情報表現領域
情報表現領域とは
分かりにくいことを分かりやすく伝える。見てわかるとはどういうことか。その考えや技術を学びます。
数値化された情報や文字を含めた情報を、視覚(聴覚、触覚)の情報として表現することによって、発信者と受け手との関係は劇的に変わります。医療、教育、行政・政治、遊び、ビジネスといった様々な現実世界における、人と人の間に存在する楽しさや悲しさなどを含んだ感情・感覚について考え、AI などの先端メディアテクノロジーと、人々の心を動かすイラストレーションなどのアナログ表現との組み合わせを軸に、Web やアプリ、ゲームなどの様々なコミュニケーションツールをデザイン、エンターテイメント、アートとして表現していきます。
目指す職業
- プランナー
- ディレクター
- ゲームクリエイター
- ゲームプランナー
- イラストレーター
- 映像クリエイター
- グラフィックデザイナー
- Webデザイナー
- メディアアーティスト
- エンターテイメントデザイナー
- プログラマー
- UIデザイナー
- ICTエンジニア
カリキュラム
1年
必修
PC基礎
(ネットワーク基礎・Web基礎)
(ネットワーク基礎・Web基礎)
デザイン基礎
(デザインロジック)
(デザインロジック)
グラフィックデザイン基礎
(フォトショップ・イラストレーター)
(フォトショップ・イラストレーター)
撮影基礎
(写真、動画、照明)
(写真、動画、照明)
編集基礎
(音、動画)
(音、動画)
イラストレーション基礎
(スケッチ)
(スケッチ)
デジタルファブリケーション
(レーザーカッター、イラストレーター)
(レーザーカッター、イラストレーター)
選択必修
2つの中から1つ選択します。
インフォ グラフィックス |
ゲーム |
グラフィック デザイン応用 |
ゲームデザイン 基礎 |
2つの中から1つ選択します。
3DCG | 2DCG |
Maya | クリップ スタジオ |
2つの中から1つ選択します。
PC | 描写 |
プログラミング |
アイデア 表現 |
2年前期
必修
アニメーション基礎
マーケティング基礎
デザインの理論と実践
ポートフォリオ作成
選択必修
デジタルイラスト基礎
Webデザイン基礎
ビジュアルブック
ゲームデザイン応用
デザインとイラストレーション
フィギュア立体 / イラスト
2年後期~4年
2年生後期からはスタジオ制になります。情報表現領域のスタジオを1つ選択します。
将来の職業
- プランナー
- ディレクター
- ゲームクリエイター
- ゲームプランナー
- イラストレーター
- 映像クリエイター
- グラフィックデザイナー
- Webデザイナー
- メディアアーティスト
- エンターテイメントデザイナー
- プログラマー
- UIデザイナー
- ICTエンジニア
先輩メッセージ
本多 彩花さん 4年
愛知県・聖霊高校 出身
もともと絵を描くことが好きで、将来は絵を描く仕事をしたいと思っていました。イラストとデザインの両方をしっかり学べるところが魅力で、名古屋造形大学を選びました。最初はロゴ制作などのデザインの授業に苦手意識があったのですが、課題を進めていくうちに「自分の絵を活かしたデザイン」や「より相手に伝わるデザイン」など、だいぶつかめるようになって、デザインが楽しくなってきました。課題が多くて大変なときもありますが、両親も創作活動を応援してくれているので頑張りたいと思います。
愛知県・聖霊高校 出身
もともと絵を描くことが好きで、将来は絵を描く仕事をしたいと思っていました。イラストとデザインの両方をしっかり学べるところが魅力で、名古屋造形大学を選びました。最初はロゴ制作などのデザインの授業に苦手意識があったのですが、課題を進めていくうちに「自分の絵を活かしたデザイン」や「より相手に伝わるデザイン」など、だいぶつかめるようになって、デザインが楽しくなってきました。課題が多くて大変なときもありますが、両親も創作活動を応援してくれているので頑張りたいと思います。
大瀧 悠平くん
愛知県・豊川高校 出身
メディアを使ったデザインについて学びたくて名古屋造形を選びました。最近はプログラミングにはまっています。1・2年生の時に基礎は学んでいたのですが深くやったことはなかったんです。プロジェクトでプログラミングに触れる機会があり、やってみたら意外と面白くてはまっています。将来は世の中に出回っていない仕組みをデザインして、このシステムを考えたのは俺だぞ!と言いたいですね。
愛知県・豊川高校 出身
メディアを使ったデザインについて学びたくて名古屋造形を選びました。最近はプログラミングにはまっています。1・2年生の時に基礎は学んでいたのですが深くやったことはなかったんです。プロジェクトでプログラミングに触れる機会があり、やってみたら意外と面白くてはまっています。将来は世の中に出回っていない仕組みをデザインして、このシステムを考えたのは俺だぞ!と言いたいですね。
Pick up
"WHO's NEXT?"「Blond Girl]
CGWORLD学生CGコンテストで全国11位に入賞!中部地区では最高位!!
〈和田真美さんコメント〉
デフォルメのきいたキャラクターモデルに対し、布や髪の毛の質感をリアルにすることで、海外のCGアニメーションに出てくるようなキャラクターを目指しました。今後はゲーム向けローポリモデルや背景、プロップのモデリングにも挑戦してみたいと思っています。(使用ツール:Maya,Mudbox,Photoshop,After Effects)
〈和田真美さんコメント〉
デフォルメのきいたキャラクターモデルに対し、布や髪の毛の質感をリアルにすることで、海外のCGアニメーションに出てくるようなキャラクターを目指しました。今後はゲーム向けローポリモデルや背景、プロップのモデリングにも挑戦してみたいと思っています。(使用ツール:Maya,Mudbox,Photoshop,After Effects)
卒業制作/和田真実
Works
卒業制作「朽」
金山 彩恵
卒業制作「おもしろえほんつくりき」
川添 美奈
卒業制作「Plaything」
香月 誠亮
卒業制作「リソウキョウ」
安藤 シオン
自主制作「VR IDOL LIVE」VRで仮想アイドルのライブを体感しよう
矢島 実佑
卒業制作「croption~2019 Spring&Summer Collection~」
河野 由依
Project
社会と繋がるプロジェクトから学ぶ
メディアデザインコースでは授業以外に多くのプロジェクトを運営しています。プロジェクションマッピングやセンサー技術など先端的な表現をとりいれたインタラクティブ表現などのエンターテイメントデザイン、そして教育や医療というシビアな分野でデザインがどう役立つかというインフォアニメディアの研究など、社会と密接に関係するICT技術を使ったデザインによる新たな領域に挑戦しています。社会貢献の可能性を実務レベルと同じ水準で体験し、より社会と密接につながった研究や、積極的な学外での活動を行っています。
プロジェクションマッピングプロジェクト
博物館明治村などでプロジェクションマッピングを行なっています。その他4K映像やデジタルサイネージ、リアルタイムレンダリング技術などを利用した様々なエンターテイメントコンテンツの開発に取り組んでいます。プロジェクションマッピングは建物などに、3DCGやアニメーション、実写といった映像ソースを投射し、建物の形や特徴を利用したエフェクトで演出します。テーマや演出、映像制作、設営まで、メディアデザインコースの学生と教員が手がけています。
インタラクティブコンテンツの開発
2009年から活動しているスイッチは、学外での展示や発表を主な目標に、センサーなどを応用したインタラクティブコンテンツの開発など、日々新しい作品制作や研究を行っています。2016年からは魔法の美術館にも作品を出展し、また愛知県児童総合センター主催の汗かくメディアでは作品「あまもり」が賞を受賞しました。外部委託の仕事など実務的な制作も手がけ、社会との接点を常に考えた活動を行っています。
インフォアニメディアプロジェクト
国立がん研究センターと共同で大腸がんのインフォームドコンセント用ツールを開発しました(科学研究費助成課題平成27年度まで)。現在、放射線を理解するための教育ツール開発など、デザインで医療や福祉、教育に関与し、問題を解決する為の研究をプロジェクトで進めています。アニメーションやイラストによる表現を「インフォアニメディア」という造語で呼び、美術系大学の得意とする「描く」力を新たな領域へ応用することで、新しい分野の創出を目指しています。