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<第190回>東京研修旅行2日目

東京研修2日目の9月10日は、リクルートが運営している2つのギャラリー、クリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンで開催中の展覧会見学でした。

クリエイションギャラリーG8で開催中だったのは「MT × G8」です。

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ギャラリーではmtを使用した子供たちによるワークショップ作品展示、ミントデザインズが手がけたmtのウェアのインスタレーションとともに、クリエイターたちが新たに制作したmt作品が展示販売されていました。一番人気は横尾忠則氏のmtだとのこと。

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我々はG8の設立経緯や今回のMTワークショップの企画説明などを受けたのち、ご好意でmtを使ったオリジナル缶バッジ作りにも挑戦させていただきました。教員・学生とも夢中で制作させていただきました。(なので制作風景はクリエイションギャラリーG8のTwitterにてご覧下さい)

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もともとデザインワークやイラストレーション制作現場で必要不可欠のマスキングテープ。最近はツールのデジタル化で登場の機会は減ってきましたが、数年前から女性向けにカラフルなドットやストライプ、イラストレーションなどが印刷された仕様のテープ「mt」として雑貨店の定番アイテムとなっています(ホラ、見かけたことあるでしょ)。

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ガーディアン・ガーデンはビル地下にある小さなスペース。今回の企画展は、香港生まれの写真家ERICによる写真展「Eye of the Vortex/渦の眼」です。インドに対して我々が持っているステレオタイプのイメージとは一線を画したスナップの数々が並べられていました。http://rcc.recruit.co.jp/gg/

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このあと、午後から研修旅行は個別行動へ。参加学生はそれぞれに立てたスケジュールに従ってギャラリーや美術館などへ向かいました。

教員:ひがしなか

<第189回>東京研修旅行1日目

2014グラフィックデザインコース研修旅行1日目は、広告トップクリエイターのデザイン事務所訪問と銀座のギャラリー見学でした。

まず訪れた福島治デザイン事務所は一戸建てのゆったりした空間。演劇広告制作のアイデア発想段階から具体化までの細かい実例紹介では写真のリアリティを通じて「見たことのないような世界」の高いクオリティ実現のためには絶対に妥協をしないこと、またソーシャルデザインにおいける広告による取り組みについて、さらにグラフィックデザインが個人の名声よりも常に「新しく若々しくて初々しい」ものが評価されるとてもフェアな業界であることなど幅広いレクチャーをしていただきました。

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続いて訪問の新村デザイン事務所は銀座のど真ん中のビルにありました。新村水産や無印キャンプ場、資生堂の広告制作の事例紹介を通じて、どのようにデザイナーとしての自分らしさを獲得してきたか、そして不得意な分野にどう取り組んできたか、デザイン制作上ひと手間をかけることによってクオリティをあげることの大事さ、人との出会いの大切さ、アイデア創出に困ったとき常日頃からストックしているビジュアルのスクラップブックが助けになる事などを語っていただきました。

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両氏からは、プロフェッショナルのデザインクリエイティブにとって必要不可欠で重要なこだわりの数々について具体的な強いメッセージをいただきました。参加学生はグラフィックデザイナーになるために必要な鍵束を確かに受け取ったことと思います。この場を借りて貴重な時間を割いていただきました両氏に改めて心より感謝申し上げます。

研修はこのあと銀座GGGギャラリー「So French Michel Bouvet Posters」(ミシェル・ブーヴェのポスター展)、松屋銀座での「高岡2014クラフトコンペAWARDS+」とデザインコレクション見学をし、充実の1日となりました。

教員:ひがしなか

<第188回>「北斎」ブックデザイン展はじまっています。

8月2日(土)より、学生が作った本「北斎」ブックデザイン展は始まっています。

この展示は、毎年夏と冬に3年生の選択Aクラスが行っている展示で、授業で制作した手作りの本を千種正文館に展示させて頂いています。
今年のテーマは「葛飾北斎」で作品集や伝記を参考にそれぞれが受け止めた「北斎」の魅力を装丁を通して表現しています。

8月2日に搬入を終え、搬入メンバーで記念撮影をパチリ。

全員、無事に作品を展示することが出来てよかった*

実際の本屋さんに、学生が装幀をした本が並び手にとって見て頂くことができる面白い展示になっています。
ぜひご高覧ください。

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会期:2014年8月2日(土)ー8月17日(日)
時間:10:00~21:00/日・祝10:00~20:00
会場:ちくさ正文館
愛知県名古屋市千種区内山3-28-1
http://www9.ocn.ne.jp/~chikusas/
JR中央線千種駅より徒歩3分/地下鉄東山線千種駅4番出口より徒歩3分
TEL: 052-741-1137
講師:渡辺沙恵子
協力:鈴木製作所
入場無料
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研究室:うさみ

<第187回>本日、前期実技授業は最終日!

タイトルのとおり、本日は実技授業の最終日でした。
なので…授業は課題の提出や講評会を行っている学年がほとんどでした。

その中で、今回は2年生のパッケージデザインの講評会を見学&撮影させてもらいました。
この課題の内容は、
①キャンディーショップ・チョコレートショップのためのパッケージ/テーマ「おいしさを持ち帰る」
②ステーショナリーショップのためのパッケージデザイン/テーマ「楽しく使えるステーショナリー」
上記2課題よりどちらかを選択して、制作するというものでした。

まずは一番手の寺嶋さんから。
寺嶋さんが制作したのはキャンディーのパッケージ!



見た目にも可愛く、キャンディーのパッケージと言うのが伝わるものでした。
そしてなんといっても仕事がキレイ!これだけ綺麗な立体物をつくるのはなかなか出来ることではないと思います。

続きまして、中井くん。
中井くんはチョコレートのパッケージを制作。



小分けになったパッケージはブロックのように積み重ねられる仕組みになっています。
パッケージとしてだけではなく、小物入れとしても利用できるという提案をしてくれました。
シンプルな中にも、一味ちがった形が印象的でした。

お次は根本さん。
根本さんはクリップのパッケージを制作しました。



家型のパッケージになっていて、パッケージを開けると屋根の部分がモビールのようになっていて
三角形の部分にクリップがひっつく構造になっています。
パッケージのままインテリアとして使用できる、よく考えられた作りになっていました。

そして…まだまだ続きます。
こちらは久松さん。久松さんはプッシュピンのパッケージを制作しました。
テトラポット型のパッケージを開くと、こちらもそのまま飾れるようなデザインで可愛らしい。



パッケージを開いたときの、サプライズ感がかんじられるのも素敵だと思います。

最後は岩田さんの作品で、チョコレートのパッケージ。
岩田さんの作品は京都のチョコレートショップという設定のもの。



パッケージの形だけでなく、ロゴや帯などの小物までデザイン出来ていてとても完成度の高い作品でした。

パッケージ課題としては、初めて本格的に取り組む授業だったのですが全体的にクオリティの高い作品が多かったように思います。
短い時間の中で、本当によく頑張りました。
教員の山口先生も、なんだか嬉しそうでした。

これで、実技授業もおわりテスト期間を乗越えれば夏休みです。
あと少し!みなさん頑張ってください。

研究室:うさみ

<第186回>2年写真集展示の様子

開催中の「グラフィック2年写真集展」の様子です。

64ページの空間に束ねられている学生それぞれのテーマは、たとえば何かに映りこんだ風景の不思議な印象、身近なものへの視線、あっけらかんとしたシンプルなテーマを演ずる人たち、日常とは少し意識を変えたときに目に飛び込んでくる光景の集合、意外な組み合わせ、対称する二つの概念を考える面白さ、ものを視ていること自体への興味、光と影、人に関しての興味…など多岐にわたっています。ぜひご高覧さい。

  
今回は展示用の机スペースを広めにとって、22冊の本を手に取りつつぐるっと回遊できる並べ方にしてみました。
展示は名古屋造形大学図書館の閲覧室で7月31日まで開催しています。

教員:ひがしなか