特別公開講座「マンガは描くもの?教わるもの?」

9月10日(土)はマンガコースプロデュースで名古屋造形大学特別公開講座「マンガは描くもの?教わるもの?」が東別院会館にて行われます。
造形マンガコースの学生は必ず受けるようにして下さい!

名古屋造形大学特別公開講座

講師としてお迎えするのはマンガ評論家で東京工芸大学マンガ学科教授の伊藤剛先生で、マンガコース専任の石川が聞き手となり対談形式でお話を伺います。

伊藤先生は著書「テヅカ・イズ・デッド」で戦後マンガ評論における新たな視点を提示されただけでなく、東京工芸大学だけでなく数多くの大学で実技と講義両面の御指導を精力的にされております。また全国で巡回展示されている「描く!マンガ展」でも監修を努めておられます。
専任石川とは浦沢直樹先生のアシスタントとして同期であり、そんな御縁もあって今回お誘いさせていただきました。

伊藤剛先生プロフィール
伊藤剛(いとうごう)1967年名古屋市生まれ。名古屋大学理学部地球科学科卒。マンガ評論家。東京工芸大学芸術学部マンガ学科教授。
武蔵野美術大学芸術文化学科非常勤講師。早稲田大学文化構想学部非常勤講師。桑沢デザイン研究所非常勤講師・・他

著書「テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ」NTT出版
  「マンガは変わる ”マンガ語り”から”マンガ論”へ」青土社
  「マンガを読む。 The Manga Reviews」青土社
  「網状言論F改」青土社 東浩紀編 小谷真里、斎藤環、竹熊健太郎、永山薫との共著 ・・他

かつてマンガはアシスタントに入って先生からそのノウハウを「盗む」ものだ、と言われていた時代がありました。しかしここ数年来全国の大学で次々とマンガの授業が始まり、その動きに呼応してマンガ業界もまた大学のマンガコース、マンガ学科に注目せざる得ない状況が生まれています。
この講座ではマンガ評論家でありながら東京工芸大学でマンガの実作指導をされという、全国のマンガ教育現場でも珍しい立ち位置の伊藤先生をゲスト講師にお迎えして、マンガ教育最前線のお話を伺いつつ、個人芸である「マンガ」をシステムとして教える事は可能なのか?ひいては「マンガ」の本質とはなにか?というところまでディスカッション形式で探っていきたいと思います。
マンガに興味ある方、マンガを描く方、マンガを教える立場の方、その他多くの方に気軽に参加していただければと思います(無料です)。

ご予約はこちら→zokokai@nzu.ac.jp(必須)

よろしくお願いいたします!!

マンガ評論家伊藤剛先生

マンガ評論家伊藤剛先生

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