世間では海の日らしいが我が名古屋造形大学では立派な開講日だ。
他の休日の振り替えなのだ。
午前9時、高知からお客様。
先生と学生さんたちが遠路はるばるミニバンでやってこられた。
N先生は高知で仲良くさせていただいている先生だ。
今日はゆっくりと学内を見学していただいた。
その後、10時からは桃美会(学生の保護者の会)の役員ミーティング。
最初に少し挨拶させていただいた。
恒例の秋の総会とパーティを今年は学内で行いたいとのご意向だ。お子さんが学んでいるキャンパスで行いたいとのお考えは理解できる。実りあるお話が出来るような会にしましょう!
その後、お昼に執行部会議。お昼の貴重な時間をいただき申し訳ないが、報告しておきたいことや審議すべき課題も多い。執行部の先生方の知恵とやる気に支えてもらっていると痛感している。
その後、遅い昼食。
今日はバランスランチがほとんど売り切れ状態だったので、豚丼にした。これが大大大正解! 海苔の上に大量の刻みネギがのっているが、これが絶妙。牛丼を食べるときの私のやり方で紅ショウガと七味をたっぷり。ホント美味しかった!
その後、急ぎ足で学内D1ギャラリーへ。ここでは今日から平林ゼミ展がスタート。洋画の平林先生のゼミ生(ほとんどが院生)の展覧会、平林先生も出品されている。
今回はタブローだけではなく、プラスでドローイングとかインスタレーション作品などが義務づけられているようだ。皆がそれぞれ苦労しながら独自の世界を作り出そうとしているように感じられる。私は講評を依頼され、平林先生と日比野先生とともにコメントさせてもらったが、お二人の批評があまりにも的確なのでほとんど言う言葉がない。
しかし、そこは伊達に長年教員をやっているわけではない。違う角度から見た批評を述べる。ちなみに、私は差し障りのない評価でお茶を濁したくないので、場合によっては、かなり厳しい注文を付ける場合と、このままやればよい的な全面賛辞の場合もある。特に複数の教員が参加しての講評会の場では出来るだけハッキリとした評価をするようにしている。
かつて私も厳しい評価をされたことがあるが、それは自分で気づかなかった見方を新たに与えてくれていたのだと今では分かる。若い人たち、あまり今の殻に閉じこもらないで、勇気をもって殻を破って成長してほしい! あとで「小さな殻だったなぁー」って気付くよ!
最後の学生の批評を終えるやいなや車で名古屋市民ギャラリー矢田へ。洋画4年生前期修了展が行われているのだ。
この展覧会は今日が最終日で、ぎりぎりで滑り込んだ。一人あたりの点数も多く、力作が揃っていた。
入学前から知っている高知出身のMさん、いいね! このままがんばってほしい!
その隣室のOさんの作品、油絵の質的魅力を感じさせる。いいね!
また、様々な実験的作品もあった。今は試行錯誤であっても、必ず将来実を結ぶことになると信じる。若いっていいね!
帰りに受付で写真を撮ろうとしたら「ピースしましょか?」との申し出。「おー、やってちょ!」ということでピース! おーい、男子諸君もおいでよ!
その後、大学へ戻って会議。今日は我が学園の三大学の学長+事務部長会議。この会議では勉強させてもらうこと、インスパイアされることが非常に多い。2回目だが、私にとっては掛け替えのない会議となっている。
その後、事務部長から幾つか報告を受け、今日の業務は終了。
二大学の学長さんと事務部長さんは美味しい本格派カレーを食べに行ったが、私は我慢して自宅で食事だ。このところちょっと外食多いもんね。
ということで、9時半に大学を出て帰宅。
盛りだくさんな一日だった。
おやすみ!