9月19日(月)雨

今日は世間では休日らしい。
しかし、我が大学は休みではない!

朝から大学で仕事。
お昼は学食。
豪華な学食も良いが、学食らしい学食も良いもんだ(値段もぐんと安いしね!?)。
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夕方から神戸に移動。
中学・高校時代にしょっちゅう一緒にいた友人たちと会食。

このブログでも(6/26, 6/29, 6/30)触れたが、今年、2人の友人を亡くした。中学・高校時代、特に親しくしていた7人の友人たちがいて、クラシック音楽や美術、そして文学など共通の関心事についていつも熱く語り合っていた。

そのうちの1人が5年前に亡くなり、今年相次いで2人が亡くなって、残り4人となってしまった。まだ辛うじて過半数を保っているが、次の1人があちらに行ってしまうと重心が向こうに移ることとなる。

今回、アメリカ滞在中の友人が一時帰国したので、その機会に神戸で集まった。と言っても、今回は3人だけで、あと1人は中国に赴任中だ。

アメリカから一時帰国した友人は単身赴任中なのだが、暇を見つけてはオペラやコンサートに頻繁に足を運んでいるらしい。また、かつては全く美術に関心が無かった彼が、今は幾つもの美術館の会員となり、美術史の本を読みあさっているとか。昔から勉強家ですごい集中力の持ち主だったが、人の性分って変わらないものだとつくづく思う。

もう一人の友人は一昨年まで高校の校長先生だった。彼が仲間うちで最も早くマーラーに開眼し、彼から借りたレコードで私もマーラーに嵌まっていった。バーンスタイン指揮ウィーンフィル、キングとディースカウが歌う”大地の歌”、バーンスタイン指揮ニューヨークフィルの交響曲第6番、第9番、クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団の第7番など、彼から借りて初めて聴いたマーラーは多い。

昔話に花が咲き、我々の中で亡くなった友人達が生き生きと蘇ってきた。そして、二次会は、今年亡くなった友人の1人がよく通っていたバーで彼のボトルを勝手に飲んだ。まあ、他に飲む人も居ないからいいよね!?
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久々に会った友人たちと楽しく話をし、供養の飲み会終了。
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夜の三ノ宮駅