21年前の今日、早朝に大きな揺れで目が覚めた。枕元に棚が置いてあったので、思わず手で支えたことを思い出す。小牧では震度3であったが、神戸の実家は震度7の揺れに見舞われていた。
時の経つのは早いものだが、今でも街の彼方此方に震災の傷跡を見る。私の家族には幸い怪我が無かったが、親しい人を亡くされた多くの方々のお気持ちを思うと胸が痛む。
実家の大きなタンスやテレビ(当時の重たいブラウン管のテレビ)が吹っ飛ぶほど急激で大きな揺れだったので、家族が無事だったのは本当に偶然だったと後で思い知った。
家は全壊の認定を受け、家族は1年半にわたる仮設住宅暮らしを経験したが、多くの方々から有形無形のご支援をいただいたことは忘れないし、また、被災者同士が助け合う心で結びついていたことを思い出す。
毎年、この日になると当時のことを思い出す。
今日はセンター入試の第2日目。
早朝、家を出て、同朋学園名古屋キャンパスに6時半過ぎに到着。
夕方の空。
天気は下り坂だが、何とか雨も降らず終えることが出来そうだ。
担当の教職員一同ミスの無い進行を心懸け、できうる限りの準備を行ってきたが、それでも実際の運営には神経を使う。無事にすべての試験を終えた午後6時過ぎ、担当の教員の皆さんに集まっていただき終了式を行った。
その後は、職員の方々を中心に後片付けを行い、解答の搬出を厳重な警備の下に行ってすべての業務が終了したのは午後8時少し前。予定よりかなり早い時間だった。
担当の皆さんお疲れさま!
そして、受験生の皆さん。努力が報われますように!!