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インテリアデザイナー


インテリアデザインはとても幅の広い仕事です。家具やカーテン、照明等のデザインやカラーリングだけでなく、壁や床の材料、扉の形状や天井高さ、そして空間の使い勝手や建築内部の設計まで、広く大きく関わります。反対にアート制作や壁のグラフィックデザイン、サインやロゴ、小物の演出などの細やかな仕事も行います。建築法規から人体寸法に至るまで、幅広い知識と経験をベースに、「空間を一体的にデザインする」ことができるのがインテリアデザイナーです。
身近な住宅空間に加え街の飲食店や美容院、また図書館や医療施設、オフィスでも、様々な分野でインテリアデザイナーが空間創りに活躍しています。
資格には、インテリアプランナー、インテリア設計士、商業施設士、インテリアコーディネーターなどがあります。

【空間作法領域】溝口 周子 教授 / コメント

私は㈱日建設計グループのインテリア設計事務所で、インテリアデザイナーをしていました。そこでは、ホテルデザインや図書館、病院、オフィスや大学など、様々なパブリック空間の設計デザインに関わりました。住まいではマンションのモデルルームもデザインしています。
コンセプト作りからスケッチデザイン、図面作成や現場指示など、クライアントとの折衝やプロジェクト管理まで、あらゆることを経験したことは私の財産となり、独立後も自身のデザイン事務所で、インテリアデザイナーとして活動しています。

必要な能力 TOP5

技術力 追及心 行動力 継続力 発想力
社交性 協調性 客観性 几帳面 責任感
向上心 主体性 柔軟性 計画性 自制心

学生作品例
(キャンパスリニューアルプロジェクト)

大学で努力すべきこと

  • 社会の様々なデザインに興味を持つ
  • 豊かな発想と論理的思考、カタチを創る技術を学ぶ
  • 表現する力を磨く

社会の様々なデザインに興味を持つ

インテリアデザイナーは幅の広い仕事です。講義や課題をこなすだけでなく、建築やインテリアの美しい雑誌を購読したり、街へ出て新しいSHOPを回ったり、新しい空間だけでなく古い寺社仏閣や街道を訪ねたり。社会の中にデザインのヒントがたくさんあります。それらのどれが美しいデザインなのか、そのディテールや材料は何で出来ているのか、空間と人々はどう関係しているのか。たくさん見て、そして論理的に考えて、「自分の美しいデザインの抽斗」をいっぱいにしてほしいと思います。

豊かな発想と論理的思考、カタチを創る技術を学ぶ

新しい空間をイメージする時、今までに無いアイデアを求められることがあります。それらは「自分の美しいデザインの抽斗」を参考に、さらに自由な感覚を積み重ね産み出していく作業です。しかし、単なる発想だけでなくそこに至る考え方とプロセスによって、初めて今までにないアイデアとして認知されます。
また同時に、その自由なデザインをカタチにするための知識と技術を学ぶ必要があります。“絵に描いた餅”ではなく実現する方法は、日常の地道な学びと技術の鍛錬から始まります。

表現する力を磨く

デザイナーが自分のデザインを実現するために必要な力、それはプレゼンテーション力です。とても素晴らしいデザインでも、表現できなければ伝わりませんし、採用もされません。伝えるために表現力を磨くことが大切です。
表現力はスケッチなどの描写表現であったり、コンセプトを分かりやすく論理的に伝える文章力であったり、人前で説明をする発言力であったりしますが、それらは練習や経験によって向上することができます。先輩の作品を参考に、失敗を恐れず、たくさんの経験を積みましょう。

インテリアデザイナーになるためには

名古屋造形大学では、空間作法領域の溝口周子スタジオが一番適切な領域となっています。
必要な知識や技術、デザインを学ぶ講義や課題設定、そして豊富な講師陣による細やかなサポートによって将来に繋がる学びを経験します。また関連企業へのインターンシップ紹介や資格取得の指導サポートによって、キャリア支援に繋げて行きます。