山本幸久先生特別公開講座

昨日は舞草先生企画によるマンガコース特別公開講座、小説家山本幸久先生による「ここから先どうしよう?ストーリーの転がし方」と題した講演が行われました。

講談社で「Mr.マガジン」や「ヤングマガジンアッパーズ」でマンガ編集者として仕事された後小説家として現在まで活躍されている山本先生、マンガを描く学生のために困ったときのストーリーの転がし方を大変丁寧に解説していただきました。
具体的にケースに分けてその対処の考え方を御教授いただけたのは、日頃ストーリー作りに悩む学生にとっても大変参考になる内容だったと思います。
個人的には、全てのキャラクターは自分であり年齢・性別が違っても自分の生身の感情を反映させる事が読者の心を掴む、というくだりが印象強く、指導する側としても参考になりました。

講演後は会場の学生一人一人とお話される等、非常に親身に接していただき、大変有意義な時間をいただけました。

お忙しい中お時間を作って講演していただいた山本先生、ありがとうございました!
今後とも名古屋造形大学マンガコースをよろしくお願いいたします。

山本幸久先生公開講座


山本幸久先生公開講座


山本幸久先生公開講座


長崎先生、ペトル・ホリーさん特別公開講座

昨日は本学マンガコース客員教授でもある長崎尚志先生企画で、元駐日チェコ共和国大使館一等書記官で現在早稲田大学演劇博物館招聘研究員、文化資源学会会員としてチェコ文化・芸術の紹介と普及に努められているペトル・ホーリーさんをお迎えして「チェコ漫画史 共産主義からどう生き延びたか?」という公開講座を行いました。

ホリーさんのチェコを紹介するサイト「チェコ蔵」

講演は大変貴重な画像資料をたくさん拝見しながらマンガを通してチェコの歴史を俯瞰するような内容で、今までの創作の直接的なノウハウに関する内容とは違い、「マンガを描く」という行為がチェコの歴史においてはいかに「自由」の概念と関わりがあったというところは、自由にマンガを描ける我々の状況を今一度噛みしめる感想を持ちました。

なんどもソ連に自由を蹂躙されてきたチェコのマンガやアートには「戦争ネタ」がほとんどなく、ブラックユーモアや暗喩によってその文化を守ってきた歴史にはチェコという国の誇りを感じ、また無血で革命を成し遂げる「危機を乗り越える力」のある国としてその一端をマンガやアートが担ってきた経緯は、同じマンガに関わる者として自分も背筋を正す思いで拝聴しました。

アカデミックな内容で大学らしい講義だったと思います。
お忙しい中お時間をいただいた長崎先生、ペトル・ホリーさん、ありがとうございました!

「チェコ漫画史」


「チェコ漫画史」


「チェコ漫画史」


安藤正基先生特別講義

22日は4期卒業生で「八十亀ちゃんかんさつにっき」が大ブレイク中の安藤正基先生とシークレットゲストの先生による特別講義でした。
おりしもその日は「八十亀ちゃんかんさつにっき」のアニメ化続報が発表された日で、講義会場も最初から熱を帯びていました。

コミックナタリー様「八十亀ちゃんかんさつにっき」アニメ化続報

この日のゲストはSNSで大変人気のある有名マンガ家の方で、安藤先生もSNSから連載が決まったという事でお二人のお話しもSNSでのマンガ掲載からどのように発展させていくかというお話しが中心となりました。SNSでの立ち振る舞いに関してはこれまでもいろいろな方が講義でお話しされてきましたが、実際に10万以上のフォロワーを持つ方のセオリーは実感を伴ったリアリティがあり、自分も大変勉強させていただきました。

今回の阿部先生の企画では、阿部先生はもちろん、卒業生の安藤先生の造形マンガコース学生に対する熱いエールを感じる内容だったと思います。学生諸君も十分モチベーション上がったのではないでしょうか?

お忙しい中準備段階から貴重なお時間を割いていただいた安藤先生、ゲストの先生、そして一緒に考えていただいた安藤先生のお友達の作家の皆様には心から感謝いたします。本当にありがとうございました!

安藤先生特別講義


安藤先生特別講義


11月29日、山本幸久先生公開講座「ここから先どうしよう?ストーリーの転がし方」

公開講座が続きます!11月29日は名古屋造形大学マンガコース主催の公開講座で、小説家の山本幸久先生をお迎えして「ここから先どうしよう?ストーリーの転がし方」と題した公開講座を行います!

「ここから先どうしよう?ストーリーの転がし方」山本幸久先生公開講座
2018年11月29日(木) 13時20分〜16時30分(予定)
場所:名古屋造形大学C601教室

名古屋造形大学アクセス

山本幸久先生プロフィール
1966年東京八王子生まれ。中央大学文学部卒業後、編集プロダクション勤務を経て2003年に「笑う招き猫」で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。軽快な文章と物語で人気を集めている。著作は「笑う招き猫」の他「ある日、アヒルバス」「凸凹デイズ」「ウチのセンセーは、今日も失踪中」「店長がいっぱい」「ふたりみち」など多数。「笑う招き猫」は2017年に映画化されている。

山本幸久先生ウィキペディア

本学マンガコース非常勤講師でマンガ編集者の舞草先生の企画で、元マンガ編集者でもあった山本先生にストーリー創作に関するノウハウをお聞きできる大変貴重な機会です。日頃ストーリー作りに苦しむマンガコース諸君はもちろん、他コース学生や、山本先生のファンの方や小説に興味をお持ちの外部の方も聴講可能ですので、ぜひお出かけください。
聴講無料です。

11月29日木曜日3,4限!


コミックイラストレーションゼミ3,4年次合同ゼミ展!

来月12月3日より学内D1,D2ギャラリーにて、三輪先生、山田先生が日頃ご指導されているコミックイラストレーションゼミの3,4年次合同ゼミ展が開催されます!

名古屋造形大学コミックイラストレーションゼミブログ
コミイラゼミ展ツイッターアカウント

マンガコースからも多くの学生が参加しているコミイラゼミ、どんな作品が出てくるか楽しみですね!
日頃三輪先生や山田先生にお世話なってるマンガコース諸君もぜひ見に行ってくださいね!

【2018年コミックイラストレーションゼミ展】
日時:2018年12月3日(月)〜8日(土)
初日13:00〜18:00
火〜金9:00〜18:00
最終日9:00〜16:00
場所:D1ギャラリー(3年次イラスト展)
   D2ギャラリー(4年次プレ卒展)
※コミイラゼミデジタルメディア生の作品は、同期間開催「メディアデザイン展(ギャラリー矢田)」でご覧いただけます。

みんなのキャラ愛が楽しみです!


11月26日マンガコース公開講座「チェコ漫画史 共産主義からどう生き延びたか?」

今月26日は名古屋造形大学マンガコース主催で公開講座「チェコ漫画史 共産主義からどう生き延びたか?」が行なわれます。

これは本学マンガコース客員教授でもある長崎尚志先生企画で、チェコ文化、芸術の普及に御尽力されているペトル・ホリーさんをお迎えし、チェコの漫画の歴史について講演していただく公開講座です。

ソ連傘下において文化言論の統制を受けていた国・チェコスロヴァキア。
しかし国民はその束縛から徐々に逃れ、漫画文化もまた進化し続けました。
そして1968年3月、「プラハの春」でその隆盛もピークを迎えます。
だがその数か月後、突如ソ連軍がプラハを占拠。
自由は根絶され、その結果、漫画は地下に潜ることを余儀なくされました。
今回の公開講座ではチェコの歴史を交え、漫画文化というものの本質と自由に迫ります。

ペトル・ホリーさんプロフィール
1972年プラハ郊外ドブジーシュ市生まれ。1990年プラハ・カレル大学文学部日本学科に入学し、語学留学で初来日。早稲田大学、東京学芸大学大学院、早稲田大学大学院(演劇映像専修)にて歌舞伎を研究。2006年、駐日チェコ共和国大使館一等書記官として、同大使館内チェコセンター東京を新たに開設、2013年まで所長を務める。現在、チェコ文化・芸術の紹介と普及を目的にしたウェブサイト「チェコ蔵」を主宰、ライター、チェコ映画字幕、講演など数多く活躍中。最近の共著に、『チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ』などがある。早稲田大学演劇博物館招聘研究員、文化資源学会会員。

大変貴重なお話がうかがえる貴重な機会でもありますので、公開講座として外部の方も聴講できるようにいたします。
マンガコース学生は参加必須、マンガコース以外の学生や教員の皆さん、大学外の方も聴講できますので、ぜひご参加いただければと思います。聴講無料です。

名古屋造形大学への交通アクセス

よろしくお願いいたします!

チェコ漫画史!


1年碧松実さん、「ヤングジャンプ」期待賞!

ブログ掲載が遅れて先週発売だった集英社「ヤングジャンプ」48号で発表されている「#063シンマン賞」結果で1年碧松実(P.N.)さんの「畢生のオーガ達」という作品が期待賞+初投稿賞に入賞しています!

「#063シンマン賞」ウェブサイト

ストーリー部門では2番目の受賞作なので、まずまずのスタートかと思います。
独特の世界観を熱いドラマで描く碧松さん、今後の活躍に大きな期待ができそうです!

碧松実さん、入賞おめでとうございます!

渾身の63P!


「HUNGRY展」開催中!

本学卒業生で現在職員のスエイシさんの主催で他大学も含めいろいろなアーティストが集まった「HUNGRY展」が今日から始まっています!

「HUNGRY展」 11月3日から25日までの土日祝日 
会場 cafe&bar299 名古屋市千種区堀割町2-6-12 11:oo-18:00(last order17:30)

「cafe&bar299」HP

食べ物をテーマとしたギャラリーカフェでの展示です。マンガコースからは黒木ああ(P.N.)さん、のりこ(P.N.)さんが参加しております。
ぜひお越しくださいませ。

DMイラストは黒木ああさん!


のりこさんのイラスト!


佐藤いづみ先生「ビッグコミックスペリオール」に「アオハルブックガイド」掲載!

現在発売中の小学館「ビッグコミックスペリオール」に本学マンガコース非常勤教員佐藤いづみ先生の「アオハルブックガイド」という前後編読み切り作品、前編が掲載されています!

「ビッグコミックスペリオール」HP

日頃お世話になっている佐藤先生、出張編集部企画がご縁で「スペリオール」に初登場です!今回前編という事で後編もまた楽しみですね!
学生諸君、佐藤先生の読み切り、是非チェックして下さいねー!

2号連続掲載!


「ビッグコミックスペリオール」一宮様特別講義

先週25日木曜日は小学館「ビッグコミックスペリオール」編集部一宮様による「漫画家として生計を立てるということ」と題した特別講義でした。

マンガコース非常勤教員で編集者の舞草先生の企画で、マンガを職業として捉えるにはどういう考え方が必要か、という大変大事なお話でした。
一宮様は編集者の立場から、どのタイミングでバイトを辞めるべきか具体的なシミュレーションを学生にもわかりやすくお話いただき、学生諸君もより具体的な職業意識が持てたのではないかと思います。

一宮様には出張編集部でもお世話になっており、講演後は担当していただいている学生とネーム相談も行っていただきました。

企画していただいた舞草先生、お忙しい中お時間作って講義していただいた一宮様、ありがとうございました!
今後とも名古屋造形大学マンガコースをよろしくお願いいたします。

自分の制作スピードと雑誌の刊行ペースを確認!


無収入の月をないようにするのが重要!