沖縄研修旅行1日目

プロダクトデザインコース研修旅行を10月に行いました。

沖縄研修のコンセプトは「不便、不自由、不親切」。

日頃、合理化利便性を追求されたモノに囲まれて何不自由なく暮らす学生の皆さんにモノ造りの原点、プロダクトデザインの魅力を感じて欲しいとNZPD研究室で企画しました。

プロダクトデザインはインダストリアルデザインとも言われますが、インダストリアルデザインの語源は古代インダス川のほとりで農作業をする際、クワなど、作業を効率化するためにモノをデザインするということが始まりという説があります。真偽の程はともかく、プロダクトデザインをする上で、本来の生活の真の目的を認識することは大切です。

三泊四日という短いスケジュールで、どのような研修を行ったのか、画像とともに紹介していきたいと思います。

セントレア中部国際空港に集合し、ボーイング767で沖縄へ。

ボーイング787の開発が遅れるなか、中型エアバス機として国内でメジャーな機種です。シートはレカロ製。プロダクトデザインを志す学生達には飛行機はとっても興味深いプロダクト。興味津々にはしゃいでました。ちなみに、飛行機のオーディオのイヤホンはどうやって音を出しているのか、一部の学生に宿題を出してみましたが、答えはただのチューブ。シートの内部にあるスピーカーから音をチューブで伝えているだけなんです。多くの搭乗者が身につけるだけに、煮沸消毒や、安全面、盗難なども考慮されたプロダクトデザインなんです。

2時間のフライトを終えて、南の島沖縄に無事到着。

荷物を入れたトロリーバッグで休憩中。

荷物に座る、何気ない行動ですが、よくやりますよね?

実際にプロダクト四年生が座るバッグをデザインしていたりします。

モノレール、ゆいレールで市内の国際通りに面するホテルへ。

その後、ホテルでオリエンテーション。市内観光後、懇親会へ。

沖縄居酒屋で談笑中。晴天に恵まれ、最高の沖縄研修になりそう!って雰囲気で沖縄の産物を”いただきました”!滝壺に落ちたり、、、ヤドカリに挟まれたり、、、そんなことは全然想像してません。(笑)

初日はそんな感じで移動と観光でお終い。翌日からのハードな日程に備えて?深夜遅くまで語らいました。