朝、名古屋の出力センターに行き、作品のプリント具合をチェックした。
今週末にはプリントが上がるので、直ぐに広州に向けて発送する予定だ。
大学に戻り、打ち合わせ。
そして、午後からは会議が続けて二つ。
会議終了後、桃花台バス停へ。
彼方の山際がピンクに染まっている。
手前には我が大学が見える。
拡大してみると”NZU”の文字に夕日が反射している。
バスの車窓から遙か彼方に山並みが見える。空気が非常にクリアだ。
ガレリア・フィナルテで今日から始まった日比野ルミ展’LET THERE BE LIGHT’のオープニングパーティに出た。
色鮮やかなガラスを使った作品。
このガラスは製品化されなかったもので、展覧会終了後は再び溶かされてガラス素材として製品化されるらしい。
そういう意味ではこれは仮の姿であり、素材がたまたま今このような形で作品化されているに過ぎないとも言える。
日比野さんはかなり以前からガラスを素材に制作されているが、その透過する光、反射する光に惹かれているとのこと。
一昨年の美濃加茂での”きそがわ日和”で展示された作品では、不透明で強い色合いのガラス素材でできた作品が、旧大垣共立銀行美濃加茂支店のレトロな空間との間に強い緊張関係を生じさせていたことを思い出す。
その作品では、作家の行為の痕跡を突き放し無化するような素材そのものの強さが、制作するということの意味についての観る者の考えを強く糺すような迫力があった。
今回の作品は、透明なガラス素材ということもあり、むしろ、周りの空間と馴染み、より調和的になっているような気がする。
美しい作品だと思う。
是非、ご覧を!
日比野ルミ展’LET THERE BE LIGHT’
2014年3月3日(月)〜15日(土)
12:00〜19:00 (日曜は休廊)
ガレリア フィナルテ
〒460-0011
愛知県名古屋市中区大須4丁目6−24 成田ビル上前津 B1F
TEL.052-242-8684