朝は大学で執務。
お昼前に大学を出て東別院に向かった。
東別院の参道のデザインには、現特任教授の岡田先生や前々学長の石黒先生など、名古屋造形大学の先生方が関わられた。
ここにも「名古屋造形芸術大学(名古屋造形大学の以前の名称)」とある。
今日は名古屋造形大学特別公開講座が東別院ホールで開かれる。
今年の第2回目となる本日の招聘講師はブックデザインの専門家である松田行正氏。
松田氏は出版社牛若丸を主宰されていて、大変魅力的な本をたくさん世に出されている。
本の形状や質感など、普通考えもしないようなユニークでインパクトの強いものが多く、魅せられてしまう。
そして、松田氏ご自身の著作がそのデザインと相まって誠に面白い。さらに建築のサインのデザインも手がけていらっしゃるなど、誠に多彩なお方なのだ。
講演の間、興味を掻き立てられっぱなしで、2時間が本当に短く感じられた。
今後もさらにお話を伺える機会を作りたいと思う。
さて、会場となっている東別院は名古屋造形大学の属する同朋学園とは縁のある寺院だ。
この東門は終戦間際の空襲で唯一焼け残った歴史のある建造物で、しばらく前までは通り抜け出来ない状態だったが、平成27年7月15日から工事を始め、昨日終了したばかりとのことだ。