浦沢直樹先生特別講義

先日27日の月曜日は浦沢直樹先生による1年対象の特別講義でした。
3限は先生のマンガ家としてデビューされるまでの流れでマンガの歴史を踏まえつつ学生がマンガに向かうにあたって大切な事は何か?というお話、4限からは学生が制限時間10分で描いたキャラクターについて様々なアドバイスをいただくという構成でした。

中でも印象に残ったお話は・・
・「火の鳥」を初めて読んだ時、マンガ家が時間や空間を自由自在に操るという事に衝撃を受けた。
・「こういう絵を描きたいな」という目標があった。
・デビューしたら絶対売れない(マイナーな)マンガ家になると思っていた。
・ペン入れは鉛筆で描いている時のスピードが理想。
・人物を描くときはもっとアングルに凝って欲しい。あらゆる年齢が描けるように。
・ファンタジーを描くなら「ファンタジー」の常識を覆す気概で。
・「人に見せられない」と思うなら、次に「人に見せるとはどういう事か?」を考えて欲しい。

どのお話も一字一句1年生の中に刻まれた事と思います。
浦沢先生、お忙しい中誠にありがとうございました!

1年31名のみという贅沢な授業


皆真剣です


学生の描いたキャラクターにアドバイスいただきました


先生も自らお描きになります


さらさらっと・・歓声が上がります!


浦沢先生、ありがとうございました!

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