11月27日(金)晴れ のち 曇り

今日は少し風が冷たい。

朝、車で名古屋キャンパスへ。
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空が青い。
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名古屋キャンパスの木々も紅葉し、すでにかなり落葉している。
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午前中は同朋大学の報恩講。
昨日の同朋幼稚園の報恩講に続いて、今日は同朋大学と同朋高等学校の報恩講。
法要の後、同朋大学の廣瀬惺先生の法話があった。

齋藤孝氏の「親鸞の言葉は押しつけがましくない。それなのに、深く心に入ってくる。」という言葉から、歎異抄や教行信証の話に入ってゆく。非常に分かり易く奥深いお話だった。

同朋大学の報恩講では会場全体を読経の声が包み込むように響く。本当に豊かな響き。お経はリズムも旋律も複雑ではないので、言葉と音について色々と感じるところがあった。

言葉は「意味するもの」でありそれ自体記号だが、それが音(声)という空気の振動に乗ってくることで鼓膜や身体の共振を伴う。もちろん、我々は聞いた言葉から「意味」を解読する訳だが、目で読む言葉とは明らかに違う伝わり方をする。実体の無い「言葉」に、あるヴォリュームが伴ってくるように思えるのだ。

西洋音楽の発展に宗教音楽が大きく寄与したように、日本の音楽の発展にも声明や和讃などが大きく影響したことは容易に想像できる。複雑な音楽ではなく、音楽のかつての形を想像できるような「お経」を聴いていると、音と言葉の関係が具体的に理解できるように思われた。

音と言葉の関係についてもう少し考えてみたくなった。

お昼は近くの”Niceday”。
ここのハンバーグは中々のものだ。
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以前にも紹介したが、ここはお店の周辺の植物が綺麗に手入れされている。
ハイビスカス。
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これは何だろう?
可愛い花!
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このあたりには真っ直ぐ続く道が多い。
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朝と違って空は曇ってきて肌寒い。

午後は同朋高等学校の報恩講。
一柳智史氏の法話は「命」について深く考えさせられるもので、高校1年生の皆さんの心にも深く響いたことだと思う。

大学に戻り会議の前に西の空を見ると美しい夕焼けが始まっていた。
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山際は燃えるように輝き、上空の雲は紅色に染まっていた。
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会議終了後、午後8時少し前に帰宅。