朝からよこはまトリエンナーレ巡り。
横浜美術館、新港ピア会場、Bank ART Studio NYK を観て回った。
テーマは非常に興味深いし、作家もよく考えて選ばれている。その意味では”よこトリ”は日本のこの種の展覧会ではかなり高いレベルだと思う。
ただ、個人的には「質の高い企画展を観た」という印象にとどまっている。
何故だろう…
ひとつは会場の問題かな??
美術館での展示はどうしても展示空間にすんなり収まってしまう感じが抜けないし、
また、新港ピアの展示施設は仮設のメッセ会場のようで作品との緊張関係が生じにくい。
かつてのドクメンタやミュンスター彫刻プロジェクトのような、観る方がドギマギしてしまうような(企画者の想定を超えたような)展示を期待してしまう方がいけないのかもしれないが、全体がキュレーターのイメージにすんなり収まった感じだった。
とりあえず、ピア会場でコーヒーを飲みながら頭を整理してみる。
まあ、何れにしても、会期中にもう一度来てじっくりと見直してみよう。そうすると、また違った印象を持つかもしれない。
Bank ART Studio NYK では名古屋造形大学OBの山下拓也氏がダイナミックな作品を展開していた。
西日本は豪雨に見舞われてるようで心配だ。
こちらは晴渡っていて気温も高い。
丸一日かけて”よこトリ”を観たあと、夕暮れのイセザキモールを歩く。
その後、黄金町バザールへ。
昨日、作家インタビュー中で観られなかった原田氏の作品を観た。
伊勢佐木町の飲み屋さんで、現在、名古屋造形大学黄金町サテライトスタジオで制作・展示している木村充伯氏、黄金町エリアマネジメントセンター事務局長の山野真悟氏、そして、名古屋造形大学教授で建築家の西倉潔氏と四人で軽く飲みながらのお話、黄金町の歴史と今について学ぶところが多くあった。
黄金町の「名古屋造形大学黄金町サテライトスタジオ」では、現在、木村充伯展「ワタシはミタ」を開催中。
その後、以下のように展覧会がつづく。
第一期:8月1日(金)〜8月24日(日) 木村充伯 タイトル「ワタシはミタ」
第二期:8月26日(火)〜9月23日(祝) 天竺(珪宋+設楽陸) タイトル「天竺大工房」
第三期:9月25日(木)〜10月19日(日) 平野真美 タイトル「Stand By Me」
第四期:10月21日(火)〜11月3日(祝) TRANSIT 2014 タイトル「現代美術国際交流展名古屋造形大学⇔バウハウス大学」
夜更けに伊勢佐木町を後にして、西倉さんと中華街のBARで少し飲んだ。
麻婆豆腐や焼豚など、このところの禁を犯し、夜中に炭水化物を大量摂取。
ま、”糖質オフ教”教祖の西倉さんがオッケーって言うんだからイッか ⁈