芳崎せいむ先生特別講義

昨日は本学マンガコース全学年共通でマンガ家の芳崎せいむ先生による特別講義。「金魚屋古書店」「デカガール」などのヒットで知られる芳崎先生とともに、本学客員教授で「デカガール」原作者でもある長崎尚志先生、講談社「Kiss」編集部から担当さんも御一緒に来校されました。
講義は長崎先生との対談形式で「芳崎先生の学生時代」「アイデア出しの話」「編集者との仕事」といったお話から、「5年10年続けるマンガ家を目指す」「文化と産業を担う覚悟」といった大きなレンジのお話まで、学生にとってはなにからなにまで参考になる中味の濃い内容で、創作のヒントをもらった学生も多かったのではないでしょうか。
芳崎先生、お忙しい中ほんとにありがとうございました!

芳崎せいむ先生のHP

司会進行マンガコース石川で始まりました

芳崎先生と長崎先生の「デカガール」コンビ!


学生も大感激な一日でした!


今日のホワイトボード

1年実技。オリジナル作品を進める上での「背景」の考え方。背景は「資料」と「タッチ」で考える。

自分の作品に合った背景の描き方をしているマンガから手法を参考にする


1年生背景実技

1年生は高木先生による「背景/コマ割り」演習として、本学キャンパスを舞台に2p以上のマンガを描くという課題が進行中です。これはあらかじめカメラで撮ってきたキャンパスの様々な場所を背景としてマンガに取り入れ、ストーリーは無くていいから演出の流れを重視する、というユニークな授業です。

キャンパスを舞台にアクション!


撮ってきた場所をうまく演出にいかして


どんなシーンが出来るか、楽しみです!


浦沢直樹先生特別講義

昨日は本学マンガコース客員教授でもあるマンガ家、浦沢直樹先生によるマンガコース全学年参加の特別講義が行われました。全体は2部構成で、第一部はマンガにおける「おもしろさ」とはなにか?という、シンプルかつ深い内容で、映像資料を見ながらの「いかに読者をワクワクさせるか」という、実践的講義でした。第二部は皆で考えたセリフに学生が表情をつけたキャラクターをその場で描き浦沢先生が講評するという、学生参加のワークショップ型実技授業で、一転して会場は賑やかな雰囲気になりました。

大いに盛り上がった講義に浦沢先生も大変満足されて東京へ帰っていかれました。

浦沢直樹先生、お忙しい中ほんとにありがとうございました!

設定(しばり)のうまさについて


第二部:先生の見本!


一つのセリフも演出次第で多様な心情表現のバリエーションが生まれる


シンキングタイム5分間!


続々集まる作品。皆うまいし早い!


珍解釈に浦沢先生も思わず吹いた!


山本貴嗣先生寄贈原稿

御報告が遅れましたが、後期に入ってすぐマンガ家の山本貴嗣先生が本学マンガコースに過去作品の生原稿を段ボール一箱分寄贈して下さいました。「学生のお役にたてば」という大変有り難い御好意で、貴重な生原稿は学生も興味津々で閲覧させていただいております。山本先生、ありがとうございました。
山本先生のHP

宝の山です!


美しいトーンワーク!


なめらかなペンタッチ!


貴重な学生時代の原稿も!


2年生アニメーション実技

後期に入って2年生はアニメーションの実技が始まりました。前期から継続していた分後期ではいよいよ作品のイメージがより具体的になってきます。

フラッシュを使って絵を動かしてます


ペンタブで作画中です


レイヤーを使い分けて色塗りしています


アニメーションコースの辻先生に担当していただいてます

おまけ:今日は「ポッキーの日」・・らしい・・・


3年生背景実技

3年生はアシスタント技術強化期間。今週は「トレース」。トレース台を使って資料写真を透かして描きます。

トレース台を使うので部屋を少々暗くして・・


こんなカンジに透かして描きます


そのまま写すとネガのようになってしまうので・・


定規で補正したり・・


ペンで調子をつけたり・・


様々なマンガ技術で修正が必要です


1年生デッサン講評

昨日は1年生デッサン実技の最終日。本学コンテンポラリーアートコースの小林先生による講評が行われました。小林先生ありがとうございました。

3週間みっちりの成果が今ココに


講評に聞き入る学生、真剣です


デッサン


デッサン


デッサン


デッサン


デッサン


デッサン


2年生編集ロールプレイング

本日2年生の実技は常盤先生による編集部打ち合わせのロールプレイング。「新人賞受賞後の打ち合わせ」という設定で、本日なんとモーニング編集部からかわぐちかいじ先生を担当されている現役編集者竹本さんが来校され、ゲストとしてリアルな現場における様々なケースについてお話してくださいました。

学生が前に出て疑似打ち合わせをします


今回主眼となったのは学生(新人)側ではなく・・


打ち合わせで編集者がどういう狙いがあって、なにを考えているか?というお話


竹本さん、貴重なお話ありがとうございました!


2年生グループ制作

2年生実技は今高木先生によるグループ制作のピークです。4、5人のグループに分かれ、ネーム、キャラクター、背景、ペン入れ、仕上げを分担します。いわば「合作」なのですが、細かい作業の連携がアシスタントの勉強にもなります。

ここのチームはもうすぐ完成?


背景係が資料検索中


パッと見はいつもの実技と変わりませんが・・


分担も話し合って決めます


みんな頑張れ!