アニメーター
アニメーション制作において担当するカットの絵を描いて作画を担当する仕事です。主に動画マンと原画マンに分類されていますが、それ以外にも、制作進行、仕上げ(色塗り)、撮影(合成)、美術(背景)など、様々な業務内容があります。
一般的にアニメーションと呼ばれて思い浮かぶ作品は産業アニメーションと呼ばれ、原作やシナリオに合わせて描くのが大切なポイントとなります。また、近年はタブレットを使用するデジタル作画も増えており、すべてCGで制作された作品も王道となってきています。短い作品であっても、想像以上の絵の枚数を描かなければなりませんので、とにかく描くことが好きだったり、CGなどの技術を追及することを諦めない「継続力」がとても重要となります。
一般的にアニメーションと呼ばれて思い浮かぶ作品は産業アニメーションと呼ばれ、原作やシナリオに合わせて描くのが大切なポイントとなります。また、近年はタブレットを使用するデジタル作画も増えており、すべてCGで制作された作品も王道となってきています。短い作品であっても、想像以上の絵の枚数を描かなければなりませんので、とにかく描くことが好きだったり、CGなどの技術を追及することを諦めない「継続力」がとても重要となります。
【情報表現領域】卒業生 大谷彩絵 さん / コメント
アニメ制作会社 トリガーに就職し、プロメアなどの制作に携わっています。
―在学時のエピソードを教えてください。
実は、3年生の時にアニメーターを目指すのを諦めて、ゲーム業界に進もうかなって考えていました。それでイラストとか一枚絵ばかり描いていたんですけど、あんまり面白くなくて…。それで3年生になってから、初心に返ってアニメーションを作るのを再開しました。やっぱり作品が動く方が、描いてて楽しい!気持ちが高鳴る!って思ったんです。
―在学時のエピソードを教えてください。
実は、3年生の時にアニメーターを目指すのを諦めて、ゲーム業界に進もうかなって考えていました。それでイラストとか一枚絵ばかり描いていたんですけど、あんまり面白くなくて…。それで3年生になってから、初心に返ってアニメーションを作るのを再開しました。やっぱり作品が動く方が、描いてて楽しい!気持ちが高鳴る!って思ったんです。
必要な能力 TOP5
技術力 | 追及心 | 行動力 | 継続力 | 発想力 |
社交性 | 協調性 | 客観性 | 几帳面 | 責任感 |
向上心 | 主体性 | 柔軟性 | 計画性 | 自制心 |
学生作品のワンシーン
大学で努力すべきこと
- とにかくたくさん絵を描く
- アニメや映画など、幅広い作品を観る
- 業界や志望する会社について調べる
とにかくたくさん絵を描く
絵がうまくなるためには、やはりたくさんの絵を描くことが重要な要素になります。アニメーション表現で重要な要素となる躍動感や表情の変化、動きの要素、カメラワークなど、結局のところすべては無数の絵によってできています。それらの技術を手に入れることは、頭で考えるだけではほぼ不可能です。経験が何よりも重要なのです。
絵を描くと一言でいっても中々簡単ではないと思いますが、例えば「2日で1枚仕上げる」「毎日10枚クロッキーする」というように、具体的なルールを決めて描き続けたり、友人と集まって描く環境を作ったり、とにかく描く習慣を増やせるよう工夫すると、継続して続けていくことができるでしょう。
絵を描くと一言でいっても中々簡単ではないと思いますが、例えば「2日で1枚仕上げる」「毎日10枚クロッキーする」というように、具体的なルールを決めて描き続けたり、友人と集まって描く環境を作ったり、とにかく描く習慣を増やせるよう工夫すると、継続して続けていくことができるでしょう。
アニメや映画など、幅広い作品を観る
自分の趣味の範囲で作品を鑑賞するだけではなく、意識的に幅広いジャンルの作品を見ることで、視野を広げることができます。視野を広げることは、自分自身の作風を追及することや、新たな視点の作品を制作するきっかけに繋がります。
また、アニメーション作品だけではなく、映画や絵画、マンガ、小説、ポートレートなど、他分野の作品を食わず嫌いせずに手を伸ばしてみることも重要なポイントです。作品を作る側としての認識を持ちながら、世界に溢れる作品を鑑賞してみてください。
また、アニメーション作品だけではなく、映画や絵画、マンガ、小説、ポートレートなど、他分野の作品を食わず嫌いせずに手を伸ばしてみることも重要なポイントです。作品を作る側としての認識を持ちながら、世界に溢れる作品を鑑賞してみてください。
業界や志望する会社について調べる
就職活動の際に、希望する業界や会社がどのようなところなのかを調べることは非常に重要となります。企業側は、面接や履歴書などを見て、応募してきた学生がアニメーション業界や自身の会社で本当に働きたいかを判断していきます。ですが、学生たちが業界のことも会社のことも知らない、調べていないということが分かれば、あまり本気で働くつもりがないのかと思われてしまいます。そのようなことのないように、事前にしっかりと業界や会社のことを調べる必要があります。
アニメーターになるためには
まずは、デッサンやクロッキーなど、絵を描くために必要な基礎画力を学んでいきましょう。更に、アニメーターの仕事をするうえで必要な様々なデジタル技術を学び、自分自身の手で作品を作れるようになる必要があります。また、就職活動の際には作品集(ポートフォリオ)が必須となりますので、描いた作品は、スキャンしたり現物を取っておいたりと、捨てずに貯めておく必要があります。
美術表現領域、視覚表現領域では、基礎的なデッサンから多様なアナログ画材の研究、イラスト制作などを通して、背景美術を中心にアニメーション業界に通ずる能力を上げることが可能です。
情報表現領域では、アナログだけでなくデジタルやCG技術も網羅し、トータル4年間を通してアニメーション制作を極めることが出来るカリキュラムになっています。
また、デジタルやCG技術の基礎や他の最先端な技術を学ぶことで、アニメーションを活かしたゲームデザインやエンターテインメントデザインなどを制作することも可能です。
美術表現領域、視覚表現領域では、基礎的なデッサンから多様なアナログ画材の研究、イラスト制作などを通して、背景美術を中心にアニメーション業界に通ずる能力を上げることが可能です。
情報表現領域では、アナログだけでなくデジタルやCG技術も網羅し、トータル4年間を通してアニメーション制作を極めることが出来るカリキュラムになっています。
また、デジタルやCG技術の基礎や他の最先端な技術を学ぶことで、アニメーションを活かしたゲームデザインやエンターテインメントデザインなどを制作することも可能です。