11月26日マンガコース公開講座「チェコ漫画史 共産主義からどう生き延びたか?」

今月26日は名古屋造形大学マンガコース主催で公開講座「チェコ漫画史 共産主義からどう生き延びたか?」が行なわれます。

これは本学マンガコース客員教授でもある長崎尚志先生企画で、チェコ文化、芸術の普及に御尽力されているペトル・ホリーさんをお迎えし、チェコの漫画の歴史について講演していただく公開講座です。

ソ連傘下において文化言論の統制を受けていた国・チェコスロヴァキア。
しかし国民はその束縛から徐々に逃れ、漫画文化もまた進化し続けました。
そして1968年3月、「プラハの春」でその隆盛もピークを迎えます。
だがその数か月後、突如ソ連軍がプラハを占拠。
自由は根絶され、その結果、漫画は地下に潜ることを余儀なくされました。
今回の公開講座ではチェコの歴史を交え、漫画文化というものの本質と自由に迫ります。

ペトル・ホリーさんプロフィール
1972年プラハ郊外ドブジーシュ市生まれ。1990年プラハ・カレル大学文学部日本学科に入学し、語学留学で初来日。早稲田大学、東京学芸大学大学院、早稲田大学大学院(演劇映像専修)にて歌舞伎を研究。2006年、駐日チェコ共和国大使館一等書記官として、同大使館内チェコセンター東京を新たに開設、2013年まで所長を務める。現在、チェコ文化・芸術の紹介と普及を目的にしたウェブサイト「チェコ蔵」を主宰、ライター、チェコ映画字幕、講演など数多く活躍中。最近の共著に、『チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ』などがある。早稲田大学演劇博物館招聘研究員、文化資源学会会員。

大変貴重なお話がうかがえる貴重な機会でもありますので、公開講座として外部の方も聴講できるようにいたします。
マンガコース学生は参加必須、マンガコース以外の学生や教員の皆さん、大学外の方も聴講できますので、ぜひご参加いただければと思います。聴講無料です。

名古屋造形大学への交通アクセス

よろしくお願いいたします!

チェコ漫画史!

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