2月24日(日)晴れ

2月も終盤に差し掛かっているが非常に寒い。
午前中はヘアカットに行った。考えてみたら年末から行っていない。スッキリと短めにしてもらった。

午後からは”アートラボあいち”で開催中の展覧会”CRASH×BUILD”のクロストークに出席。実はこの展覧会、まだ観ていなかったのでまずは作品を拝見した。

・・・なるほど、名古屋造形大学の卒業生で”CRASH&BUILD”を続ける13人の作家を選んだ企画者の吉岡俊直さん、田中由紀子さんの視点はハッキリしている。確かにすべての作家が程度の差はあれ”CRASH&BUILD”を繰り返してきたのだと思う。

私はトークの中でも、表現メディア自体の枠組みを変える力を持った作品を特に評価したいという意味のことを話したが、本の書き込みという、それ自体注目もされなかったし、ましてや作品になろうとは誰も考えなかったものを作品化した古沢和宏の作品が印象深い。本の内と外で物語が進行してゆく様を、まるで当人になったように追体験させてもらった。この作品の構造は面白いし、アートの枠を少し拡げることができたのではないかと思う。

鮮烈だったのが高須健市の作品だ。高須は在学時から非常に鋭い視点を持っていた。卒業後もできる限り作品を観てきたが、今回の作品も私にとって非常に面白い作品で、観た後も長い時間考えさせられ続けている。
セクシャルなテーマを持った作品で誤解されやすいかもしれないが、非常に真面目な作品だと思うし、性のみならず生についても鋭い投げかけがなされている。また、何よりも作品のロジカルな構造が面白い。私の頭の中でウィンウィンと音を立てて”CRASH & BUILD”が繰り返されている。
他の作家たちの作品も見応えのあるものばかりで、幅広い分野で活躍している若手の作品を是非ご覧いただきたい。

会期は3月3日まで(11:00-19:00、月・火は休館)、会場は「アートラボあいち」の地下1階と2階、
住所:愛知県名古屋市中区錦2-10-30、TEL:052-204-6444
http://crashxbuild.blogspot.jp

3時からのトーク開始に向けて、会場の準備が進む。

いよいよトークが始まる。メンバーの表情に若干の緊張の色が。

2時間越えのトークが終わり、近所の”世界のYちゃん”で打ち上げ。
このビール(ヴァイツェン)が飲めるところは少なく、これを置いている”Yちゃん”に敬意を表したい。以前、店員さんに何故これを置いているのか聞いたところ「社長が好きだから」ということだった。社長、頑張って下さい! ところで社長はY田さんですか、Y本さんですか、それともY崎さん? (※ 後にY本さんであることが判明)

その後は日本酒を飲みながらメンバーと会話を楽しんだ。

企画者の吉岡さん、田中さん、お疲れさまです。良い展覧会になったと思います。

ただいまウニさん!
今日は伸びている。