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〈第306回〉第72回岐阜市美術展、 グラフィックデザイン学生が上位賞を独占。

第72回岐阜市美術展グラフィックデザイン部門で、昨年に引き続き本学グラフィックデザインコースの2,3年学生が上位賞を独占しました。

〈市展賞(1位)〉3年 高 偉東
親の過度な押し付けが子どもの重荷になることを警告しています。

〈市長賞(2位)〉3年 後藤晴香
人の扱い方によってペットが危険な状態に陥ることをアピールしています。

〈優秀賞(3位)〉3年 加藤さよ
温暖化で白クマの住みかが失われるのをコミカルなアイデアで表現しています。

〈優秀賞(3位)〉2年 吉村友花
崩れるだるま落としに例え、働き方改革について投げかけています。

〈奨励賞(4位)〉3年 前野華音
ストレスを抱える子どもとの関わり方を、人ではない別のもので表しています。

<第305回>第4回中部クリエーターズクラブポスターコンペティション 優秀賞受賞

この地域のグラフィックデザイン団体である中部クリエーターズクラブは、若手デザイナーや学生を対象にしたポスターコンペティションを毎年開催しています。
今年は第4回を迎え、「境界」というテーマ部門と「自由部門」で作品が募集されました。
この春大学院の視覚伝達デザイン分野を修了した王  嘯辰(中国からの留学生)さんは、修了制作で「のぞき」行為に対して嫌悪感を感じさせるビジュアルメッセージに取り組みました。
その際の画像をもとに、キャッチフレーズと組み合わせて3点シリーズのポスターにして、このコンペティションに応募したところ、うち2点が優秀賞に輝きました。のぞき行為をしてしまう者は、人としての境界を越え、体が獣に変わり、もとに戻れないとアピールしました。

<第304回>フリーペーパーの表紙ビジュアルに採用されました

フリーペーパー『ポトス』の表紙デザインにグラフィックデザインコース1年岩田彩伽さんのビジュアルが採用されました。

これは、フリーペーパー『ポトス』*が2019年1月より配布地域を春日井市から名古屋市守山区の一部に配布エリアを拡大するにあたって表紙デザインを一新することになり、本学学生対象に表紙ビジュアルを募集。学生からの応募作品を『ポトス』を編集・発行している株式会社まっくコミュニケーションズ様で審査・採用いただいたものです。

 

「それまでの写真表現からテキスタイルパターン的な表現に」変更するというのが応募デザインに対する要望でした。岩田さんはそれに対して花と花言葉をテーマにした作品を応募。リニューアル第1・2号(2019年1・2月号)の表紙ビジュアルにみごと採用されました。

*フリーペーパー『ポトス』http://potoskasugai.com

教員:東仲

<第302回>2年写真集展示

グラフィックデザインコース2年前期で制作した写真集作品の展示を名古屋造形大学図書館閲覧室にて開催しています。それぞれ良く考え明快に絞り込んだテーマの写真集が出来あがっています。ぜひ手にとってご覧ください。

今年度はロケ撮影による作品が多かったのが特徴でしたが、ロケ撮影以外の作品にも凝った内容のものがあり、それぞれのこだわりを感じます。また、併せての展示は学生たちが図書館蔵書から選んだ「気になる写真集」です。

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当初予定では11月30日(金)まででしたが、好評につき12月7日(金)まで会期延長しました。

教員:東仲

〈第301回〉第71回 岐阜市美術展に入選しました

2018年10月20日〜28日に開催の第71回岐阜市美術展グラフィックデザイン部門において、グラフィックデザインコースの学生6名が入賞、5名が入選しました。
入賞作品を紹介します。

 

●市展賞(部門1位)/3年 北洞侑季さん 「ありがとうの言葉」
AC JAPAN(公共広告機構)からのメッセージという設定のもと、場面の違いによっていろんな意味あいを持つ「ありがとう」について表現しています。ためらわず言葉にしてみようということを語りかけています。奥に込められた思いの見せ方が印象的です。




●市長賞(部門2位)/3年 島田美和さん 「言葉」
同じくAC JAPANからのメッセージという設定です。こちらは深く考えずに言った言葉による暴力を伝えています。四方からマンガで見られる吹き出しが集中してきてナイフになる。このビジュアルが強いインパクトを持っています。


●優秀賞(部門3位)/3年 水谷綾花さん 「リサイクル」
同じくAC JAPANからのメッセージという設定です。「ペットボトルをポリエステル繊維にリサイクルしてシャツに製品化する」ということを、簡潔なアイデアのビジュアルとキャッチフレーズでわかりやすく伝えています。


●奨励賞(部門4位)/3年 澤山慶次 「つけっぱなし もったいない」
同じくAC JAPANからのメッセージという設定です。夏の節電について、ホラー映画の広告のような見せ方をしているところが特徴です。エアコンの奥からのぞく目があり、その下の空間の広さがゾクッとさせます。


●奨励賞(部門4位)/3年 森井菜々 「魚とゴミ」
同じくAC JAPANからのメッセージという設定です。川や海に捨てられた多量のゴミによって、魚は息苦しそうに顔や体をゆがめています。水中が異常な状態になっている表現が印象的です。



●奨励賞(部門4位)/2年 山上雅弘 「Trash Monster」
十分に活かされないで捨てられる食品についてアピールしています。ゴミがいっぱい投げ込まれているバケツからこちらをにらむ怪しい目。どう感じているんだろうと思わせるキャッチフレーズとの関係がユニークです。