浦沢直樹先生最終講義

昨日は全学年参加しての浦沢直樹先生最終講義でした。

2007年名古屋造形大学マンガコース(当時はクラス)発足時から客員教授としてコースの指導方針、考え方、カリキュラム作りに御尽力いただいた浦沢直樹先生、昨日の講義はその8年間の集大成とも言えるような熱いメッセージの詰まった内容でした。

テーマは「いかにして白紙を埋めるか」。

このシンプルな命題の中にあるマンガ描きとして必要な姿勢や考え方、具体的な実践方法まで終始力強い口調で学生に語っていただき、後半の質疑ではその熱を受けて学生から質問が相次ぎ、全て拾いきれなかったくらいので、一人一人が浦沢先生のひと言ひと言を聞き逃すまいとしっかり胸に刻んだ事と思います。

今後も先生には特別講演やマンガ賞の審査員等で関わっていただけるとのお話でしたが、今後は我々専任講師や学生諸君が作品や実績を持って先生に8年間関わっていただいた恩返しをしていかなければならないと思います。
そのためにコースでの日々を有意義に楽しく、そして「白紙を埋める」努力を怠らずに精進していきましょう!

最後に浦沢先生からコース学生へのメッセージである3か条を上げておきます。

1「ちゃんと憧れているか」

2「ちゃんとたくさんの作品に触れているか」

3「ちゃんと毎日描き続けているか」

浦沢先生、8年間もの間本当にありがとうございました!

「ボツとはどこかにOKがあるという事」

「ボツとはどこかにOKがあるという事」


頭に浮んだイメージを描く!

頭に浮んだイメージを描く!


連載作家の仕事は「毎日が夏休みの最後の日」のようなもの

連載作家の仕事は「毎日が夏休みの最後の日」のようなもの


浦沢先生、8年間ありがとうございました!

浦沢先生、8年間ありがとうございました!

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