芸祭レポート!
8日から3日間名古屋造形大学芸術祭が行われました。昨年度のようにコース単位での出店参加はありませんでしたが、今年も多いに盛り上がったようです。
8日から3日間名古屋造形大学芸術祭が行われました。昨年度のようにコース単位での出店参加はありませんでしたが、今年も多いに盛り上がったようです。
昨日は自分(石川)にとっても特別な一日となりました!
さそうあきら先生は憧れのマンガ家であり、京都精華大学マンガコースの准教授で大学マンガ教育の大先輩でもあるので、先生の講演はいろいろな意味で勉強になりました!学生諸君にとっても示唆に富んだ内容だったと思います。
先生のお話のポイントをいくつかあげておきます。
・ストーリーの本質は「問題と解決」。ゆえに全てのストーリーはサスペンスである。
・リアリティはストーリーというレースカーにとっての「ダウンフォース」
・複数の問題提起や複雑な設定、回想シーンの多用は推進力にとっての減速要素となる。
・リアリティとは「説得力」。その重要な要素は「キャラクター」「取材」「五感」
・背景にはその場所における「温度」「湿度」「天気」といった雰囲気も考慮する事が大事
・アイデア出し、発想訓練法としての「マンダラート」「マインドマップ」
さそう先生、ほんとにありがとうございました!
おまけ:明日から名古屋造形大学芸術祭です!8日の18:30からメインステージでマンガコース准教授石川のバンド「フラットライナーズ」のライブがあるよ!よろしくね!
来る10月6日木曜日は名古屋造形大学公開講座「スーパーレクチャー2011」として、マンガ家のさそうあきら先生をお迎えして「マンガ推進力とリアリティ」というタイトルで特別講義が本学C601教室で14:30から行われます。
さそうあきら先生は第三回講談社ちばてつや賞大賞「シロイシロイナツヤネン」でデビュー。主に青年誌のジャンルで活躍され、99年には「神童」で第三回手塚治虫文化賞、08年には「マエストロ」で第12回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞されています。
その後も現代に生きる様々な人々のドラマを時にやさしく、時に厳しく描く、マンガ界きってのストーリーテラーとして数々の傑作を世に送り出しておられます。
また、さそう先生は現在京都精華大学マンガ学部マンガ学科ストーリーマンガコースで准教授として学生に御指導もされておられるので、コース学生にとっても非常にためになる講義になるでしょう。マンガコースは全学年参加必須ですよ!
もちろん公開講座ですので一般の方も聴講可能です。さそう先生のストーリー作りの秘密がわかる貴重な機会ですので、是非ふるってお申し込みいただければと思います!
来る10月1日、小牧のメナード美術館において名古屋造形大学の公開講座が行われます。
年間テーマ「リアルとバーチャル」の3回目の今回は、マンガコース准教授石川俊樹が「マンガ世界の歩き方」というタイトルでマンガの持つ仮想世界の魅力についてわかりやすく講義します。
お申し込みいただければどなたでも聴講いただけますので、よろしくお願いいたします!
今週末の9月17・18日両日は名古屋造形大学オープンキャンパスです!
名古屋造形大学オープンキャンパス詳細
マンガコースでは入試相談コーナーの他に恒例の「マンガ制作体験コーナー」(D106アトリエ)を行いますが、今回17日に限って初めての試みで「マンガコース先輩にいろんな事聞いちゃおう!」というスポットイベントを同会場で14:00〜15:00に行います!
マンガコースの事、大学生活の事、あるいは原稿制作の事、持ち込み/投稿について等、マンガ家を目指す、あるいは興味のある高校生の皆さんのあらゆる疑問に、コース在籍の1年から3年の先輩方が親切・丁寧に(答えられる範囲で、笑)お答えします!
この際だから思い切っていろんな事を聞いちゃおう!!
本日の中日新聞朝刊文化面に名古屋造形大学マンガコース非常勤講師の佐藤いづみ先生を取材された記事が載ってます。佐藤先生はコミック・ゼノンで「冷蔵庫探偵」という作品を連載しながら、本学マンガコースでも週一で指導していただいてます。現役作家の直接指導という事で、学生にも大変頼りにされている先生です!