10月28日(火)晴れ

このところ授業がビッシリと入っているので、一日の予定が非常にタイトだ。

午前中は打合せからスタートし、院のゼミを行った。
午後はマンガコースの人体デッサン授業、その後も打合せや会議が隙間無く入った。

会議の間に僅かな隙間を作って、D1,2ギャラリーで展示中の”TRANSIT 2014 名古屋造形大学⇔バウハウス大学国際交流展”を観てみた。
リズ先生の作品の解説を見てみると、この作品”Snowflakes”は2008年から今年にかけて制作されたものだった。
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素材は、はさみ、鉗子、ピンセット、管、ノズルなど、溶接されたステンレス製の外科用器具。

作品のコンセプトを簡単に説明すると「手術において、外科用のこれらの器具はそれぞれ特殊な用途が定められているが、有無を言わせず迫ってくるような脅迫的な印象を持たせるこれらの器具を、新たに装飾的な質を持ったものに変質させようとしている」とのこと。

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彼女は「これらの器具の本来の機能をはぎ取って、科学や技術、そして自然などの様々な意味合いを融合し、自然界でSnowflakes(雪片:雪の結晶)が一つひとつ異なるように」Snowflakesを作り出しているのだ。

TRANSIT 国際交流展は10月31日(金)まで、名古屋造形大学のD1,D2ギャラリーで開催されている。
是非、多くの方々にご覧いただきたい。