3月8日(日)晴れ

今日は春たけなわのような暖かい一日だった。

ほぼ一日自宅で仕事。

午前中、せっかくの好天なので近くの大縣神社の梅林を観に行った。
梅まつり開催中。
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これがご本尊。
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西の方に下ってゆくと田縣神社があり、そこには男性の象徴が祭られていて、3月15日には”天下の奇祭”と言われる豊年祭が行われる。

この斜面が梅林。
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甘酒を一口いただいた。
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この辺りはまだ梅は満開とはなっていない。
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日当たりの良いところはかなり咲いてきている。
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白梅も美しい。
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甘い香りが漂う。
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梅と私。
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下に神社の社が見える。
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山の方に上ると遠くまで見通せる。
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土雛の展示が行われていた。
明治のころかな?? 時代を反映している。
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お店も出ていた。
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家に戻って部屋で仕事。
以前の展覧会に使ったキャプションが出てきた。
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自分が書いた文章だが「顔は平均化されることで、どんどん空疎な表情になり、喜びや痛みを伴う日常を生きている人という印象が薄れていく…」というところは、ちょっと考えさせられてしまった。

10年前に久々に油絵の具を使って制作した作品だが、今になって、言いたかったことがより鮮明に感じられる気がする。

一段落付いて、窓から夕空を見る。
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家で夕空を見るなんて何年ぶりかな…

そうそう「梅の木」という話がある。
北村薫の「語り女たち」という17篇からなる物語集の一番最後のお話。
10年ほど前に読んだ。
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何とも美しく、少し哀しい物語…
久々に本棚から取り出して読んでみたら涙が出てきた。