朝、開館時間直後に京都国立博物館へ。
琳派誕生400年記念「琳派 京(みやこ)を彩る」を観た。
“琳派”と呼ばれる巨匠たちの作品をこれだけまとめて観る機会はないだろう。
じっくりと観て、堪能した。
お昼頃、見終わったときには行列は全く無く、ガラガラ。
土曜日なのに??
続いて京都国立近代美術館へ。
PINPA IMAGE 琳派イメージ展。
琳派=RINPA、何となくしっくりこないな〜発音的に…
LIMPA とかじゃないかな〜。
名古屋の豊国神社の大鳥居も迫力あるけど、平安神宮の鳥居はここから見ることができるのがスゴイ!(近代美術館の4階から)
ちなみに、豊国神社の鳥居と平安神宮の鳥居は80尺(24,2m)で同じ高さ。そして同じ昭和4年の完成。
両方とも日本で7位の高さ(データによっては若干違う数字もある)。1位は和歌山県田辺市の熊野本宮大社の鳥居で、高さ 33.9m、平成12年の完成。
歩いていると日に焼けて退色したポスターが…
これはこれできれいな色だけど。
つづいて GALERIE 16で開催中の吉岡俊直”A Tree”を観た。
名古屋で以前発表した作品に少し加えた展示だ。自宅の庭に植わっていた木を一本”解体”し、デジタル・スキャンを行って3Dデータを基にシルクスクリーンの作品にしたもの。
相変わらず視点がシャープだ。
ご本人に久し振りにお目にかかることが出来た。
また、ゆっくりとお話ししたい。
次にギャラリーすずきで西村正幸展を観た。西村さんは多忙な大学業務をこなしながら一貫したテーマで精力的に制作されている。立派だと思う。
この辺りは、高校生の頃に彼女と歩いたことがある。
甘酸っぱい思い出…
ちなみに蹴上発電所は琵琶湖疎水の水を用いて発電した、日本で最初の商業発電所。一方、商業発電以外では、1882年(明治15年)頃には鹿児島県の島津藩庭園で水車を利用した水力発電が試みられている。
蹴上の煉瓦の建物は二代目で明治45年(1912年)の竣工だ。
以前はこの辺りを京阪京津線が走っていて、京阪三条からこの辺りまでは一般道路と同一面上を走る併用軌道となっていた。
蹴上駅から地下鉄に乗り五条駅で下車。
東本願寺北側の大谷保育園へ。
今年の夏、名古屋造形大学の学生たちが制作した壁画を見た。
炎天下の作業で大変だったと思うが、東仲先生の指導で無事完成した。
保育士の方と少しお話をさせていただいたが、園児の評判は大変良いらしい。
そして、もう一カ所欲張って宇治の平等院へ。
午後5時半の閉門近くになっていたが、何とかたどり着いた。
修学旅行や大学の時の研修旅行で何度か訪れたことがあったが、修復され鮮やかな色になってからは初めてだ。
以前の鳳凰堂も趣があって良かったけどね…
定朝作の本尊、阿弥陀如来坐像は残念ながら扉の向こうでお休みになっていた。
大変ハードだけど充実した土曜日が終わった。