予定されていた大学の行事が台風接近の可能性があったことで数日前に中止になり、午前中に時間が出来た。
そこで、先週現場まで行ったが悪天候のため観ることができなかった”荒野ノヒカリ”をあらためて観に行った。
とりあえず、全体の距離を確かめるため、3号から6号までのトンネルと通り抜けてルートの終点まで行ってみた。
籠で出来たゴンドラがある。毛布が敷いてあるということは、人が乗って移動できるようになっているのだろう。
切り株もお役に立っているようだ。
猿の腰掛けがくっついている。
企画者の高橋綾子先生(名古屋芸大准教授)とバッタリお会いし、ドリアン助川さんを紹介していただいた。ただ、午後の予定があるため、午後1時半からの「アルルカン・ヴォイス・シアター」のライブを観ることができない。残念!
この展覧会では、通路に砂利が敷かれているので、歩く速度を早めることが出来ない。結果として、観る人を一定時間トンネル内にとどまらせることになっているのが(意図的だとは思わないが)面白い。
半世紀の間、忘れ去られていた鉄道の遺跡は、必然的に無常を感じさせ、時の流れを意識させる。また、自らの命も永遠ではないことをあらためて思う。
この光景がアーティスト達を刺激したのであろう、見応えのある展覧会になっていた。
大学の行事が中止になったことは残念だが、諦めていた”荒野ノヒカリ”を(あまりゆっくりではなかったが)観ることができたのは良かった。
あらためて、観たい展覧会は出来るだけ早い時期に、無理に時間を作ってでも見ておいた方がよいと痛感。反省…
今日は友人とその奥さん、娘さんと京都で会う約束がある。
友人はドイツ在住で、奥様はドイツ人。
娘さんは高校3年生で大変かわいらしい。
デュッセルドルフに居たときには大変お世話になった。
ホテルのロビーでゆっくりとお話ししたあと、ちょっと郊外の割烹で美味しい料理をいただきながら話に花が咲いた。
ホテル近くに戻って、イタリアンレストランでグラッパとワインを飲みながら夜中まで話は尽きず、ホテルでベッドに転がり込んだのは3時近くになっていた。
今日は久し振りに親しい友人と楽しく話ができた。
本当にいい日だった!