グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



キャリア・就職

ホーム >  キャリア・就職 >  お仕事紹介 >  企画・広報

企画・広報


企画は、課題解決を目指してマーケティングを行い、企画を立案する仕事です。広報は、商品やサービスのプレスリリースなどを行い、外部への情報発信に係る仕事です。また、"PR"とも表現されます。PRとは"Public=一般の人々"と"Relations=関係性"をつくるという意味です。サービスの提案や商品開発、マーケティングなどに携わり、スケジュール提案など内側で采配を行うのが企画業務、外部に発信するための戦略を練ったのち、役割分担、データ分析を行い、販売促進をするのが広報業務と言えるでしょう。
それぞれ別の部署となっている企業も、企画を行いつつ広報も担当する企業もあります。

【空間作法領域】卒業生 今尾 真也 / コメント

リトルクリエイティブセンターというデザイン会社を起業し、グラフィックデザインをベースに企業やお店のデザインから商品の企画やディレクション、物販からイベント企画など色々なことを行っています。企業やお店だけでなく、最近では行政と企画を立てることも多く、地方ゆえに幅広くデザインをしています。
他にも、デザインを軸に『ALASKA BUNGU』『さかだちブックス』の運営、『KAKAMIGAHARA STAND』や『やながせ倉庫団地』『SUNDAY BUILDING MARKET』の共同運営も行っています。

必要な能力 TOP5

技術力 追及心 行動力 継続力 発想力
社交性 協調性 客観性 几帳面 責任感
向上心 主体性 柔軟性 計画性 自制心

大学で努力・経験すべきこと

展示やイベント、プロジェクトの運営を経験する

企画を立てるためには、期日やスケジュールはどうすべきか、どんな役割が必要か、宣伝のためにどのメディア媒体を使うべきかというように様々な要素を考慮する必要があります。パンフレットやチラシ一つ作るだけでも、伝えるべき情報の整理整頓、写真の厳選、サイズ感など、決めるべきことがたくさんあります。
それらを決める際に、何が大切なポイントなのか、進め方はどうすべきか、外注先への対応はどうすべきかなど、初めて企画広報をするとなると、不明な点が多いでしょう。名古屋造形大学の場合は、作品を制作する機会があり、尚且つそれらを展示することが可能です。その際に、自ら率先して先頭に立つことを心掛けてみてください。そうすることで、どのように作品を配置した方がお客さんが見やすいだろうか、どのように宣伝をした方が興味を持ってもらえるだろうか、どういう作品があった方が楽しんでもらえるだろうかという、考えるべき"ポイント"が分かってきます。
また、実際に経験することで、トラブルや事故などの臨機応変に対応する能力や、問題点を把握し改善する能力も、必然的に身に付いていきます。

"講評"でプレゼンテーションスキルを磨く

企画・広報という職種は、経営の中核を担う仕事です。そのため、他の職種よりも"目的"と"理由"をしっかりと理解して行動し、他者へ説明しなければなりません。でないと、相手に理解を促し共感させることも、情報発信にも繋がりません。
デザインや美術を学ぶ上で、最後に行うことが"講評"です。講評では、自分の作品や自分の考えについて、他の学生や教員の前で発表し、意見をもらいます。所謂プレゼンテーションの場であり、インプットとアウトプットが両立する時間です。
作品制作と講評はセットで行われるので、4年間課題をこなすだけでかなりの数のプレゼンテーションを熟すこととなります。

アンテナを張り、視野を広げ、アイディアを生み出す

分析を行う関係上、世間の動向、トレンド、競合他社の動きなどの情報を収集する必要があります。そのためには、広い視野を持ち、常識に囚われすぎず、物事や状況を判断していく能力が欠かせません。
では、それらを鍛えるためにはどのように大学生活を過ごしたら良いでしょうか。
名古屋造形大学の場合は、作品制作を行う最初の原動力となる部分が、この能力に関連しています。なぜならば、デザインや美術と呼ばれるジャンルは、理由なく生まれることがないからです。こんな絵を描いてみたいという好奇心、この商品で不便を解決したいという社会的視野、こんなものがあったら楽しいだろうなという創造力ーーーどのようなモノであれ、起点となる"意識"や"知識"が必要となります。それらがなければ、新しいアイディアは浮かびません。大学のクリエイティブな学びを通して、アイディアを生み出す過程を実体験していきましょう。

似たような業種

マーケティング、宣伝、商品企画、営業企画、経営企画、事業統括、新規事業開発

企画・広報の仕事に就くためには

専門職や技術職ではないので、どこの領域からでも目指すことが出来ますが、空間作法領域などマーケティングの授業を取り入れている領域が一番近しいでしょう。
まずは自分の興味の湧く領域や学びを見つけ、外部を意識した制作や発表を繰り返すのが大切です。特にデザインにも興味がある学生は、市場調査やデータ分析などの基礎を学ぶことも、とても重要です。