので割らないように頑張りたいです!

 

1年 神林さやか

 

 

 

 

簡単レシピ 〜 柄杓 〜

本日は3分でできる「使い捨て柄杓」の簡単レシピをご紹介します。

 

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講師:木工室の榊原さん

サポート:非常勤講師の戸谷一雄先生

 

<準備するもの>

・細目の竹(長さ30センチほど)

・紙コップ

・竹鋸

・鉈

 

①竹の下の方に2箇所切り込みを入れます。

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このとき竹は猫の手ではなく、しっかりつまんで押さえましょう。

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本当にお料理しているみたいですね。トントントン♪と聞こえてきそうです。

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②鉈で切れ込みの間を割って、更にコップを挟むための割れ目を作りましょう。

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ここまででこんな感じです。

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④最後に紙コップの底面分だけの溝を作りましょう

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一手間加えるだけでコップがスゴく安定しました。

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できれば最後に持ち手のところなどをサンダーでヤスってあげると使う人に優しいですね。

「これが気遣い(木使い)」と榊原さん(笑)

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これは昨日、戸谷先生から「塗装室用に柄杓のようなものが欲しいなぁ。」とお話があり、榊原さんへ相談しに行ったところ3分で出来上がったものです。

戸谷先生の相談からアイデア出し、榊原さんの完成までのスピードがすばらしかったです。

お二人ともさすがです。

 

ここから改善できることはあるかもれませんが、現場で必要な対応力というか瞬発力のようなものを体感できたと思います。

はい!吸収〜!!

 

研究室 宮地

新年度の授業が始まりました!

今週(4/7)から新年度の授業が始まりました。

 

1年次生は初めてのことばかりで、戸惑っている感じがとても初々しいです。ふふふ

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2年次生は大学生活にも慣れてきて、一番楽しい時期かもしれませんね。制作にも意気込みが感じられて頼もしいです。

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3年次生と4年次生は本日初めての学年合同授業で緊張気味です。4年次生はこれから1年間で卒業制作を完成させます。今年度はどんな作品が出来上がるんでしょうか。

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さあ、みなさん1年間楽しく頑張りましょう!

これからも授業風景をちょこちょこアップしていきます。

よろしくお願いします。

 

立体系研究室 宮地

卒業生の皆さん、おめでとう御座います。

あ〜随分、サボってしまった (+_+)
前回のブログから、1ヶ月以上放置状態でした…済みません  m(_  _)m
3月14日の卒業式では、9名の学生が無事に社会に羽ばたきました。
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4年生は並行して就活もあり卒制としての出足は少し鈍く、後半もかなり追い込まれた日程での進捗となりましたが、10月以降の学生の頑張りは素晴らしく、どれもが見応えのある作品に仕上がったと思います。
卒業生の皆さんに届くかどうか心配ですが、新しいスタートを切る皆さんへの「はなむけ」として、作品を紹介がてらコメントを残しておきます。
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小池君
中間審査から紆余曲折はありましたが、最後まで諦めずに自分がトライしたいテーマに取り組みました。 会場では、天板を回した時の面白さを伝えることが難しかった様ですが、モアレだけでは無く、外周にLEDを仕込んだ天板そのものの存在感が美しかった。 テーブルを舞台に見立てて想像すると、上に置かれるモノの存在感がまた違って見えたことと思います。 モノを置いた時の楽しさまで演出できると更に面白かった。 座卓の高さでは無く、立食時に一時的にモノが乗る様な高さ設定でも面白いシーンがイメージ出来たと思います。
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小嶋さん
実際の作成工程に入ると陶芸の工房に籠もりっ放しとなり、なかなか適切なタイミングでコメントすることが出来ず申し訳ありませんでした。 新しい「さしすせそ」は覚えるのが大変でしたが、会場であなたに代わり来場者に説明する際、形状デザインと中身の関係に触れると、多くの人から大変共感を得ることができ、特に女性来場者からは「カワイイ」「面白ーい!」と大人気でした。 プロダクトはとかく大量生産をベースにしたIDチックなモノが主流の様にも思えますが、敢えて温かみのあるクラフト的な存在感が会場の雰囲気さえ優しいものに変えました。
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小寺君
車好きの貴兄らしい作品になりました。 モバイルについては、どうしても少し厳しい目で見てしまいますが、制作途上でも触れたパッケージングについては、日程に追われたとは言え、もっとしっかり検証をさせてあげれば良かったと反省しています。 しかしながら、コンセプトモデル、イメージモデルとしては、貴兄が必死に取り組んだ世界感がカラリングも含めトータルに表現され、モデルの存在感としては…私の中では可愛くて仕方が無い作品になりました。 また「ナニコレ」の動画編集での素晴らしい活躍に感謝しています。
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高林君
モビリティーのデザインには、表側と裏側という概念がありません。水平360度全方位からの「美」を求められるプロダクトです。車であれば内側からの「美」さえ求められます。 モーターサイクルに内側はありませんが、乗員とのインターフェースが剥き出しになる、とても難しい造形に果敢に挑戦しました。 スケール感の表現や全体のバランスに苦労しましたが、非常にユニークな存在感のある立体へのヒントが多く含まれています。機能だけでは無く…スタイリングにヒューズを切る様な「カッコイイ」という情緒的な価値が問われるモビリティーデザインの側面を感じることが出来たなら、この作品は成功だったと思います。
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中川君
最後まで心配だった作品でした。 後半は、モデルメーカーでの作業となり、搬入間際まで全貌が見えませんでしたが、シンプルな造形と清潔感のあるカラースキームは貴兄の性格を映し出すかの様に優しいプロダクトイメージとなりました。 シンプルな中で穴から覗く「波紋の美しさ」がひとつの見せ場ですから、水をイメージしたモデルでは無く、モデルあのままの透明樹脂をパーツとした照明としてのスタイリングでまとめても美しいと感じました。給水時期を知らせるインターフェース機能がひとつのテーマでしたが、実際に水だといつも綺麗に波紋が出る訳でもありませんし、こぼれる危険もありますので、照明の光量などで情報を伝えるのも良いかも知れません。
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長谷川君
JIDAの最優秀賞、おめでとう!
私の中では…最もIDチックで、作者と等身大の視点からライフスタイルを捉えようとしていた作品です。 デザイナーは色々な視点で「未来」を見ていますが、スケール感が身の丈に合っていて「すぐそこにある未来」をリアルにイメージ出来た点が面白かった。 とかく形や仕掛けのインパクトに走りがちな中、逆に「従来の機能・装置が存在感を消す」という視点には、プロダクトの捉え方としての新しさを感じました。 途中まで進めていたワゴン型多機能家具から大化けした作品となりました。
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林君
桃美会賞、JIDA優秀賞、おめでとう!
着眼点、解決方法、スタイリングと、それぞれに来場者の共感を得た様です。 公共物として、現状の問題点を捉えてきましたが、出来上がりを見て感じたのは、パーソナルな使用シーンでも大変魅力的だと言う点です。実際に店舗などで何十本もの収容能力を求められる場面よりも、本数に制約があっても大丈夫な家庭での使用にこそ、この美しさと非使用時のコンパクトさが生きる気がします。 また、店舗であれば…傘屋さんのディスプレーとして、このプロダクトが使われるのも非常にお洒落で美しいと感じます。
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三浦君
最近の言葉で言うと、C.M.F.(カラー、マテリアル、フィニッシュ)での新しさにトライした作品と感じました。 黒い和紙畳、オイルフィニッシュのベンガラ、ゴールドの蝶番…和風でありながら、モダンで落ち着きのある不思議なビジュアルに仕上がりました。 折り畳みの機構については、週を追う毎に工夫が進み、どんどん薄くなっていく様子に、貴兄のこだわりと執念を感じ、その取り組み自体が感動的でした。 卒展会場では、来場者に最も頻繁に作品の説明をしていたのも印象に残っています。 最後のJIDAへの説明では、すっかり言葉が自分のものになっていた様で、素晴らしいプレゼンテーションでした。
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金君
言葉の壁を乗り越え、最後まで諦めずにやり抜きました。 モデルは間際まで全貌が見えませんでしたが、驚いたのはプレゼンに用意した動画でした。 ライノ、フラミンゴ、プレミアといったモデリング、レンダリング、動画編集ソフトを使いこなし自ら作成したPVは一定のクオリティーを維持しており、今後もデザインをプロモートしていく手段のひとつとして、技術の向上を目指して欲しい。 展示では、亀甲船という起源からの流れや意味など、コンセプトに関わるストーリーが伝われば更に理解が深まったと感じました。
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私には初めての卒業式…教え子…というには、おこがましい1年目の私にとっても、皆さんの頑張りは何よりのエネルギー源でした。 これからも「ものづくり」という共通の喜びを根拠に私達は「同志」であり「戦友」であり「好敵手」です。
いつでも懐かしい初心を取り戻しに、そして議論しに母校を訪ねて下さる日を楽しみにしています。
みんな、元気でガンバレ!
プロダクトデザイン 金澤

名古屋造形大学 ナニコレ

ついに、今日から卒展が始まりますよー!

今年の卒制は、4年生全員の共通テーマあります。

それは「ナニコレ」

 

 

え?ナニコレって…なに?

と、お思いのあなた!

是非、会場へお越し下さい!!

 

今年は会場で、映像も流しております♪

そこには「ナニコレ」の説明と、

4年生全員の制作記録が上映されております。

 

あの作品はこんな風に作られているんだ〜!

とか、

あの先輩、実はそんな人だったの?!

など、

真剣なものから面白いのものまで入っております。

 

それぞれの思う「ナニコレ」を反映してデザインされたプロダクト。

会場にてご覧下さい♪

 

 

『第22回 名古屋造形大学卒展/第11回 大学院修了展 造形研究科』
会期:2015年2月17日(火)~22日(日)
午前10時~午後6時
※20日(金)は午後8時まで、最終日22日(日)は午後5時まで
会場:愛知県美術館ギャラリー A室-I室(愛知芸術文化センター8階)
【入場無料】

オープニングセレモニー
日程:2月17日(火) 午前10時より
会場:愛知県美術館ギャラリー ロビー(愛知芸術文化センター8F)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、その動画をこのブログにも貼っておきますが….

これは卒展を、どうしても見に来れない方だけ見てくださいね!笑

4年 中川

1〜3年生 合同プレゼンテーション

こんにちは。このブログの中では、はじめまして!

PD2年の松浦です。

 

1/23、今期の授業を締めくくる1〜3年生の合同プレゼンテーションが行われました。

 

1年生は近藤印刷様との産学協同プロジェクト、

2年生は新しいチェスデザインの提案、

3年生は新しいケトルデザインの提案、

それぞれのプレゼンテーションを行いました。

 

 

トップバッターは私たち2年のなかでも「ヤバい」と噂の1年生のプレゼンです。

 

1年生は後期で松浦紙器製作所様と近藤印刷様、2社との産学連携プロジェクトを行い、今回のプレゼンではUV印刷などの実績がある近藤印刷様へ向けた提案についてのプレゼンを見せてくれました。

(その制作過程はこのブログ内でも度々紹介されていましたので、是非合わせてご覧ください!)

 

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プレゼンを見た感想は…いい意味で「ヤバい」!

出来てきた作品はもちろん、スライドもプレゼンも上手い!次に回ってくる自分のプレゼンなんて忘れて思わず見入ってしまいました…

 

休憩時間に聞こえるのは、やはり「ヤバい」の声。

先輩のはずなのに私自身学ぶところがたくさんありました。ありがとうございました!

 

 

 

 

2年生のプレゼンは置いておいて…

 

 

最後は私たちの先輩、3年生のプレゼンです!

 

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積層造形の考え方を活用した新たなモデル制作法で仕上げたケトルについてのプレゼンです。

薄いMDF(中密度繊維板:Medium Density Fiberboard)をたくさん重ねてつくるという、積層造形。この新しい造形メソッドに、先輩方はかなり苦戦された様子でした。

しかしそこはさすが先輩!プレゼンにはいつもの落ち着きと安定感がありました。とくにスライドの美しさはピカイチ!

今回も多くのことを学ばせてもらいました、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

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さて、ここで間に挟まれた私たち2年生のプレゼンについてです。

私たちは後期で知育玩具についての授業を行い、2つの作品を制作しました。まずは個人制作で子ども向けの玩具をつくり、そして次に作ったのが今回のプレゼンで紹介したグループワークでのチェスデザインです。

初めてのグループワーク、それぞれ役割を決め、個人制作とはまた違った難しさと楽しさがありました。きっとどの班も多かれ少なかれそれ、そう感じたと思います。

 

しかし共通して言えるのは、全5グループ、どれもかなり完成度が高かったということです!

 

 

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個人制作では到達できない仕上

がりに、私なんかは全て出来上がったときに思わず胸がじん、とするほど感動しました。(横にあるのが私たちの班の作品です!)

 

いままで私はたくさんの課題をこなしていく中でどうしても満足するものが出来ないことが多々ありました。課題が増えれば増えるほどそうなっていき、完璧に「終わった」といえるものよりも無理矢理に「終わらせた」というものばかりだったのです。

それが今回のグループワークで、本当に自信をもって、胸を張って「どうだ!」といえるも
のがわたしのなかでほとんど初めて作ることが出来ました。

 

この経験は自分ひとりでは絶対に出来ないものでした。班のメンバーには心から感謝しています。

 

プレゼンもひとりでやるのとはまた違った緊張感があり、手が震えるほど緊張してしまいましたが、他学年の方々、そして先生方にも作品についてお褒めの言葉をいただき、とてもうれしかったです。

 

 

今回のプレゼンテーションでは1年、2年、3年生が何をしてきて、そこから何を学べたのかを知ることで、見学した一人一人がそれらを吸収し、これからの制作に活かしていく良い機会になったと思います。

 

たくさんの学んだことを活かして、「終わらせた」ではなく、「終わった!!!」と胸を張って言える作品を作っていけるように、これからより一層精進していきたいと思います。

 

長文失礼しました。ありがとうございました!!!

 

PD2年 松浦

商品化?(°▽°)

プロダクトコース1年後期の産学連携 第二弾

「株式会社近藤印刷様への商品開発提案」

 

思えば、昨年の11月10日にスクールバスでお仕事中の会社にお邪魔して、透明フィルム+UV印刷、その他諸々のノウハウを惜しげもなくご提供頂きました。

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[これって、プロダクトの課題? 二次元ちゃうの?]

未知のテクノロジー御対面のワクワク感と共に、バシバシ発してた課題への不審オーラは記憶に新しい(笑)

・・・

工場見学後に、会議室でMTG。

目の前に並んだ、普段から見慣れたハズの素材…

 

PP200ミクロン_ナチュラル、PP300ミクロン_高透明、500ミクロンスーパーライン、硬質塩ビ500ミクロン、PET300ミクロン、軟質塩ビ300塩ビ梨地、・・・

 

「クリアファイルの材料」としか意識もしなかった素材が、こんなにも種類があって、それぞれの特性を活かされた形で世の中に出ている事を学びながら、、、、

 

少しずつ、少しずつ、

 

「これをプロダクトデザインの素材として使ってやろう!」というチャレンジャーの目つきに変わって行きましたね?

 

(^-^) ←ワタシ

・・・

 

でも、大学に戻っての何週間かは、

考えては没、描いては書き直し、作っては駄目、作り直しては駄目、 この繰り返し。。。。

 

 

(…作業と不安の年末年始)

 

 

年を明けて最初の授業が、企業の方々をお呼びしてのプレゼンテーションの日。

本日、1月19日の月曜日です。

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前半が終了した休憩時、近藤社長さんが仰いました。

「先生、、私…感動してます。」

「ごめんなさい。ホントはあまり期待していませんでした。でも、本当に皆さんのアイデアは面白いし完成度も高いし、ビックリしてます!」

(^^;)…←ワタシ

 

実は、指導担当の私も、この度の彼らの仕事はすばらしいと思いました。

プレゼンひとり5分+質疑応答5分、カンペ不可、マイク不可、その他モロモロ…

プレゼンテーションだけとっても、全員が完璧にルールを守り、しかも、本気で自分の作品をアピールしてました。

成績とか評価とか、そんな考えは飛んでいたと思います。そんなことより、自分のデザイン、考えを全力で企業の方々に伝えよう、認めて貰おう、というプロ意識とも思えるような意気込みがヒシヒシと伝わってきました。

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もしかしたら、この中から商品化されるデザインが生まれるかも知れません。

 

 

 

プロダクトデザインを学ぶ面白さや楽しさは沢山あります。

中でも、自分がデザインした「もの」が世の中に出て、沢山の人たちが使ってくれて、分かってくれて、笑顔になってもらえる。

その「醍醐味」を体感して欲しいと思っています。

 

 

おそらく、さほど遠い未来ではないでしょう。(^ ^)

 

 

プロダクトデザインコース

下尾

制作協力:株式会社近藤印刷様(http://www.noah-digital.co.jp/