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学部・大学院




学部


名古屋造形大学は2020年度入試より、
造形学部 造形学科 5領域に分かれました。

より広く複合的に学びながら、自身を高めていくことが出来る"領域"を設置。さらに多くの選択肢から自分の可能性を選べるようになりました。新しい時代の自分の未来に向け、先進的なチャレンジが可能です。



5領域の概要


美術表現領域

従来までの、洋画、日本画、彫刻、コンテンポラリーアートという分野に分けるという考え方は、それぞれの分野の純粋性・自立性を保つためには有効ですが、その相互の関係を構築するためにはむしろ弊害になっている傾向もあると思います。それぞれを美術表現領域というひとつの研究領域に統合した上で、それぞれの研究者が相互に関わり合い自由に活動できる環境を目指します。
美術表現領域は、美術とは何か、芸術とは何か、誰のための表現なのかという本質的な問いかけを含んでいます。正確に言えば“美術理論”というべき領域です。大学教育の芸術理論の根幹を担います。

映像文学領域

すぐれた文学作品の情景描写は、その情景の中にいる登場人物の内面をも描写します。
読者はその情景を想像し(頭の中で映像化し)、登場人物の心の動きを想像することができます。一方でマンガという表現形式はその情景を映像として描写します。すぐれたマンガ作品においては、活字による説明がなくても、読者はその登場人物の心の動きを推し量ることができます。
それはアニメーション、グラフィックデザインなどの表現形式にも強い影響を与えたと思います。その作品性の中心は、読者と登場人物に仮託された作家との会話であり、二十世紀の日本で文学作品としてのひとつの高みに達したと思います。その総体を映像文学という新たな研究領域として立ち上げます。

地域社会圏領域

建築空間とは、「それ自身であると同時に周辺地域社会との関係」です。建築と周辺環境・地域社会との関係を強く意識した研究活動を目指したいと考えます。それは同時に、ひとつの領域性を持った地域社会(地域社会圏)の構築を目指すことだと思います。
都市環境のためのサインデザイン、あるいは地域社会に固有の交通機関(プロダクトデザイン)のような新たなデザイン活動が創造されることを目指します。

情報表現領域

数値化された情報や文字を含めた情報を、視覚(聴覚、触覚)の情報として表現することによって、発信者と受け手との関係は劇的に変わります。
医療、教育、行政・政治、遊び、ビジネスといった様々な現実世界における、人と人の間に存在する楽しさや悲しさなどを含んだ感情・感覚について考え、AI などの先端メディアテクノロジーと、人々の心を動かすイラストレーションなどのアナログ表現との組み合わせを軸に、Web やアプリ、ゲームなどの様々なコミュニケーションツールをデザイン、エンターテイメント、アートとして表現していきます。

空間作法領域

数値化された情報や文字を含めた情報を、視覚(聴覚、触覚)の情報として表現することによって、発信者と受け手との関係は劇的に変わります。医療、教育、行政・政治、ビジネスといった様々な現実世界における膨大な情報はどのように可視化されるのか。
人と人の間に存在する個の感情・感覚を、AIなどの先端メディアテクノロジーと人々の心を動かす芸術表現(メディアアート、イラストレーションなど)との組み合わせで、多くの人々と共感・共有できるようなコミュニケーションツールをデザイン、エンターテインメント、アートとして表現していきます。

 

各領域相互の関係

名古屋造形大学の教育・研究理念の中心は「都市美」です。それぞれの領域は美しい生活環境をつくることを目指します。そのためには、それぞれの領域は相互に関係する必要があります。
「美術表現領域」は「映像文学領域」と深く関係していると思われます。
また、「地域社会圏領域」と「空間作法領域」も深く関わっています。空間作法の美学が成り立つためには、その作法の舞台である「地域社会圏」が予め存在することが前提です。「情報表現領域」は、今後 、都市情報を視覚化しようとするとき に重要な役割を果たすと思われます。他の領域との関係の中心的な役割を担うと思われます。
5つの領域相互の関係こそが、大学の新たな芸術理念をつくり出すものと考えます。